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SDGsカフェ

岩手県でのSDGsの認知度をもっとあげていきたいと考えている㈱サンサンスターラボの高野です

昨日は、いわてSDGsカフェに参加して、葛巻町のクリーンエネルギーについて、私なりの視点でお話をさせていただきました。


そもそも、SDGsカフェとは


持続可能ないわての未来を目指し、SDGsに関心を持つ方々が集い、気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うカフェ。
お茶を飲みながら地域のみらいについて自由に語り合う会です。

昨年の7月から毎月第3水曜日の夜に、盛岡にあるアイーナでやっていますが、新型コロナウィルス感染症の影響で最近はオンラインでやっています。
昨晩の様子はこちらです。
https://www.facebook.com/sdgsiwate/posts/579990116256548

私の他にも、3名の皆さんが発表してくださいましたが、とても勉強になります。
SDGsに関して、所属先や年齢、肩書等を全く関係なく、率直な意見を言える場は、とても貴重だし、とても刺激的です。

中川でも、私が話したことと関連があるのですが、
風力発電機の設置と森林保全のバランスについて意見が出ましたが、
恥ずかしながら、このことについて、私は完全に見落としていました。
今まで、何百人の学生さんや社会人を案内してきましたが、このバランスについては全く触れてきませんでした。

個人的にはSDGsはある程度のバランスを求められているだと思っています。
地球にとって良いからと私たちの経済活動を止めれば持続可能な社会を作ることは厳しいと思うし、逆に経済活動を優先すれば地球環境が悪化し、結果的に私たちの生活が脅かされます。

大袈裟ですが、クリーンエネルギーで風力発電所が必要だからと言って、どんどん森林を伐採し、風力発電所を作ることは、逆に環境破壊を招いて、本末転倒だと考えています。

やはりバランスなんだと思います。


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この写真は現在建設している岩手県葛巻町の上外川高原にある風車です。
今現在12基が稼働していて、今年の12月末には新規に22基が稼働する予定です。
5月上旬に撮影しましたが、山頂はまだ残雪がありました。

上外川高原にある風力発電所一番の特徴は、自然や環境に配慮をしている点だと言われています。

例えば、通常、風車の間隔は、風車の直径の3倍の距離を空けて設置されますが、鳥類が風車に衝突をする「バードストライク」の危険性を回避するため、所々通常より風車の間隔を広く空けたり、希少な野草や生物が生息しているエリアには風車を建設しないようにしたりしています。

あと1か月ちょっと経てば、牧草が生え、乳牛が放牧されて、個人的におススメの景色になります。

来月は数人の方にこちらを案内する予定です。
案内の際には、自然との調和という”バランス”を意識して案内したいと思います。

これからも葛巻町や岩手県とSDGsについて情報発信をしていきたいと考えています。


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