僕のラグビー人生(社会人編※ラグビーvol.1)

前回の記事で人生選択について書いたので今回はラグビーでトライアウトを受けて合格するまでに難しかったことを書こうと思います。そろそろ最近はまっている #おうち時間 での讃岐うどんについて書きたいのですが笑 もう少しだけ真剣に書きます。その中でもトライアウトに絞って書きます。

『トライアウトに漕ぎ着けるまで』『実際のトライアウト』『トライアウトを受けた後』この三つの観点から記述しますね。

『トライアウトに漕ぎ着けるまで』記事を読んでくださっている方々は、トライアウトという言葉を聞いてどういったイメージを持たれますか?某T○Sの土曜日にやっている番組のように12球団合同トライアウトみたいな形をイメージしますでしょうか?今でこそラグビー界でも #トップリーグ合同トライアウト (今年はコロナで中止)が開催されるようになりましたが、ラグビーのトライアウトは実際にチームの練習に練習生として参加して、そこでアピールして契約を勝ち取らなければなりません。また、その現場でのトライアウトを誰でも受けられるわけではなく、そこに漕ぎ着けるまでが非常に難しいのです。実際に僕が難しかったことを番号を振って説明します。

①リリースレターによるイメージ:会社を退社する時に移籍に伴うリリースレターを出してくれるという話で退社をしたのですが、辞めた後に連絡が来て、当時のGMからそこに対して迷っているという連絡がありました。当時のラグビー界には不思議なルールがあり、前所属チームからリリースレター(移籍承諾書)を提出されないと、その選手は移籍先で1年間公式戦に出場できないことになります。基本的にリリースレターが出ない選手を移籍先のチームが受け入れることはほぼありません。例外として、シーズン途中の怪我人の状態でスクラムが組めないとかそういった場合にだけ受け入れてくれる可能性があったりします。企業スポーツであるラグビーは企業と企業の関係性を気にする部分が大きく、リリースレターの観点からも社員で入社することは難しいのではないかと考えました。当時の僕の目標はトップリーグでプレーをすることだったので、社員でもプロでも入ることが出来るのなら、どちらでも良かったというか選べる立場ではなかったのですが(本心はプロ選手になりたかった)リリースレターを含む様々なことを考え、プロ選手として受け入れてくれる場所にアプローチすることにしました。ただ実力も経歴もない僕がプロ選手になることは簡単な道ではなかったのです。

②タイミング:次はトライアウトを受けるタイミングについて紹介します。僕が本格的に動き出せたのは会社を退職した4/1からでした。今振り返るとタイミングとしては最悪でした。笑 自分自身に経験もなかったし、当時情報が少なく無知だった自分は、このタイミングでも苦しむことになります。通常、社会人の採用は大きく二つに分けて学卒採用か移籍になります。学生なら春くらいからチームに一度呼んで練習に入って採用が決まっていきます。全てがそうではないですが、遅くても夏合宿くらいには決まります。移籍に関してはトップリーグの協定があるので詳しく書けませんが、皆さんが想像しているよりも随分早いものだと考えてください。僕のように会社都合もあって動き出せない場合もあると思いますが、選手達は自分が想像しているよりも、かなり早く動き出す必要があります。人を加えればその分減らさなければならない社会人ラグビーで、スピード感とタイミングは本当に重要になってきます。実際に僕も断られた理由の一つに今年度の選手採用は終了した。もしくは予算がない。と言われました。動き出すスタートが悪かった僕は、このタイミングでも苦しむことになりました。

③方法(考えと実践):トライアウトを受けるために実際にラグビーチームにアクションをしました。実際にこういう考えでこう実践した。という話の今回は<考えの方>を書きたいと思います。実践に関しては直接相談してくれたらと思います。僕の考えを結論から言うと自分で動いた方が良い!です。今は合同トライアウトや #ラグビーを止めるな2020 といった素晴らしい企画がありますが、こういった企画に参加するだけでは中々難しいと思います。僕は当時、合同トライアウトを関東、関西と2回受けたのですがどこからも連絡はありませんでした。自分でアクションをして、結果として3チームほどトライアウトを受け入れていただき実際に現場でトライアウトを受けました。これは僕の忖度ない意見として聞いて欲しいのですが、やはり自分のラグビー人生を決める話はそんなに簡単ではないです。一般の就職活動もエントリーから始まり、何回も面接を受けて篩に掛けられるわけです。他との比較をあげるのは好きではありませんが、東大生の年間合格者は約3000人。トップリーグは多くて年間約100人。母数が違うので単純な比較話ではないですが、トップリーガーになるのは難しいよと伝えたかったので例に出しました。そんなことを考えていた僕は、これは普通のやり方や行動では絶対に無理だなと思っていました。自分が出来る全力の行動でアプローチしました。今、考えると多少迷惑をおかけした部分もありますが(ゴメンなさい。。。)恥とかプライドとかそんなこと言ってられなかったのです。トライアウトに漕ぎ着けるために必死でした。

『実際のトライアウト』 ①トップリーグ合同トライアウト ②トップチームでのトライアウト                      

『トライアウトを受けた後』①練習生としての日々 ②契約に至るまで ③契約後

また長くなってしまった。。。またタイトルを編集しちゃいました。。。残りの2つの観点につきましてはまた別の機会に、、、

誰かのヒントになることを願って、是非ご一読よろしくお願いします🙏

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