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ナチュラルディスタンス(自然との距離感)

昨日、「Nature Distance(ネイチャーディスタンス)」という言葉を思いついた。
(Google検索に引っかからないのでオリジナルだ!と思ったら、Nature は名詞であり、形容詞はNatural 。ナチュラルディスタンスなら普通にヒットした笑)

もちろん、コロナ禍で叫ばれる人との距離「ソーシャルディスタンス」から着想を得ている。

ソーシャルディスタンスは”近い”距離から”遠い”(2m程度)距離を保つことが奨励されている。
ナチュラルディスタンスは”遠すぎる”距離から”いい塩梅で近い”距離を持つ事が重要だと思う。
都市生活の中で人間は自然から遠ざかりすぎているから。

人間は人間となって700万年。産業革命以降、都市化が進んだとして都市生活歴は200~300年くらい。種としての人類の歴史は99.9%以上が自然環境の中で営まれていた。生物はそんなに急速に進化できないから、現在のコンクリートの建物の中で生活の大半を過ごす生活は、それだけで無理があってストレスがかかっているものらしい。

だからといって、「自然回帰」だの「山籠り」だのが気軽にできるわけでもなく、したいとも思っていない。文明の力の恩恵で快適な暮らしを享受している私たちは、簡単に300年以上前の生活に戻ることはできない。

しかし心身の疲れも無視できない喫緊の課題。近年の研究で自然の中で過ごすことで人のメンタルや体調が回復する事が科学的に証明されている。もうこれはナチュラルディスタンスを模索しないといけない時期に来ているんだと思う。

緊急事態宣言による外出自粛生活で屋内に引きこもっていると、気分が滅入る、鬱々する、イライラする、不安である、眠りが浅くなる、太りやすくなる、といった不調を覚えた人も多いと聞く。

ちなみに私は過去3回人生のどん底を自然に救われた経験がある。それがなぜだったのか、も紐解いていきたい。
そして今現在、自粛の中で、自分自身が自然を必要としているのがわかる。時代的に興味がある&役に立つ人が増えているのでは、と思い、これから調べたり実験したりしてみる様子を発信していこうと思う。

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