格ゲー初心者の「スト6」忘備録①~はじめて3週間の所感と初心者コーチング企画の話~


はじめに

私はゲーマーを自称していますが、こと「格闘ゲーム」に関してはそんなに触れて来ませんでした。
ゲーマーと言ってももっぱらコンシューマー。特に任天堂製品。RPGやアクション、パズル、パーティーゲームが中心で家で引きこもって遊ぶものばかり。ゲーセンに通うなんて行為をしたのは大学生になったころに音ゲー(ポップン・コースター・maimai)等のために週2~3で通ったことはありましたが、格闘ゲームの筐体に座ったことはありませんでした。
触ったことがある格闘ゲームといえば「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」くらい。これは多分全シリーズ一応触った、はず。任天堂で育ったんです。
64の無印、ゲームキューブのDX、wiiのX、SwitchのSPECIAL。
あ、3DS/wiiUはやってないですね。失敬。
あとは、GCの「NARUTO激闘忍者大戦!3」。
そのくらいです。
あとはせいぜい親戚の家でSFCのドラゴンボールのやつ(タイトルやナンバリングまではうろ覚えですが)と、Switchの「ポッ拳」を10時間弱触ったくらいしか思い出せないくらいには、格ゲーとは縁のないゲーマー人生を歩んできたと言えると思います。
なんなら失礼な話KOFと鉄拳の違いも怪しいし、ギルティギアとブレイブルーの違いも怪しい。
本当に各方面に大失礼だな。
でも本当にそれくらいで、小学生が友達の家に集まってスマブラを罵し合いながら遊ぶような、そんなレベルでしか触れてこなかったのが格闘ゲームというジャンルでした。

そんな私に転機があったのは、言うまでもなく6月にあった「CRカップ」でしょう。

CRカップ

2023年6月25日に行われたCRカップ
プロゲーミングチーム「Crazyraccoon」が主催する、有名ストリーマーなどを集めて行うゲーム大会がCRカップ。
この日のタイトルがまさに今年発売したばかりの「ストリートファイター6」でした。
私がこの配信を見ようと思った理由は主に2つ。
1つはわかりやすく、自分の好きな有名ストリーマー・有名Vtuberが多数参加していたから。かつ、私自身がCRファンであり(ストリーマー、プロチームとしても)他タイトルのCRカップも見ていたから。
もう1つは、別ゲーの友人にSFを熱心にプレイしていた人や、格ゲー界隈に精通している人がいたこと。知らないゲームだけど、わかんなかったら聞けばいいという環境が少しでもそこにあった、というのも見ることのできた要因な気がしています。

参加メンバー発表前から特ににじさんじ叶さんが熱心に触っているのを見て、そこで初めて「モダン」というものを見聞きしました。
最初はもう「モダン」と「クラシック」の違いすらもわからないままで、配信を見ていく中で、今まであったコマンド入力をクラシック、本作からのワンボタンで技が出る方法をモダンということを知り、俄然興味が出ました。
叶さんと同じくにじさんじの葛葉さんが格ゲーうまいのはオタク知識としては知っていて、その葛葉さんと深夜に対戦し、時折追い詰めるような動きをするほぼ初心者の叶さん。葛葉さんが今まで使用していた馴染みのあるキャラではなかったことを差し引いても、切迫する瞬間が多い。
しかもそれが日に日に、配信の回を追うごとにうまくなっていく。
叶さんはそれを「モダン最高」という言葉でCRカップ期間中言い表していました。
「過去作はコマンド入力がうまくいかなくて、読み合いすらさせてもらえなかったから」「モダンだから対等に試合できる」とも。
ワンボタンで技が振れるなら、読み合いのステージまではいけると。そういう証明のように思えました。
特に配信を追っていた叶さんやk4senさんは、持ち前のゲームスキルもあり、ワンボタンで必殺技などがでるモダンを使いこなし、反射速度で相手を圧倒しているシーンなども多く、素人からみても「今の返せるのすげぇ!」と声を出すようなプレーが見えていました。
自分にそんなゲームスキルはありませんが、その姿はやっぱり「私でもできるのか?」と強く思わせられました。

そして本番当日。
格ゲーはとにかく勝敗や、その進行がわかりやすく、何をやってるかは分からないが面白いと大盛り上がり。
彼ら、彼女ら、何よりレジェンドであるウメハラさんの伝説をリアルタイムで目の当たりにしてしまったのですから。
あとは、わかるな?


スト6開始

開始と言っても、実はすぐではなく。
私が購入したのは7/7でした。
というのも実は、7月にパソコンを買い替える予定を前々から立てていて、実際にパソコンが届いたのが7/6だったからです。
久しぶりのゲーミングPCに心躍らせつつ(現在の仕様PCについてもいつか書きたいですね)
とりあえず7日は、チュートリアルでリュウ大先生と対面し、基本操作。
といっても、まじで格ゲー初心者なので、専門用語これがわりと頭に入ってこない。
今作からの要素もあるのでしょうが、「ドライブインパクト」「ドライブラッシュ」とか、ちんぷんかんぷん。このボタンで出るのがインパクトで?え?じゃあこれは何?と。
おかげさまでチュートリアル二周しました。
モダン操作でこれなんだから、クラシックだったらまじで投げてた可能性があるなと、今なら思う。
そこから各キャラ、特に自分が気になっていたキャラを触ることに。
春麗、キャミィ、ジュリ、マリーザ、ジェイミー、マノン、ルーク……。
なんとなく自分のプレイにあってる?かな?というのがジュリ、キャミィだったので、知り合いと話した結果、キャミィでとりあえずは特訓することになりました。

初めてのランクマ

それから一週間ほど、知り合いに言われたモダン特有の「アシストコンボ」の練習を行って、試しにランクマッチへ。
見事に認定戦はルーキー(一番下のランク)に割り振られました。
(アーカイブの動画編集したら貼りやす)
当然っちゃ当然で、技は出るにしても、できることはアシストコンボだけ。技の振り方・タイミングなんかわからないし、そこに投げを混ぜるだとか、そこにインパクトを混ぜるだとか、そんなことはこのときできていないのですから。
このランクに割り振られて妥当だなとは思いましたが、同時にいくらモダン操作でワンボタンで技が出て、コマンド以外のところに意識を割きやすいからと言って、それだけじゃだめだと。またしばらくはトレーニングモード(通称トレモ)に引きこもる→コンボトライアル→トレモの繰り返し。
こんな地味な反復練習をしたのは学生の頃の部活以来なんじゃ?と思うくらい、同じことをひたすらやりまくる。練習で100できても、本番では70くらいになるんだからと言い聞かせ。

現在(8/1)

ランクでいうところのブロンズ(ルーキー→アイアン→ブロンズ)まではあがりました。まあブロンズまでは負けてもマイナスがないので、上がるしかないんですが。
教えてくださる先達からは「ゴールドまでは余裕で行けると思う」という暖かな励ましをいただきながらもブロンズで停滞中。
とは言うものの、実際に「コンボの間に前ステを入れる」とかの基礎のところから「柔道(投げを入れ続ける)」とか「起き攻め(相手が起き上がるところに対して打撃を入れる)」とかはここ一週間で教えていただき、トレモでフレームメーターとにらめっこしながら、実戦投入している最中なので、多分この壁を越えた先にシルバーがあるんだろうなと勝手ながら思ってます。
あとゴールデンタイムは普通にランクマッチのお相手が強い。まじで。

後自分なりな課題としては「インパクト」がとにかく下手。打つタイミングが下手すぎて4割は返されている印象。印象値にすぎませんが。エフェクトが派手だから返されると印象に残りやすいですよね、あれ。やられた!感が強いというか。
対空意識と、ガードが甘い(入力の仕方なのかな)印象があるので意識をしたい。

反省点ばかりだと落ち込むので、褒めるべき点も。
パリィが比較的使えている。ガードとは別にパリィも本作からの要素としてあるようで、隙が多いドライブゲージを使う強いガードのイメージです。パリィと名前がついているくらいなので「ジャストパリィ」も存在して、たまぁぁぁぁに対戦で出るので、おお~と自分でなります笑
ただ、せっかくジャストパリィしてもその後の処理が雑なので、パリィできたら何につなげるのかというのも一種ルーティン化したほうがいいんだろうなと思いました。

配信について

時折配信をしています。
配信はtwitchにて。
配信者と名乗るほどではないですが、折角配信ができる環境があって、やれることをやらないのももったいないなと思ったからです。
あと配信にすると自分の考えがコメントから引き出されたりすることで、それがアーカイブとして残ってあとで振り返れたりするのも便利だと思っています。
スト6には試合のリプレイ機能がありますが、大型アプデがあれば消えますし、その時自分が何を考えてどう動いていたかまで読み解くには、まだ自分が初心者すぎるので。
よろしければ配信遊びに来ていただいて、アドバイスしていただければ嬉しいです。

初心者コーチング企画『俺を強くしろ!』

で!
ちょっとやりたいな~と思った企画がこちらになります。
※画像はまだ調整段階のものです。日付などすべて仮置きに過ぎません。

お大袈裟に言うと「初めて格ゲー村に来たんだから基礎叩いて強くしてくれ!」ってことです笑
現在こちらの企画運営の協力者を募集しております。

ここまで読んでくださった方はおわかりの通り、私はスト6、ストリートファイターシリーズどころか格闘ゲームすらも初心者です。
おそらくですが、本作スト6は私のような方非常に多いのではないかと思っています。
そして格ゲー村の方が、暖かく受け入れてくれていることも、実際肌で確かに感じているところでもあります。
それにがっつり甘える形とはなりますが、折角今!格ゲーに触れて、楽しい!と思っているうちに!鉄は熱いうちに!と思ってしまうのです。
私も目指せゴールドという目標と、まだ一日一日新しいことが少しずつできる伸びしろから「飽き」であったり「辛い」というものは少なく、負けても負けのマイナス感情より楽しいというプラス感情が勝っている状態です。
でも同時に、上が見えてしまったとき、限界を感じてしまったとき、私はまだこのゲームと向き合っていられるのだろうかという漠然とした不安に駆られることもあります。大げさですが。
何よりやはり「知識」と「経験」がない。これを一人だけで補うのはあまりにも難しい。そう感じるのです。
調べれば情報の出てくる時代ですが、百聞は一見に如かずという言葉もございます。そして、一見よりも一動、やってみるという行為こそが、何よりも重要なのではないかとも、私は考えます。

前置き長くなりましたが、初心者での企画運営はあまりにも「バランス調整」の部分が難しい。ゲームの知識が足りないからです。
初心者に寄り添えるのが初心者主催の強みですが、そこのニュアンスの言語化、それを私一人ですぐに企画に反映するのはどうしても難しい部分がありますし、最悪企画の屋台骨が折れかねないと思いました。
なのでそのサポートが欲しいというのが、本運営側の募集理由になります。
募集期間は8/10まで。一旦そこで締切、もし賛同者協力者がいらっしゃらなかった場合は、一度企画を畳む予定でおります。私も一人の人間なので、いつまでも…というわけには行かず、その点はご了承ください。
運営側の準備と、企画のブラッシュアップが終われば本格的に動かしていきたいと思っています。
もし何か本企画に関してなにか疑問点不明点あればお気軽に声かけてくださいませ!
もちろん、運営や参加者だけで成り立つのが企画ではございません。
ぜひとも応援の程、よろしくお願いいたします。

今回はこの辺で。
今回はおおまかなことをざっと書いたので、今度はもう少しプレイに関する初心者なりに思うことも書いていきたいですね。

ではさんざんでした。

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