中日ドラゴンズ2022雑感

プロ野球もCSを戦っている4チーム以外は一足早くオフシーズンに突入し、戦力の調整に入ったり、首脳陣の刷新などが毎日のようにニュースになってます。われらがドラゴンズは最下位に終わったものの立浪監督は3年契約の初年度ということで特に何事もなく来季も指揮を執るのでしょう。コーチ陣では若干名の入れ替わりがありそうですが、今のところ驚くような人事はありません。結局、立浪監督と同じくらい、または監督以上の実績があってコーチ経験も豊富、(監督経験があればなおよし)それでいて監督を立てつつ意見もしっかり言える人が投打のチーフクラスのコーチがいないと現状の改善は難しいのではないかと思います。
ドラゴンズに縁のありそうな人で適任と思われる人は…
投手:権藤博さん、山田久志さん、与田剛さん、森繁和さん、あたりでしょうか。実現しそうな気がまるでしません😅
野手:森脇浩司さん、辻発彦さん、谷繁元信さん(バッテリーでも)、仁村徹さん、土井正博さん、くらいですかね。もう現場を離れている方ばかりなので難しいでしょうか…😅どちらにせよこの空想人事は森繁和さんの人脈というかコネクションが命綱なので、それをみすみす手放してしまった今のドラゴンズには無理な話でしょう。球団経営として最善を尽くすなら平成の根本陸夫、根本陸夫の最後の弟子、などと呼ばれる森繁和さんは手放してはならなかったと思います。
所謂森繁ルートと呼ばれた助っ人外国人選手の発掘ルートはアロンゾパウエル氏が引き継いだものの大した成果も得られず、リナレスコーチの威光を頼りにキューバルートに取って代わられた感があります。ライデルマルティネス、ジャリエルロドリゲスとリリーフ投手でリーグ最高クラスの選手になり、両選手においては複数年契約もほぼ確定ということで一見成功にも見えますが…、

キューバルート縮小の危機


「アリエルマルティネス選手の退団」というニュースが飛び込んできました。
正直私はシーズン中からこれを予感してました。
(ここで本来なら過去のツイート貼り付けたりするのでしょうが、やり方知りません😅)
シーズン中にも流れを変えるためにアリエルのキャッチャー起用を強く促すツイートしてます。
本人は出場機会があればどこでも守るとは言ってますが、あくまで本職はキャッチャーであり、しかも代表レベルの実力があるのですからキャッチャーで勝負したいでしょう。もしくはキューバ政府から「キャッチャーとして育ててほしい」とお願いされたか。いずれにせよキャッチャーが手薄で資金的に余裕のある球団はここでキューバルートを開拓だ!とばかりに獲得に向かうでしょう。
可能性としては、巨人、阪神、ヤクルト、西武、楽天あたりか。セリーグ他球団に行って活躍されたらまた球団批判進みそうですね。個人的にはアリエル選手の事は応援してますので妥協せずに自分を高く評価してくれる球団で頑張ってほしいです。WBCに出場して日本と対戦とかになったら日本よりキューバ応援しそうだな😅

「投手根尾昂」はどこへ向かうのか

シーズン最終戦に初めて先発登板した根尾選手。
今年一番の球団の被害者と思ってます。
昨年の与田監督の我慢強い起用からキャンプを経て、今シーズン序盤、ようやく外野手として開花の兆しを見せていた矢先の「投手転向」のニュースは日本中で大きな反響を起こしました。しかしながら来る日も来る日も敗戦処理の毎日…。
二刀流を期待したファンをあざ笑うかのようなロマンのカケラもない起用にガッカリした方も多いでしょう。しかしながら負け試合でも根尾投手が登場すると盛り上がる観客。お茶を濁す采配なんて揶揄されたり複雑な心境でした。このままリリーフ投手として育てるのかと思いきや、将来的に先発投手として考えているとのこと。
ならばなぜその時点で抹消して2軍で先発投手としての取り組み(スタミナ向上とか新しい変化球の習得とかやることは沢山ある)をさせなかったのか。この辺は素人の憶測でしかないのですが、球団の思惑が絡んでいるようにしか思えない。それほど不自然な起用、というか扱いに見えました。
シーズン最終戦に初めて先発登板した時に感じたのは、本人はまだ野手に未練があるのではないかと思った。注目したのは投球もそうだが、打席だった。現代の野球で先発専任の右投手が左打席に入ることは珍しい。デッドボールで投手人生が終わってしまう可能性があるからだ。だからセ・リーグの投手には打席でインコースを無理に攻めない、代わりに打席の投手は無闇に粘らず早いカウントからうちにいくか、追い込まれたらさっさと三振する、といった傾向が顕著に見られます。このことからセ・リーグにもDH制を導入する動きも高まってます。その中での左打席での根尾投手は投手のスイングとは思えない豪快なスイングで鋭い打球を飛ばし惜しくも外野フライに倒れたものの、陰で相当振ってたことを容易に想像させられる結果を見せてくれました。ひょっとしたらまだ二刀流、ひいては「野手根尾昂」の可能性を残しているのではないだろうか…。そう感じずにはいられない根尾投手の左打席でした。この辺は来シーズン以降も注目していきたいですね。

現役ドラフトの行方

今年から現役ドラフトなるものが行われます。ルールやシステムなどはいろんな場所で目にすると思うので割愛しますが、シーズン中の1、2軍の上げ下げ、起用法を見ると、来年も戦力として期待されている選手とそうでない選手が素人目にもハッキリわかるあまりよくない選手運用だったと思います。私は個人的に所属する選手はみんな期待してますし、応援してますので、戦力外の予想とかプロテクトの予想とかはやらないし、人のを見たりしませんが、それがわかってしまうような選手運用はちょっと控えて欲しかったですね。
補強ポイントとか所属選手の世代のバランスとかFA市場の兼ね合いとかいろいろありますが、お金を出すのは球団の仕事ですので、ビジョンのある入れ替え、補強をしてほしいものです。

来シーズン開幕までドラゴンズ系のツイート減ると思いますが、たくさんのドラゴンズファンのツイートは拝見してますのでこれからもよろしくお願いします。

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