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031 素直さがもつちから

朝、モーニング・ページを書きながら思いついた今日のTODOリストは7項目。それらを全部終わらせることができました◎
個人的に面倒なことも盛り込んだけれど、やってみれば早いもんで。ちょっとだけスッキリできたな。



図書館から借りてきた、ジュリア・キャメロンの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」

パラパラと読みながら、「あっ!」と気づいたことがあって。

それはわたしの好きなバンド、ELLEGARDENのギター・ボーカルである細美武士さんが、バンド再始動後初のアルバム作りの最中にこの本を読んでいた、ということ。

彼はドキュメンタリー番組で、曲作りに苦戦していた時、隣のスタジオにいたアーティストの方にこの本を勧められて読んだという。
その時に本のことを、さらっと「アーティストウェイ」(原題)と言っていたので、すぐには気がつかなかったんだよね、、。(読み進めていくうちに「あれ、これもしかして、あの細美さんが言ってた本?!」ってなった。笑)


この本を読んで、細美さんは書いてあるとおりに(おそらくアーティスト・デートのことだと思う)してみようと、ひとりでスタジオの裏山に登った。
「こんなんで曲できたら苦労しねぇよなぁ」と思いながらも、帰ってきて砂ぼこりだらけのままPCの前に座りギターを持ったら、これまでスタジオ入りして10日間なんっにも進まなかったのに、そこでパッと一曲できちゃった、というお話。

その曲がこの「Mountain Top」
(めちゃくちゃいいんだよ〜〜、、大好き)

そのエピソードを初めて番組で聞いたとき、「やっぱり才能がすごいよ細美さん、、!」と思ったんだけど、いまは感想がちょっとちがう。

もちろん彼には才能があるんだけど、それよりなにより「勧められた本を読んで」「書いてあることをやってみようと思って」「それをすぐに実行した」という素直さがすばらしいんだと思った。

細美さん、20代の若者とかじゃないのよ。
50歳よ?

何歳になっても、何歳であっても、
素直にやってみる。
すぐに行動してみる。

言葉にすると簡単だけど、けっこう難しいよね。

本当はすべてのひとができるはずなのにやらないでいることをやれるひとが、才能を開花させていくんだなぁ。

ひとはすぐに(自分も含めて)スキルや能力を欲しがるけれど、ほんとうに自分だけが持つ創造性は、そういうところにはあんまりないんじゃないかと思う。

結果だけではない見えない部分がいかに大事なのかということについて、なんとなくではあるけれど少し視野がひろがったかな、という感じです。