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戯曲【~2020年】

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三橋亮太の過去戯曲【~2020】です。
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#台本

戯曲『郷愁という惑星?』お試し読み

この公演は中止となりました。 ​日程:3月26日(木)〜3月29日(日) 会場:STスポット 脚本・演出・宣伝美術 三橋亮太(譜面絵画/青年団演出部) 出演 小見朋生(譜面絵画) 出演 宮ヶ原萌(譜面絵画) 出演 牛島青 出演 黒澤多生(青年団) 出演 名古屋愛(青年団) 出演 松浦みる(いいへんじ) 出演 松﨑義邦(東京デスロック) 出演 吉池愛 照明 黒岩玲音 制作 大川あやの(譜面絵画) 制作補佐 河﨑正太郎 制作補佐 落合比奈 舞台監督 小玉みのり​ ​ フラ

戯曲『四人静』

「記憶」と「記録」に内在する『瞬間と永遠』について ​[岩手] 日程:2019年9月15日 会場:陸前高田市まちなか広場 交流施設「ほんまるの家」 ​[東京] 日程:2019年9月20日-22日 会場:カフェ ムリウイ 屋上劇場 ​フライヤーより 「悲しいくらいが正しい未来だ、違うか、嫌だな、」 最近、人との関係が最後になることが多いです。大学の卒業が近いこともそのひとつで、友人とこれから違う道に行くことを想像します。友人だけでなく、直感的に、「あ、この人とはもう会わな

戯曲『わたしたちの ひかりの  いえ』お試し読み

強力な光源がないと進むべき方向がわからない! そんなわからない人のために、拠り所は必要? TPAMフリンジ2019参加 日程:2019年2月15日-17日 会場:SCOOL ​フライヤーより 瞬間、光が漏れ・音が立ち、安全で拠り所として機能していた私たちの家が崩れていきました。思い出したのは、あの日、外に出たら、向かいの古い家がガシガシと重機で解体をしていて、数日後には更地になって、毎朝出かける時に見る風景がすっかり変わったことです。もし、次に建てることになったら、中庭

戯曲『プライベート・オープン・スタジオ』

日程:2018年7月14日-15日 会場:山吹ファクトリー ​フライヤーより 私たちが集まったこのスタジオの外には、もちろん、世界が広がっているらしいんだけど、ここで練習をしている間だけは世界と完全に離れているなと感じられる。 私は私たちが世界と離れているあいだ、世界に私たちは属しているのかなって考えたことがある。考えすぎた。考えすぎると、むしろ世界が私たちに属しているのかなって考えてしまうことがある。でも、きっと、集中している時くらい世界と離れているって思いたいのかなって

戯曲『新津々浦駅・北口3番バスのりば』

SAF+ SHOWCASE参加 かながわ短編戯曲賞2020 最終選考作品 日程:2018年5月15日-17日 会場:シアターグリーン BASE THEATER フライヤーより 春よ、今はもう過ぎて、私たちはここのバス停で、雨が降るのを待っている。雷が降るのを待っている。 寒い冬は終わった。夏がもうすぐやってくる。半袖のシャツを準備して、これから、日程をあわせよう。 ​パンフレットより ご来場ありがとうございます。 大学生活はあっという間で、過ぎた時間を振り返ると、全部が

戯曲『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』

TPAMフリンジ2018参加 第6回せんだい短編戯曲賞 最終選考作品 日程:2018年2月16日-18日 会場:貞昌院 ​フライヤーより 山に、ファスナーがついている。とした場合。私とかはね、それをゆっくり、ジーっと、おろす。中から綺麗なものがたくさん出てきてしまって、ふつうに輝いてしまっている。 / 現在か、少し未来の話です。日本の家族と、日本の家具について考えます。家具も人も、そこにある(あるいは居る)だけで良いと思っています。あるものが「存在」することで、気配が立ち

戯曲『しらしらしない薄明かりもある、』

日程:2017年12月8日-10日 会場:宮益坂十間スタジオ ギャラリー(美竹画廊)​ ​フライヤーより 東京の夢をみていた頃、雪は懐かしくなかった。 今を暮らすわたしの夢は、免許を取ること。 最初、あそこにスーパーカーが見えた。 スーパーカーとか言わないか、普通。 最後、いま隣に乗っているのは君。 僕はこのまんま、海まで行こう。 お互いひとつ、花の名前を忘れた ​パンフレットより  ご来場ありがとうございます。夢の話を書きたい、と思いました。私は今、19歳です。ディズニ

戯曲『そして、イントロダクション やがて、アウトロダクション』

シアターグリーン学生芸術祭 vol.11 参加作品 日程:2017年8月1日、8月7日-8日 会場:シアターグリーン BASE THEATER ​出演​ 宮ヶ原萌  小見朋生  生艸東子 河﨑正太郎  小石川菜奈  三橋亮太 スタッフ 脚本・演出・宣伝美術/三橋亮太 舞台監督/長谷部利器 音響/飯野日向 照明/黒岩玲音 制作/大川あやの