見出し画像

ブリジャートン家はいいよ!

年末年始に観た「ブリジャートン家」。私どハマりしてるのですけれど、なんで日本ではさっぱりなの?Netflixオリジナルシリーズで史上最高に再生されていて、日本以外の国では大ヒットしているのに日本ではさっぱりランキングにも入らない。なぜなの?ランク入りするのはアニメと韓国ドラマばかり…。この二つが悪いわけではないけれど、私はブリジャートン家の話をする人が周りに欲しいのに!そんな気持ちが煮詰まったのでnoteに記します。

最近やっとニュースサイトで見かけるようにはなったけれど…。なぜ日本で話題にならないのか?
・Netflix Japanが宣伝に力を入れていないから(2021年2月時点)
最近やっとTwitterで紹介されてたね
・イギリス歴史物って難しそう。摂政時代ってなに?
1810年から10年間割と貴族は怠惰で華やかな時代。日本だと家斉のころ
・日本ではメジャーな出演者がいない
わりと俳優で選びがちな日本人多くないですか?
・人種入り乱れててどういうことなの?の説明がめんどい
フロントロウとかハーパーズオンラインとかで説明されているので検索して
・セックスシーンが多くて勧めにくい
性描写は人を選ぶよね。私が今まで観たドラマの中で一番男の尻が出てくる

以上が私が独断で考えてみた理由。これが正しいかは不明。まあそこはどうでも良いんです。今回アピールしたいのはブリジャートン家の魅力。魅力を語りたい。

まずブリジャートン家シーズン1はこんな話

1813年摂政時代のイギリス。ブリジャートン子爵家には8人の美男美女の兄弟がいた。今年社交会にデビューする長女のダフネ(フィービー・ディネヴァー)の結婚相手を探すが過保護な長男アンソニーが影響してなかなかうまくいかない。数年ぶりにロンドンに戻ってきた公爵のサイモン(レジ・ジーン・ページ)は、独身の若い公爵だからと年頃の娘を持った母親たちから執拗に結婚相手として狙われる。サイモンはとある事情があり結婚は望んでいない。サイモンは母親たちを遠ざけるため、ダフネは他人の女性が魅力的に見える男性心理をそそのかすため…。2人は思い合っているフリをし始めるのだが…

王道ラブロマンス

ストーリーはど直球の「なんなのあいつ失礼しちゃう!」からの恋人のフリしていたらいつしか〜という。はいはいそんなの先のこと想像できますよ!なはじまりなんだけど結末が見えていてもどうでもいいの。楽しいのは辿り着くまでの過程。予想する結末にどうやって辿り着くかを楽しむのが恋愛もの。あとそんな甘くないよってのが後半の2人。好きよ好きだくっついたよ。で終わらない。

主演2人がとても魅力的なのだ。ダフネはもう今期のダイヤモンドという呼び名に相応しい清らかな美女だし。サイモンは黒人の俳優が演じているのだけど、歴史的な事実?そんなのどうでも良い!ってくらいにセクシーでかっこいい。表情がチャーミングでこれはもう好きになるよね!という感じなのです。

2人の心の動きが丁寧に描かれていて、よくあるロマコメとかだとあれ?いつこの人たち惹かれあったの??みたいなことがあるけどブリジャートン家のこの2人は、今ときめいてるわね!すごい楽しくて仕方ないのねっていう、心の動きが画面越しに伝わってくるので「もうYouたち、さっさと付き合っちゃいなさいよ!」と思い始めて早くこの2人がくっつくとこ観たいわ〜〜と止まらなくなるのです。まあ後半くっつきすぎて視聴環境をとても選ぶことになるんですけど…。

衣装とセットのエンタメ的楽しさ

衣装がねー。とっても可愛いです。基本はハイウエストのエンパイアドレス。胸はコルセットでまんまるに盛り上がっている。ダフネは基本的に水色中心のドレス。史実の衣装に比べたら胸もあいているし色使いも髪型も誇張しまくりなんだけどそこがいい。俳優陣に様々な人種を選んでいる部分もだけど、史実に忠実かどうかではなくこの作品は観て楽しめることを一番に重要視しているんだと思う。ケレン味あふれる世界。フィクションだぞ!物語だぞ!を力一杯押し出してくる。サイモンの衣装もすごくスタイリッシュで良いんだよなあ。私この時代のことあまり知らないけどこの装いはあるの?気になる。
音楽もテイラー・スウィフトのクラシックアレンジだったり。絶対こんな舞踏会やんないでしょ?みたいなアングラ芸術な会が開催されてたりとか舞踏会シーンだけでも様々な趣向を凝らしていて飽きる暇がないのです。
あと髪型もすごい。ちょっと意地悪なクレシダという女の子が出てくるのだけどあなたそれどこから髪の毛で装飾なの?と問いたくなる。もしリアルならカウパー家の侍女は凄腕すぎる。
そういえば宮殿のセットって「ザ・クラウン」と同じ場所のシーンもあったけど、あれは皆バラバラに作って撮影しているのかなあ?それとも太秦映画村みたいにバッキンガム宮殿映画村的な場所とかあるんでしょうか?その辺気になってる。宮殿なんてイギリスドラマのど定番だからいちいち用意していたら効率悪い気がするんだけど。

シーズン重ねてもダレる心配がない

これは、私が現時点でそう思っていることなのでもしかして将来だれていたらごめんなさい。ドラマのシリーズって大体シーズン3くらいから、続けるための演出が増えてトラブルをわざと繰り返したりすれ違ったりって作品が多くないですか?シーズン1でやっとくっついたと思ってたらその後のシーズンであっさり破局してたり。ブリジャートン家は原作があるので、原作を中心軸に展開してくれるのならメインは兄弟たちに移り変わっていくはずなのでその心配は少ないかな。と期待。次は長男アンソニーのお話になる予定なので楽しみです。ただシリーズごとに好き嫌いは出てくるかもねって気はする。あとシーズンが続くと俳優の降板とかでどうなるかな問題はあるよね。

原作もいいぞ

原作はジュリア・クインのロマンス小説。ヒストリカルロマンスというジャンルらしいです。今までハーレクインとロマンス小説の違いもよく分かってなかった。今回初めて知って読んでみたけど読みやすくて面白かった。原作のドラマと違う点はサイモンとダフネがずっと中心で、あとはブリジャートン家の家族。フェザリントン家のマリーナや王妃とかは全然出てこないの。あとダフネはデビュタントのダイアモンドではないし、サイモンは白人。それでもちゃんとドラマと同じ魂のサイモンとダフネだった。シーズン2が待ちきれないので私は原作を読み進めて待つ予定。

つらつら好き勝手書いたけどこれちゃんと魅力アピールできてるのかな?インティマシー・コーディネーターのこととかフェミニズム意識の盛り込み、兄弟たちの魅力も語りたいけどまだ勉強が足りてないのでいつかそのうち!

ではでは「ブリジャートン家」面白いから観てね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?