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-04- 読むということ

本を読む、漫画を読む、ブログを読む…etc

読むことがいつから好きだったのか
覚えていないけど、物心ついたときにはもう身近なものだったように思う。

保育園に通っていたときの記憶で鮮明なのが
壁に貼ってある、『あいうえお表』を
順番通り、時には反対から、時には縦読み...した記憶だ。

小学校に通い出して、言葉の意味を理解して読むことをしだしてからは姉の持っていた少女漫画(ご近所物語など。今でも大好きな作品😌)や
学校の図書室・地域の図書館で色々な本を借りて読んでいた。
実際に校内の「1年でいちばん本を読んだ人」に選ばれたこともある。


こんな遍歴を書くと、大人しい子どもを想像していただくかもしれないが、小・中とバリバリにバスケをやり込み刈り上げショートにしていたくらい活発でオシャレも好きな、どちらかというと、おませ系女子だった。

本を読んでいたのも、休み時間に図書室で…とかではなく、借りて持ち帰りバスケの練習が休みの日に読むことが殆どで友達との時間を割いたりはしていなかったと記憶している。特に小学校高学年からは友達と放課後に遊ぶorバスケの練習に行く頻度が増えていったように思う。


それでも、やっぱり読むことはずっと好きだった。

なんでだろう。と思考を巡らせてみる。


行きついた答えはシンプルなものだった。

読書をして新しい知識・自分の中にそれまではなかった新しい知見に出会えること


それが嬉しかったのだ。
思えば小学生のときも学年が上がった新学期に国語の教科書を
配られてすぐに読み始め、次の日には全ての題材を読み終えているような
子供だった。
新たな発見が自分の中にインプットされていく感覚がとてつもなく楽しかった。

漫画もまた、知識とは少し違うジャンルのインプットだと思うが、
今まで自分が感じたことのない感情をセリフや表情の描写から読み取り、
こういう時はこんな感情になるんだ・・・と、これから訪れるであろう
恋愛によって揺れ動く女子の心を先取り学習したものだ。
(ここで、漫画は読み物なの?という意見はわきに置いておいていただきたい・・・)


兎にも角にも、私は読むことが好きだ。
読むことで得られる新たな知識や知見、未知の心情、
ときには自分の思考の答え合わせなんかもして、
決断に迷った際には参考にしている。

ただ、いままで周囲に「私は読むことが好きです。本が好きです。」と
あまり示してこなかった。それはなぜかというと好きな作家さんがいるわけでもなく、話題の作品も必ず読むというようなタイプではなかったので、
「これを・・・この程度のものを・・・好きと言っていいのか?」
と思っていたから。


でも、思い出した言葉がある。

詳しくないと好きって言っちゃいけないの?

ぼる塾の田辺さん


まさにこれだ!そのことについて一定の知識がないと好きと言ってはいけないのか?ある程度詳しくないと趣味として成立しないのか?

そんなことはない。

自分の夢中になれるもの、自分が落ち着ける行動。その対象。
なんでも自分の心が動くならそれは好きと言っていい。
私は私自身のその心をほかの人と比べたり、閉じ込めたりしたくない。



そんな気持ちに気づいたら、自分の中で1つのルールができた。
「私○○が好きでー」という人に対して、
・どのくらいの時間をかけているのか(ex:曲を聴く頻度)
・どのくらい好きなのか(ex:いつからファンなのか)
など、数値でその人の「好き」を測るような質問はしないようにするということ。

その代わりに
・どんなところが好きなのか
・どんな影響を受けたのか
など、感情に対しての質問をしてその人自身の趣味趣向を知るような
体験に変えていきたいと思う。



実はこのnoteを始めたのも、これまで読むことでインプットしてきたもの
それによって積み上げてきた自分の思考などをアウトプットする場が欲しかったからだ。ちなみにインスタでは1つの投稿が長くなるとどうしても見ている人に求められているか不安になるし、ストーリーでは書き綴っていると文字が読めないくらい小さくなるので、思考のアウトプットには不向きだと感じている。

noteは自由度が高く、なんとなく寛容な気がしているので少々甘えているところもある。

何より、みなさんの綴る作品が魅力的でつい読んでしまうのだ・・・。
最近は自分が綴るための時間よりもみなさんの作品を読む時間の方が多く、
夢中で読み進めてしまうので困っている・・・笑。

でもそれもまたいい。

私は読むことが好きだから。


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