【実録】３０代から正社員になるとどうなるのか

何かおかしい。
明らかに何かがおかしい。

私が、それに気づいたのは世間がお盆休みに入ったのにも関わらず、２３時過ぎまで仕事をし、いっそのこと何もかも投げ出して、失踪しようかを考えながら帰宅した８月１１日火曜日の深夜だった。
※うちの事務所がお盆休みとして与えた休日は１４日金曜日しかありません。（ただの３連休じゃねえか。従業員の半数近くが１１～１３日に有給を取っていました。私はまだ有給はもらえていません。）

飯と風呂を機械的に済ませ、明日どうしようか本気で考える。
「行くのもう辞めるか、、、４カ月半か、、また１年持たなかったな。」
そんなことを考えながら、おもむろに通帳を開き、
この４カ月半で稼いだ軌跡を見てみる。

その時、気づく。圧倒的気づき。
雷に打たれたような衝撃が社会の底辺loserの脳を刺す。

不条理。
ある理に合わぬこと。
支払明細書が配布された時は、賞与３万円に気を取られて気づかなかったが、これは明らかにおかしい。

３カ月の研修期間が終わり給料が１万円増えたのに、振り込まれる手取りが１万円増えていないのだ。

（低所得のおっさんよ、額面で１万円増えたなら所得税や雇用保険も変わるでしょうが。）

いや、そんな数百円の差ではなかったのだ。
本来であれば１６万７千円→１７万６千円くらいになっているはずが、
実際は１７万３千円しかなかったのだ。

急いで給与支払明細書を確認してみると、、、そこには、、、、、

異物あり。