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太陽と地球の質量比

太陽と地球の質量比は33万2946

書籍や科学館の展示でも1の桁まで完全に一致している数値です(各アカウントのIDもこれが由来です)。

地球の大地の広大無辺さよりも、太陽の遠近法による視覚的トリックの方がインパクトとしては大きいという真実を皮肉として数値化します。

この質量比は、地球が1gならば太陽は333kg、身近な物に例えるならビー玉と大型バス1台くらいの差です。

想像を絶する規模ですが、これが私達の生活に密接に携わる2つの星の真実。

このように、地球本体と太陽を比べるのはとても大きな差ですが、さらに太陽の比較対象に相応しくもっとも興味深いと思った物としては、地球の海水が挙げられます。

その比率は14億ゾウとアリくらいの差です。

決して比喩じゃないですよ。

像の体重が約5tで、アリの体重は約5mg、その比率は約10億。

個体差による体重の前後を考慮しても、海水のうち太平洋をピックアップすればまずこの比率を超える大差になるでしょう。

それでも、日本とアメリカ、北極と南極を見事に貫通するスケールである事に変わりはないです。

平均水深約4,000m、面積は日本国の約950倍(太平洋だけなら430倍)もある海と言えど、太陽と比べればゾウとアリのアリの側に分類されてしまうから、昼空に輝く太陽の存在がとても偉大に思えますね。



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