【人生初の昇給】もう辞めていいよな?(内訳明細あり)
身体や精神は疲れ果てているのに、
悲しみやら怒りやら虚無感で上手く眠れない。
相次ぐ退職者により、無限に増え続ける業務。
そこに新人の指導も加わって膨張する労働時間。
4月になり4人の正社員が入って楽になることはもちろんなく、
4月の平均退勤時間は22時を超えています。
大卒33歳男性が手取り17万円代で年間休日105日かつ月間残業80時間を超え、取引先でも社内でも詰められ、涙目になりながらプルプル震えながら命を削っていく。
それでも1年間なんとか働き続けてきたのは、きっと、それなりの報いがあると信じていたからなんでしょうね。
この歳になっても私はまだ心のどこかで、頑張ったら、苦しんだ分だけ、その先に嬉しいこと、楽しいこと、幸福が、、、待っているとでも思っていたのだろうか?
愚か極まりない。
2021年4月9日金曜日、私は33歳にして人生初の年一回ある昇給についての面談に臨んだ。
昇給は5千円みたいな話を小耳に挟んではいた。
しかし、これだけ退職者が出て経験者でも何でもない私が1年目では通常ありえない数の担当先を持ち、その上さらに自分の担当外の年末調整や確定申告業務をこなしてきた。
(※社内で1,2位を争う残業をすることによって)
基本が5千円の昇給なら、色を付けてもいいはずだ。
いや、付いてて然るべきである。
実際、同期の女性(税理士試験3科目合格者)よりも少なくとも1.2倍の業務量をこなしている。
(低おじ、10も歳が離れた子と比べて悲しくならないか?そんなんだから、お前はずっと底辺なんだよ)
「まあ、1万円といったところかな。本当は手取り20万超える24.5万くらいは貰わないと話にならないが、現実的な話、3万円の昇給とかあり得ないし、、、1万だ!!!額面21.5万から22.5万。これ以下は認められない、いや、許せない。」
そんな馬鹿なことをずっと考えていた。
......
所長「社会の底辺さん、4月からはこの給与になります。」
私の給料の内訳が書かれた紙が目の前に提示される。
その瞬間、何が起こったのかすぐには理解ができなかった。
頭が、視界が、グニャグニャと歪んだ。
以下が実際の画像である。
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