0から1ヶ月で簿記2級を取得するまで そしてそのあとの話
あまりお金をかけたくない派の人におすすめの情報があるかもしれません。cpaラーニング、ネットスクール、メルカリには大変感謝しています!
時系列
2020年
『みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記3級』(tac出版)をなんとなく購入
10ページくらいノートに写すなどを試みるもその後本棚の片隅に追いやられ、時が経ちます。
2024年3月
CPAラーニングに登録
SNSで流れてきた広告を見てCPAラーニングを知りその場で登録をしました。日商簿記3級の講義を1回分くらい見たと思います。
そして時は流れます。いつも時は流れている。
2024年5月下旬
この時は麻雀アプリ雀魂にものすごくハマっていました。春頃に始め、やりこんでやりこんでようやく雀傑まで上がったのがちょうどこの頃です。
隙あればやっていた雀魂ですが、ある日メンテナンスで強制的にプレイが禁じられてしまいます。私にとっては初めてのメンテナンスで、たまたまこの日休みだったこともあり、何もやることがなくなってしまいました。部屋を見回して、簿記でも取ろうかな〜とうっすらずっと思っていたことを思い出し簿記のテキストをパラパラめくりました。
その日は他にも掃除をしまくったりシャワーを2回も浴びたりして暇を潰していて、簿記に本腰が入ったわけではありませんでした。
4時間くらいでメンテは終わったので、その後はそれはもうたくさん麻雀を打っていました。
それでもなんとなく心に引っかかったのか、2日後の日記に「CPAラーニングの動画たくさん見た」とあります。この辺りから私の簿記の勉強生活が始まっていったのでした。
2024年6月上旬
ネット試験の簿記3級に合格しました。点数は84点でした。
合格後間を空けずにCPAラーニングを使って簿記2級の勉強を始めました。
2024年6月下旬
ネット試験の簿記2級に合格しました。点数は77点でした。
連結会計の一番難しいところ論点まで絡む問題に当たってしまって、うんざりしながら解いていました。ぎりぎりの点数だったのですが合格はできて一安心しました。
2024年7月〜
合格後間を空けずにCPAラーニングを使って簿記1級の勉強を始めました。商会・工原ともに6割くらいまでは受講したのですが、3週間ほどでレベルの高さに足がすくんでしまいます。ちょうどその頃税理士試験(簿財科目)の教材を安く入手できたので、目標を税理士試験にシフトし現在までマイペースに勉強を続けています。
ちなみに簿記1級の勉強は一旦ストップということになってしまいましたが、馴染みのあるcpaラーニングを通して簿記1級で初登場する論点(例えば収益認識など)を丁寧に学んだ状態で、簿財の勉強に取り掛かれている点は良かったと思っています。
簿記3級に合格するまで
簿記3級合格までに使った教材は
①CPAラーニングの動画、pdf教材、ネット模擬試験
②『みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記3級』(tac出版)
③ネットスクールのネット模擬試験
の3つのみです。
①③はインターネットで無料で利用しましたし、②は本棚に眠っていたものなのでかかったお金は実質ゼロ円でした。
cpaラーニングの講義は、PCの左半分に講義動画を右半分にPDFテキストを表示させ、手元にはB5のノートを準備し取り組みました。
動画は、新しく学んだことや重要なポイントをノートに抜き書きし、講義内で演習を指示されたら例題に取り組むといった流れで受講しました。
動画を一通り見終えたら、ネットスクールの模試にとりかかりました。3回分全て1回目は50点以下だったと思います。解き終わった後に解説を見ながらcpaラーニングのテキストの該当箇所を読み直すといった復習を繰り返し、ネットスクールの模試の2週目は合格点を越えるようになりました。このタイミングでcpaラーニング内にも模擬試験があることに気づき、そちらも2週分演習しました。
試験の3日前には安定して8割取れるようになったので不安なく本番に臨むことができました。
簿記2級に合格するまで
cpaラーニングは簿記3級と同じ流れで受講しました。簿記2級の勉強を始めると、「商業簿記と工業簿記はどちらを先に勉強するのが良いのか」という問題がありますが、同時並行でやっていました。
cpaラーニングの動画を見終わったタイミングで簿記3級と同じくネットスクールとcpaラーニングの模試を解いて、歯が立たないことがわかりました。
youtubeで見た簿記二級の勉強法を紹介する動画で、アウトプットの練習として『みんなが欲しかった!簿記の教科書日商簿記2級 商業簿記』(tac出版)の巻末付録のSHIWAKEという冊子と『合格するための本試験問題集』(tac出版)を何周かすることをおすすめされていて、それぞれ教材を入手しました。メルカリを利用したので全て合わせて3000円くらいで調達できました。
本試験問題集は12回分過去問が収録されているのですが、半分ほど解き終わると合格点を超える回が出てきてやりがいがありました。ネットスクールの模試、cpaラーニングの模試、本試験問題集を合わせると20回分くらい演習ができます。間違えた問題やポイントを書き溜めるノートを作成して、復習していました。
簿記2級を合格した人はどこへ向かえば良いのか
結論を言えば、簿記を勉強し始めたそれぞれの動機を思い出し、それぞれ好きなことをやるのが良いと思います。
私の場合は、「何かをコツコツ勉強したい」「社会的に有益とされている資格を獲得したい」「お金のことを少しは知りたい」などといったものでした。
試験合格後に簿記の勉強を勉強を終了してしまうのは物足りないという感触があったので、今も勉強を継続しています。仮に「経理部に配属されて簿記2級が必要になったから」や「暇潰しのため」といった動機だったら、勉強をやめて他のことをしていたと思うし、その選択に心残りはなかったとおもいます。
勉強を続けたかった私はcpaラーニングでの簿記1級の勉強、FP3級の勉強に手を出しましたが、今は目標をシフトし税理士試験の勉強をしています。
日商簿記は2級と1級の開きはかなり大きい
日商簿記1級は、資格予備校に10万円以上払って勉強しているひとがいたり、何回もチャレンジして合格を目指しているひともいるハードルの高い試験です。ネット試験の実施はなく受けられるのは年に2回、合格率は10%ほどですし、合格者は1000人前後です。
勉強方法をインターネットで調べている中で、「日商簿記準1級があればいいのに」という声をみたくらいです。
今のところ日商簿記1級を諦めている私としては、簿記1級の勉強に本格的に取り掛かる前にいくつか会計に関する書籍に当たってみるのが良いのかなと思います。
おすすめの本①
cpaラーニングで商業簿記の講義を担当されている登川雄太先生の著書です。講義内を通して登川先生の説明の仕方に慣れているので、読みやすく感じました。前書きに通読するのもよし、辞書的に手元に置いておくのもよしとありますが、まさにそのような本になっていると感じました。
おすすめの本②
ネットスクールの税理士講座で簿記論を担当されている中村雄行先生の著書です。内容はタイトルが説明してくれています。Kindle Unlimitedに入っていて電子書籍で読みました。
上記2冊の本は、私が税理士試験の勉強を始めて少し経ってから手に取った本です。簿財の勉強に取り掛かる前に読んでいてもよかったなと思っているので紹介してみました。
次の税理士試験はちょうど1年後の8月に行われます。来年冬ごろ「0から1年で税理士試験2科目合格するまで そしてそのあとの話」というnote記事をあげられるのかあげられないのかわかりませんが、私はあげられるにベットしたいと思います。やるぜ!
本棚の整理をしていて、2ヶ月前は簿記3級の勉強を始めたばっかりだったんだな〜と気づき、2ヶ月後の自分がどこまで行けているのか楽しみになりました。そんな気持ちでこれまでの記録としてブワッと記事を書いてみました。最後まで読んでいただきありがとうございます!
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