私のわたし

わたしってなに?ここはどこ?

鏡に映る私なんて1番遠い、だって生きてて自分の外見なんてみないもの。

何を思っているか、目指しているのか、それを考えてる私ってなに?誰?て言うか人なの?

一生自分と付き合っていく、それは誰でも同じ運命。
それだけで少しほっとする。
他人が私に向けた好意も嫌悪も全部軽く見えてくる。
だってあなたも私のことより誰のことより何のことよりも自分のことを考えて生きるでしょ。

と言うことは、違うみたいだ。十数年生きただけで気付いてしまった。

何故か、本当に何故か、自分のことを何ーにも考えず他人に執着する人がたくさんいる。ように見えて、それも自分という存在と比べたりしているのだろうか。

こういう思想の交換をしたい。と思ったりもするが、それも無理そうだ。私ってすぐむかついちゃうんだよね、あと話してる時手がうるさいんだって。私そんなの知らない。私のことなのに。私ってなに? 

私多分、自分のことよりもあなたのことの方がわかってしまう気がする。
初対面の人でもある程度の雰囲気や思想が掴めてしまう。
だけど、そんなことは恐らく多くの人が思っていて、そしてそれは合っているけど大きく間違っている。

人は、自分のことも他人のことも完全に理解することなんてまず難しい。というかできないのではと思う。

それだけ、私たちは良くも悪くも大きな可能性を秘めている。
もしかしたら、体育で3しかとったことがない私がサッカー選手になるかもしれない。
横で作業しているサラリーマンが総理大臣になるかもしれない。
この文章を読んでいるあなたと私がいつか一緒にお酒を酌み交わすかもしれないし、ね。

私たちは予想外の連続で生きていて、自分の新たな感情や出来事、可能性に出会いながら生きている。と思いたいし、そうやって生きていきたい。

一生、私はわたしのことを分からないで生きていきたい。




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