頭の片隅の埃の願い

何故障がい者が産まれるのか。

私が常に疑問に思っていることである。
事故や病気等の後遺症でなった
所謂後天性の障がいではなく生まれつきの
先天性と呼ばれる障がいの場合についてだ。

どの母親も皆十月十日食事や睡眠等
健康に気を配りながら生活を送っている。
それなのに何故産まれてくる子どもに
障がいがある状況が出てしまうのかが不思議だ。
喫煙や飲酒をしていたなら理由はわかるが
バランスの良い食事や充分な睡眠をとっている
母親から障がい児が産まれてきてしまっては
頑張ってきた彼女たちが報われないのでは。
そう考えてしまうと私は悲しくて仕方がない。

医学的な根拠は無いのかと
インターネットで調べてみるも
私が読解するには難しい医師の論文や
親御さんに向けた障がい児が産まれた際の
メンタルヘルスケアの記事ばかりがでてきて
私の求めている答えには辿り着かなかった。

後天性の障がい者である私が
このような疑問を抱いている理由は
今お付き合いしている方との間にできた子どもが
障がいをもって産まれる確率をどうすれば
低くできるか考えたいということと
産まれてくる子どもに私と同じ苦しみを
経験させたくないと思っているからである。

どの子どもも皆平等に産まれ平等に育つべき。
綺麗事で在り来りな願いかもしれないが
私は常にこれを祈っている。