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走れ、Spitzブリーダー☆

前回のnoteを書いたあと、たくさん走りたい!という気持ちがむくむくわいてきた。走る時の身体の使い方を振り返っていたら、また走るそのものにも集中していっぱい走ってみたくなった。
最近、PLANETSCLUBのランニング部でブームとなり、そして日常に移行しつつあるノルディックウォーキング。これを始めて身体に目覚めていくメンバーに刺激されたというのもある。私も何か新しいチャレンジをしてみたい。
ノルディックウォーキングをしないのかと問われると、今のところするつもりはない。ノルディックウォーキングをする時間をつくるなら走りたい、ヨガする時間をつくりたいという気持ちが強い。
通勤時間にノルディックという方法もあるようだけど、自分の場合はデスクワークではないので仕事が終わったらひとまず座りたい、のんびりバスに揺られたいとういうのもあります。

私も100km/月走ってみよう!
2021年の走るをどんなふうにしていこうかな、と考えていた時。
ある番組で宇野さんが、「仮面ライダーのプラモデルをこんなに集めてる人で月100km走ってる人はいないんじゃないかな」ということを言っていた。じゃあ私は100km走るスピッツファンになろうかなと、ふと思った。
宇野さんにとっての仮面ライダーと同じ...かはわからないけど、私の人生に大きな影響を与えてくれたspitz。
ランナー然として、マラソン大会の記録を更新することや速く走ることが目的ではない。この世界を楽しむために走り続けるのだ。いっぱい走りたいと思い始めていたし、走り続けるため距離を決めて走ってみるのもいいのかなと思った。
決めた、私も今年は月に100km走ってみよう!

~spitzブリーダーという呼び方のこと~
昔、「ファンの呼び方についてルナシーが自分たちのファンのことを奴隷?という呼び方をしているみたいだけど、すごいよね。spitzはじゃあブリーダーだね、ファンに育ててもらうみたいな」とspitzボーカル草野マサムネさんが言っていたことがあります。なので、スピッツファンのことをブリーダーと言っていた時があります。ブリーダーだと、本来の意味合いと少し違うかもですが。
ちなみに今はあんまり言わないかもしれない。でも、結構好きな呼び方かな。お互いの信頼関係とか。育てるなんておこがましいことは思わないけど、育てるとか教えるって、相手に育てられているとか教えてもらっているってことだったりもするから。どうだろう。


さて。
今までの記録を見返してみると月に走っている距離は平均50km前後だ。
基本は週に1回、休日に走るペースだったからそんなものだろう。
一番長くても62kmだった。しかも60km超えていたのもこの1回のみ。
あらためて考えてみると100kmは私にとってかなりの距離かもしれない。
目標というか、無謀または野望の領域に感じられる。

新しい時間の新しい走る
決める、そして宣言!はしきれず、100km走ってみようかなとtwitterでつぶやいた、弱気発進です。
休日に走るだけでは明らかに100kmに到達しないので平日にも走り始める。
普段だったら絶対起きていない早朝、疲れて寝落ち率の高い夕飯後。そして、小雨が降り続ける休日もとりあえず外に出る。

早朝...空が白み始める、寒いけど澄みきっている静けさ、という厳かな冬の早朝ランを思い描いていた。しかし、出勤時間を考えればスタートは5:30、真っ暗だった。あれ、夜ラン?でも、すでに駅に向かう人がいる、バスも走っている、カフェの窓越しには働いている人の姿がある、ウォーキングしている人もいる、犬の散歩ともすれ違う、もちろんランナーもいた。みんな早い、一日はスタートしている。
暗くてもすがすがしいじゃないか!そして暗いままラン終了。

夜...そういえば最近は夜に出歩くことがほとんどない。
21~22時過ぎ。仕事帰りであろう方が川沿いを歩いている、休日にない風景だ。ランニングやウォーキングしている人、道端のおしゃべり女子は走り終えて戻ってきても同じ場所で話続けている。犬の散歩はいつでもすれ違う、犬って朝と夜どっちが好きなんだろう?
朝も夜も暗いな、当たり前のことを体感する。いつも走っている川沿いコース、景色よりも登場人物(犬含む)の意外な多さが新鮮。暗い時間のお供にライトを購入してみた。ちいさな灯り、でもあると心強い。走るためにライトまで購入するようになるとは、自分でもびっくりな買い物。

雨降り。シャワーラン、なんていう素敵な響きの言い方もあるけれど。お天気が悪ければ、お出かけ予定もやめてしまうこともあるのに。雨だから、いつもの川沿いコースをゆっくりにするかな、と思いながら走り出せた。土日の貴重な時間、長い距離を走ろうと思っていた休日に走らないわけにはいかない、そんな気持ちもあった。
雨と言っても、小雨しっとりくらいだ。朝や夜とは違う静けさ、風はほとんどないはずだけど走る方向で雨の当たり方が違う、バスケやサッカーの練習を黙々としている少年がいる、相変わらずランナー、ウォーキングしている人とすれ違う。途中、傘をさした歩行中の人や車越しにちらっと視線も感じる。わかる、私も以前はそう思っていた、雨の中でも走るなんて何なんだろう⁉修行系とは付き合えん!こんな感じだろうか。
でも、今走ってる、そして何だかとても楽しかった雨降りラン。この感じ、傘をささないで走り出す小学生男子の気分と、きっと同じではないかしら...

時間とか天気とか、ランニングに関係ないのかな、いつでも走ろうと思えば走れるのかしら?今までにない感覚になっている。

行きたい場所がさらに拡がる可能性
ちょっと遠くても走って行ってみるか!という気持ちになっている。PLANETSCLUBランニング部のイベントもそう。代々木公園で待ち合わせラン、現地でもzoomでも、という日があった。時間でzoomにつなぐからどこを走っていても待ち合わせができる。
自宅から代々木公園までは20km以上あるので、途中まで電車を使って10km走るのを目標にしてみた。
思い返せば、2年前にあったランニング部のイベントでは渋谷に集合と言われても、どこからどんなふうに走れるのかを考えることができなかった。走ることもできなかった。普段着で歩いて渋谷に向かった。
去年はランニング部のメンバーに誘導され一緒に走って、渋谷を走ることができるんだ!と初めて街って走れるんだと感じた。
今年、自分で決めて走れるようになっていた。普段、仕事の移動中にバスや自転車で通る道を走る、中野を過ぎたら意外な近さの代々木公園。朝日と青空の中で都庁がきれいだった。

自宅から走れそうなところ、走って行ってみたいところ、Googleマップを眺めながら、自宅から往復10km以上の場所でも行けそうって思えてきている。たくましくなってきた~。

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やっぱり寄り道ランも楽しい。
スマホを持たずに走ることもしてみた。写真を撮る、音楽を聴く、途中走るのに疲れたらバスや電車に乗る、地図を見る、スマホは走るときの必需品みたいになっていたけど、持たずに走り出したら、いつもより解放感も感じられて快適だった。いつもだったら写真を撮ったり、眺めたりするモノや景色も立ち止まらずに通りすがりながら味わってみた。
そんなランニングが多かった1月、最後の日曜日はPLANETSCLUBランニング部のイベントに参加した、「走る(歩く)大人の遊び場、捜し物は何じゃろ乱」。
お題を決めて目的のものを探す、探し物ゲームだ。今回は、物(公衆電話、冬の花など)、場所(史跡など)、連想編(好きな曲やアニメを連想するものや場所など)などのお題が決められて、走る途中で見つけたら写真を撮っていくというものだ。いつも走っているコースに、探すぞ~という遊び心が加わって、見慣れているはずの景色も新鮮さが増す、空想や妄想も拡がる。あっという間に時間が過ぎて、結構な距離を走っている。
何かに惹かれるままにまかせて、あっちに行ったりこっちに来たりの寄り道ランも続けたい。

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連想編好きな曲、spitzのヤマブキ。時季じゃないから咲いていない(笑)

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こっちにすればよかったかな?spitzのハチミツ。素敵な恋人~ハチミツ~♪
市内にあるハチミツ屋さん。

とりあえず100km達成!
1月、最終的には100km走ることができた。
野望か無謀かの領域が、具体的な目標になった。
何事も期日ギリギリに仕上げる傾向、やっぱり走るにも投影されていて、最終週に追い込みのように走ってみた。途中、何のために、何でこんなに走っているのか若干わからなくなって可笑しかった。とりあえず走り切って、なんとも言えない達成感、同時にすぐにゼロから2月がスタートした。
2月、もう少し余裕をもって走ってみたい。そのために、今、ライフスタイルを見直し始めている。コロナ禍でも、全くライフスタイルが変わらなくて、変えようもないな、と思っていたのに。

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月の半分、走っていてびっくり。
たくさん動いたことだし、意図せず痩せちゃうかもと淡い期待もしていたけど、全く!本当に全く体重は減らなかった。衝撃、ランニングって痩せないのかしら。

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ランニングの後のおやつは美味しい~(笑)

衝撃...と思う資格なし?甘いもの、大好きです。
そんなspitzブリーダー、2021年は1200km走ってみます!