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トロフィー、初めて津軽海峡を越える

「これじゃあ関西人にはかなわない」と思った瞬間があります。

エレベーターへの小言が

新宿にて大阪の方と会い、エレベーターに乗った時のこと。

「ドアが閉まります」を連呼してなかなか閉まらないエレベーター。

それに対して大阪の方がひとこと。

「うるさいなぁ」

文字にするとなんの変哲もない言葉ですが、中にいた中年女性集団からクスクスという笑い声が。

その大阪の人は180cm100kg、見た目は、イカツイ。

そんなイカツイ方の「うるさいなあ」が関西弁なので、ウケる。

「これじゃあ敵わん」と160cm50kgの私が感じた瞬間でした。

なぜ格差が生じるのか、明快

上記のエピソードは20年前の思い出ですが、関西人の強さを実に明快に解説していた本を発見しました。

この本、関西人の「強さ」を端的に解説していて非常におもしろいです。


「だからこそ」の快挙

それを証明するかのような数字を発見しました。

昨年までの「m1グランプリ」優勝コンビの「出身都道府県」を調べました。Wikipediaによりますと、

近畿20人=大阪12人、京都4、奈良2、兵庫2
関東5人=東京2、神奈川2、埼玉1
東海2人=静岡1、愛知1
九州4人=大分1、宮崎2、福岡1
東北1人=宮城1

予想どおりと言いますか、大阪周辺が圧倒的に多いのです。

サンドウィッチマンの富澤さんは宮城の人だと思っていますが「出身」は東京都だったんですね。ただ少年期には宮城に移住しているので、宮城の人というイメージがあります。

こう見てみるとサンドウイッチマンの優勝がいかに快挙であるかが分かります。西日本が圧倒的に強い漫才の世界に風穴を空けたのですから。

だからこそ、今回優勝した「錦鯉」の長谷川さんの出身地が「北海道」なのが光ります。北海道人としてうれしい勲章がひとつ増えました。

ついに、m1のトロフィーが津軽海峡を越えたのです。

今度はトロフィーが豪雪地帯(北信越)に渡ることに期待です。

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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。