ピアス開けたくらいでイキんなや
昨日noteを書いたあと、追加で酒を飲んで、いい感じに酔っ払って、テンション上がり、ノリでピアスを開けるために病院を予約してしまった。
昼前に目覚めると病院からメールが来ていた。「予約が確定しました。○時にお越しください」の文字。待って、そのとき酔ってたから…………(ちなみにカラコンもそのときノリで購入していた)
正直ビビってチビりそうになったが、キャンセルするのもめんどくさいので病院に行くことにした。
ピアスをあけたいと思うこと5年。ずっと憧れはあったが、怖い、誰か寝てる間に開けてくれよと思い続けて今に至っていた。
私は私の、この謎のノリで色んな初めてを経験しようとするところが好きだ。
普段慎重かつ現実主義完璧主義で、無駄なことは何一つしたくないタイプだが、月に一回くらい「今!!!!それやる!?!?!?」ってことをやってしまう。ずっとしたかったことや欲しかったものを謎のタイミングで唐突に買うのが、私なりのストレス発散なのかもしれない。
私はビビリだ。
特に緊張すると手が震えて大汗をかくほどなのだが、本日の施術前も手からナイアガラの滝くらい汗が出て、ガチで西野カナくらい震えていた。施術前の説明は右から左へ受け流し、ピアッサーのトリガーを引くカウントダウンが始まると、私の肩は天井にぶつかるのか?くらい力んだ。
施術自体はただピアスをバチンバチン開けただけだったので一瞬だった。痛みもほとんどなかった。
そして私は思った。え、今の私って最強やん???
赤子の魂百までというが、中学時代に培われたヤンキー魂もそうだ。私はすぐ卍ってしまう。
子鹿のように震えて歩いた道をドヤ顔で、かつちょっとメンチを切りながら帰った。
すれ違う人の耳にピアスが開いているか確認し、開いていたら「あれ、音びっくりするけど余裕だよな」という目を向け、開いていなかったら「ふ〜ん、そうなんだ」とニヤついた。
人生は一度しかないので、やりたいと思うことは良きタイミングでバンバン行なっていきたいと思っている。
人生で大事な選択を行うとき、「まあ、やったことないけど」「まあ、知らんけど」と選択肢が折れてしまうことをできるだけ減らしたい。いろんな経験をして、そこからこれは好き、これは嫌いなど私は何を感じるのか知っていきたいと思う。
そんなこと思っていると、本当にノリでへそピアスあけたり、金髪にしたり、タトゥー入れたりしそうな自分が怖い。
ノリと勢いのアクセル、知性と理性のブレーキをいいバランスで踏んでいたいものだ。いい大人なんだし。