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廃墟好きな私が廃墟に行かない3つの理由

【チャレンジ 16/20】

廃墟、いいですよね。
私は廃墟が好きでよく写真などを眺めたりします。
あの、人工的な構築物が自然に侵されていっている様子が何ともたまらんです。
しかし、私は廃墟を実際に訪ねた経験がほとんどありません。
知人に案内されて廃校に行ったのと、あとは軍艦島に行ったくらいでしょうか。
それ以外では、街中で誰も住んでいなさそうな建物をみつけて「うおー」とかやってるくらいなもんです。

さて、なぜ私は廃墟に行かないのでしょうか。
それには以下のような理由がちゃんとあるのです。

人体への悪影響

まず第一に人体への悪影響の恐れが挙げられます。
これはもちろん、むき出しになった鉄骨や、床が抜けるなど建物が傷んでいることによる危険も含まれます。しかし、これらは目に見えるだけましです。
やっかいなのはアスベスト(石綿)。
これは、耐熱性などにすぐれていたため、以前は建物に多く使用されていました。しかし、吸い込むことによって肺に悪影響を与えることがわかりました。肺ガンなどの原因になっています。
そのため、日本では2006年以降原則、使用が禁止されることとなりました。
他にも、カビなどを吸い込む危険性などもあるでしょうし、他の有害物質が発生している可能性も否めません。
管理がなされていない場所に特有の危険性と言えるでしょう。

危険な人との遭遇

人とのトラブルも多いようです。
廃墟は、人が来ることがほとんど無いという特性から、不良などの溜まり場になることも多いとのこと。また、不良だけでなく、その道の本職の方とのトラブルもあるようです。
遭遇した人に危害を加えられる可能性の他、事件などに巻き込まれる可能性もあることは頭にいれておいた方がいいでしょう。
大衆からの視線がない場所というのはいつだって危険がつきものです。

このニュースに見られるように、犯罪者の隠れ家となっている可能性もあります。気をつけましょう。

管理問題

最後に、建物の利権をめぐるトラブルです。
多くの場合、建物およびその土地には管理者がいます。
そこに無断で立ち入ることは不法侵入にあたりますし、ものを壊してしまえば器物損壊に問われることとなります。
仮に、管理が行き届いておらず、誰でも侵入できる状況だったとしても、軽犯罪に問われる場合があるようです。
公共のエリアから眺めたり、写真を撮ったりする分には問題がないようなので、その程度にとどめておくのが良いかもしれません。

以上、簡単でしたが廃墟にまつわる危険性について3点挙げました。
廃墟専門のサイトや、廃墟探索を趣味としている方のブログを見るとより詳しい説明や、実際のトラブルなどを知ることができます。
廃墟はロマンがあり、憧れる方も多いと存じますが、今一度その危険性を認識しておくことも大切かもしれません。
この記事が、あなたの快適な廃墟ライフの一助となれば幸いです。

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