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【ただの日記】充実したイヴ

どこかで鐘が鳴って、らしくない言葉が浮かんで〜♫

マフラーが必需品となった12月。
暖かいお湯に浸かりながら無意識に歌ってしまっていた。

自分が無意識に歌い始めていることに若干の面白さを感じながら、「もうすぐかぁ、早いなぁ」とその到来を感じた。

カレンダーが12月を迎えると、世の中は一気に甘いムードへと早変わりする。

スタバにいけば「starbucks,Me and you」が流れ、路上では「メリクリ」や「last christmas」が歌われている。夜になると、やけにキラキラとしたイルミネーションが街を彩り、歩行者のためのムード作りがされる。
街中がHappinessの押し売り全開である。

12月24日のために12月は存在しているようなものだなぁとしみじみ感じさせられる。

僕の12月は修士論文の提出があったのだが、提出した瞬間に羽が生え、友人と飲みやカフェ巡りなどの予定を沢山いれた。

だが、12月24日はみんな忙しいらしい。
ぽっかりと空いてしまったスケジュール。

僕は、仲良しの美容師さんから「え、観てないの?」「遅れてるぅ!」と煽られ勧められたバチェラーのシーズンワンをソファーで永遠と見て、その特別な1日の時間を楽しんだ。

気づくと18時。
若干いつもより豪華な夜ご飯を食べおわり、一人ぼっちでジムに行くことにした。

クリスマスイブの夜に一人で筋トレとは最高であろうに、多くの人は外出をしているらしくとても疑問である。
是非、世のすべての男性に真似をしてもらいたい。

ジムに着くと、バイトのおねーさんがサンタの被り物をして、受付をしていた。また、普段あまり混んでいないジムだが、筋トレをしている同年代の人たちが多くいた。

全ての人たちに謎の仲間意識を覚え、メリークリスマスと言いたい衝動を堪えながら、アマプラで「王様ランキング」の11話を見ながら走った。
有酸素運動をするとサッとグッスリと眠れるのである。

こうして2021年のキラキラした1日は通り過ぎた。
結構充実感のある1日で満足だった。

まぁ来年は行きませんけど。

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