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【たびの日記】京都二日目

朝、7:50にスマホのアラームが鳴り目が覚める。

僕は普段朝が弱い方なのだが、旅行中はそこそこ強くなる。どの人と旅行に行っても、大体僕が起こす側である。

朝、8:00から9:00まで朝食を食べれるように言われたため、7:50に目覚ましをかけたのだが、友人が起こしても起きないため、諦めて二度寝した。

8:30 部屋にモーニングコールがかかってきた。

二日酔いで死にそうになっているグロッキーな友人を叩き起こして、朝食へと向かう。

僕は6時間寝れたため、そこそこのコンディションであったが、向かいで辛そうに朝ごはんを食べる彼は極限状態らしかった。

我々は10時に別の宿でもう一人の友人と合流する予定だったため、急いで支度を済ませて、タクシーを捕まえて移動した。

二泊目の宿はAirbnbで見つけた町家の宿だった。
二階建ての趣のある町家を貸切にして、二泊目を過ごす。

友人が持ち主の人と直接コンタクトを取り、10時に荷物を置かせてもらい、軽い装備で観光へと向かう。僕はGoProと財布とスマホだけ持ち京都を観光する。

最初に向かったのが、京都御所だ。
ちなみに二日目で合流した友人が旅行の雛形を作ってくれた。それがこちら。

10:30京都御所散策
11:00下鴨神社着
11:30お昼ご飯 満寿形屋
※12時開店だが並ぶので覚悟
13:00出町柳駅発(京阪本線)
13:15祇園四条駅着
13:30知恩院
14:00高台寺
15:00祇園四条駅発
15:30東福寺
16:00伏見稲荷の山登る
17:00三条駅着
17:30永観堂ライトアップ
18:30夜ご飯

このスケジュールに則って我々は動くことにした。

10:30京都御所

感想:   あぁ!広い!!!


11:00 下鴨神社

(あ、写真撮ってない…)

感想:  二礼・二拍手・一礼だよね。知ってる。

11:30-13:30 昼飯 満寿形屋

結構有名店らしい。
120分も行列に並び、食べ始めたのは13時24分だった。

頼んだのはキツネウドンセット的なやつ。
出汁が特に美味かった。あと、俺の食った中で一番美味しい油揚げだった。そんなに油揚げ食ったことないけど…油揚げって甘いんだ。
そして全く臭みのない鯖の押し寿司も良かった。

ここまで若干眠気が覚めてなくて、ぼーっとしていたのだが、お腹も一杯になった途端に完全に目が覚めた。

14:00くらい 祇園四条

電車で祇園四条に向かい、歩いて知恩院に向かう。

そしたら。建仁寺が現れた。
双龍図で有名なお寺である。

友人の作ってくれた予定表には全く入っていなかったのだが、見てみたい!と言う僕に乗ってくれて、建仁寺を見ることになった。

14:20 建仁寺

ここのお寺。
僕的には入って大正解だった。

めちゃめちゃ綺麗で和を感じさせる庭園。

白砂の上にはもちろん、茂みの下にさえ葉が全く落ちていないのが、手入れの頻度を物語っていた。

そして、メインの双龍図

「すげぇ」と月並みな感想を持ったが、何がすごいって桁外れの立体感だった。

表面的じゃなくて奥行きがしっかりある感じ。
龍の目が一番明るくて、顔→腕→首の順に暗くなっているのが印象的。目がすごい。目が。

そして、龍の髭や角を見ると黒で縁取られているのも、立体的に見せる技法なのかもしれない。
龍の周りにある炎なのか、雷なのか分からない物体もなんだか神秘的に感じた。

だが、これは2002年に作られた絵らしい。

古いものは尊崇の遠心力があり、古ければ古いほど崇められるため、この絵も古いものなのだろうと勝手に思っていたが、めっちゃ新しかった。

2002年の絵でここまで有名になるってのはどんな背景があったのかなと気になった。
いずれにしても、こんなすごい絵を計算して描けるなんて人間なのかな?と思った。

あ、あと雷神と風神の屏風もあった。それもすごかった。けど、龍が凄すぎて忘れた。

15:00 高台寺

広くてでかい庭園を散歩する感じ!
ここでは昔ながらの建物とかを見て回った。
人が多すぎてあんま写真は撮ってない。

15:20 知恩院

感想: でけぇ・でけぇ・すげぇ

国宝と呼ばれる三門は思いの外、圧巻だった。
あと本堂もめっちゃデカかったのと、ちょうど法要の時間でお経を聞けたのがラッキーだった。

あ、ちなみに、ちょっとした発見なのだが、宗派によってお寺の景観に傾倒の違いがあることに気がついた。

高台寺や東福寺などの臨済宗のお寺は自然が多く砂利などを多用する一方で、知恩院は浄土宗のお寺でコンクリートを使った少しモダンな作りになっている印象だった。

この記事の見出しの画像は知恩院で撮った。
多分京都旅行で見た中で一番綺麗に色づいていた紅葉だった。グランプリである。

黄色とオレンジがグラデーションになってる紅葉が良き。

16:00 どうしよう。

ここで、時間がめっちゃ押していることに気づき、今後の動きを会議する。

時間的に、伏見稲荷の方にはいけなそうなので、近くのバーに行くことにした。
そこのバーは友人のお父さんのオススメらしい。

16:30 Bar Rocking chair

行ったのはここ。
本当はカウンターに座りたかったのだが、満席だったため、暖炉の前に置かれたロッキングチェアーに座る。暖炉が真前の席。

友人はカウンターに座りたがっていたが、僕はこの席が一番当たりな気がしていた。

友人の1人はバーに来るのは2回目らしく、緊張で声が普段の1/3のボリュームになっていたのが面白かった笑
このお店はメニューが無く、店員さんと相談して決める感じ。

僕は紅茶系のリキュールを使ったカクテルを一杯目に頼み、二杯目はおすすめされたマスカットのカクテルを作ってもらった。

18時前くらいまで酒を楽しんだ。

18:15 永観堂

タクシーを飛ばして行ったのは永観堂。

僕がこの旅で一番楽しみにしていたスポット。
夜のライトアップが半端ないらしいとネットに書いてあった。

しかしだよ。
永観堂の中に入るには長蛇の列。ディズニーランドかよってくらいの長蛇の列。多分1-2時間待ち。

これは…入れねぇ。

僕らは悩んだ末。あきらめた。

夜の飲みの方が大切だと。

帰りもタクシーを使ってしまうと謎の敗北感があるため、意地を張って歩いて祇園四条に向かった。

さぁ、気を取り直して飲むぞ。
はしご酒しまくる予定である。

19:00 飲み TAKA

TAKAって自分のことじゃなくて、店の名前である。

ネットでおすすめされてたので、気になって入った。

店の外はこんな感じ。ザ・京都!
美味しいし良い店だった。たまたま品切れが多かったため、次回また挑戦してみたい。
いちごのハイボールがおすすめ。

20:30 ハイボール専門店

ここは…ちょっと高かった。
チェーン店だし東京にもあったので、一杯だけ飲んで出た。

21:00 ろとうにまよう。

店選びに1時間を費やした。店はたくさんあるのだが、いい店が分からずうろうろしまくった。

22:00 個人経営の居酒屋に入る
(名前はわからない)

入ったら、おじさん一人で切り盛りしていた。
カウンターの席数は七席

お世辞にも清潔とは言えない店内。ちょっと思ってたのと違った。。
客には絶対ヤクザだろって感じの二人が真っ黒のグラサンをつけてカウンターに座っており、あ、これ店、間違えた?感がすごかった。

入ってしまったからには仕方がねぇ。
ビール一杯だけ飲んで出ようぜ的な感じになり、おでんとチャーハンと酒を注文した。

席の並び的には

         店主
    ーーーーーーーーーーーーー
  別の客→〇 〇 友 友 俺

だった。しばらくすると、ヤクザ風の男たちが話しかけてきた。どこからきたのかと。

一番近くに座る友人が応対し、話を進めた。
話してみると普通にいい人たちだった。
どうやらトラック運転手らしい。一番左の男の人は、「京都の女はやめた方がいい」という話を永遠にしていた。
最近なんかあったらしい。

手前の人は僕らにも敬語を使ってくれる、比較的紳士的な人だった。京都の風習のことや、大阪人の人間性の良さだったりを話してくれた。
京都では、ほうきを逆さに立てられたら帰れって意味らしい。こんな感じの風習がたくさんあるんだと。

15分くらい話をしたところで、その二人組は店を後にし、僕らも退出した。京都の地で知らない人の話を聞けて良い思い出だった。

23:00 謎のびっくりドンキー

みんな日中の歩き疲れが出てきた。
タクシーで宿に向かう。

すると、近くにびっくりドンキーがあった。

ハンバーグ食べるしかないなと冗談を言い合っていると、いつのまにか本当に食べる流れになり、びっくりドンキーのハンバーグを食べることになった。
いま考えれば京都旅行のこの時間のハンバーグは非常に謎である。

はじめてのびっくりドンキーだったが、味は想像してたよりも美味しかった。

23:30 宿についてすぐ風呂。

順番に風呂に入る。

風呂の大きさは一人暮らしのアパートに付いてる風呂くらいの大きさなため、一人ずつ入った。

謎の音楽をかけて騒いだりしながら過ごし、全員が風呂に入り終わったところで、二階の寝室へ移動して横になった。

布団に入った途端に眠気が襲い、会話の途中で寝落ちした。

(続く)

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