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バルセロナのポーカー(2021年12月追加更新)

ひさびさの投稿ですね。この情勢のなかで、いままでの記事で書いた各地のこともだいぶ様子が変わってきました。

この記事は、8月にスペイン・バロセロナを訪問した時のものです。
(末尾に12月に再訪した際の追加記事があります。)

スペインのカジノとポーカーの事情

スペインはヨーロッパのなかでもポーカー大国といってもよいレベルで、各主要都市に1軒くらいずつあるカジノのなかにだいたいポーカールームがあります。

カジノのリストはスペインカジノ協会のサイトを参照してみてください。

参考リンク:スペインカジノ協会‐ http://www.asociacion-casinos.org/

バルセロナのテキサスホールデム・ポーカーまとめ

バルセロナに1軒だけあるカジノがカジノバルセロナです。海岸沿いの非常によい立地。1歩外へ出ると海。

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Casino Barcelona

○時間 14:00~24:30 普段は24時間営業らしい。この状況下で短縮。マシンのゲームだけは13:00にオープンのようだった。
○場所 1階の奥にポーカーのコーナーがあります。
○テーブル数 約10台 普段は20数台のようだが、減らしている。
○レート テキサスホールデム 1-3ユーロ 2-5ユーロ 5-10ユーロ オマハ 2-2ユーロ 5-5ユーロなど 普段はトーナメントもある。
○バイイン 100ユーロ~ レートに応じて高くなる。
○レーキ 5% キャップ10ユーロ(2-5ユーロ以下のとき。5-10ユーロ以上の卓は2.5%でキャップもBBに比べて少なくなっていく)
○チップ ディーラーへのチップはあり。特にディーラーごとに計数されていないようなので積極的には出さなかった。
○ストラドル UTGまたはボタンのみ。
○トゥワイス あり。2回まで、3名のときでもやっていた。
○ジャックポット なし。
○喫煙 禁煙。喫煙室がある。
○食事 席で食べることはできない。施設内に有料のレストラン。食事のための離席は申告すると40分のタイマーが置かれるので、その間に。
○飲み物 無料。エスプレッソ、アメリカンコーヒー、オレンジジュースほか。サービススタッフに注文。
○受付 1階と2階の専用端末で受付。カジノの入場時に受け取ったレシートに記載のバーコードをかざして希望のゲーム、レートを画面から選択。
○その他 シャッフルマシンあり。ディーリングのレベルは高い。チップは自分でキャッシャーの窓口で購入する必要がある。

参考リンク:Casino Barcelona- https://www.casinobarcelona.com/

カジノの入場料はありませんでした。レシートに少額の金額のようなものが書かれているのですが、関係ないとのこと。現地の人も入場料を払っている様子はないのですが、会員証のようなものもあるらしく、カードのようなものを持っていてそれを使ってゲートを通ってる人もいました。

こういう対応が続くのか分かりませんが、2階のフロアで開始時間の前にポーカーの受付をして、みんなで待つという時間が。

それと、土日は1-3ユーロのテーブルはなくなり、2-5ユーロが最も低いレートになる。

クレジットカードカードでのチップ購入あり。キャンセルは当日のみ。

一度離席すると、2時間以内は同じスタックで再開しなければならない。

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アクリル板付き7人MAX

この状況下でテーブルは7人MAXでアクリル板付き。

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プレーヤーの特徴なのですが、このnoteで書いた他の地域に比べて、スタンダードなプレイヤーばかり。

時間帯にもよりますが、地元の人が半分くらい、半分くらいが観光かなと思いました。フランス人が半分以上のときがあったり、アメリカ人が多いときがあったりしました。

こういう観光で来ている人で、チップをばらまいて帰っていくような明らかなフィッシュの人はいなかった。観光で来てるなという人の特徴はたまに小さいスタックで、リンプインとかベット額が小さいのが目立つくらい。

現地に住んでいる中国人で何人かほぼ100%のハンドを参加しているような人もいましたが、ドローやナッシングでも強く打ってきたりとポストフロップの打ち方もアグレッシブでなかなか攻略するのは難しいという印象。

逆にそれ以外の常連のプレイヤーのスタイルはかなり慎重な傾向で、ブラフを織り交ぜてリバーでオーバーベットするようなプレーは少なく、ブラフかどうかで悩ませられる場面は少ない感じがしました。

1-3と2-5のノーリミット・テキサスホールデムの卓でプレーしましたが、プリフロップでのオープン額は平均3BB程度で、標準的なところに収まっていました。だいたい100~200BBの持ちチップでプレーしている人が多い。ポケットハンドは自信をもってついてくる人が多いので、10BB以上のスリーベットでもローポケットでコールしている場合というのを考慮した方がよいです。

トゥワイスは2回までありで、だいたいの常連は受けてました。ドローがある場面は、ブラフで大きく打ってくる常連は多い気がしました。

テーブルではスペイン語が使われています。スペイン語が分からない人がいるときは、ディーラーが英語で教えてくれますが、確認が必要な場面が多いです。

日本人の常連もみかけました。この状況で、欧米以外の観光客というのは少なかったです。

14時のオープンのときはほぼ常連だけの状況で始まり、観光客は夕方からどんどん入ってくる感じでした。深夜12時のラストハンドの直前まで入ってくる人がいる・・・。もうちょっと営業時間が長かったらと。

平日、1-3の卓は開始時には毎日30以上のエントリーがあり、当初2卓いくらいしかオープンしません。2時間くらい待たなければならないときがあります。すぐプレーしたかったら2-5がよいです。
土日は、2-5以上の卓しかオープンしないのですが、平日よりも客が少ない気がしました。

オマハも常に複数テーブルたっているようでした、もう少し練習してからやってみたかったですが。

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