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気合いで完璧に、ではもう成功できない。~成功しても心身を繋ぐエンジンが駄目になる~

毛布にカバーをかけるときに少々アバウトでも、使っているうちにある程度形が整えられていくように、物事とにかく行動してみて、徐々に手直ししていく、というのもいいのではないか。

GACKTの謝罪が大不評だ。彼はたしか2000年代後半に韓国のイベントに出た際トラブルで何時間も時間が押し、現地スタッフに「とりあえずやりますか?」と聞かれ、「とりあえずなんて考えなら最初から自分を呼ぶな」と怒ったらしい。

どうも説教くさかったり、その割管理が甘かったり、精神論が多様される彼の在り方というのが、2000年代後半に始まっている気がするのだ。

別にネットや週刊誌レベルの怪しい非難を信じている訳ではない。色々な鋭い視点や常識を越えた考えを打ち出し多くの人に勇気を与えていたのに、錆び付いた時代の嵐に徐々に飛ばされず、持ちこたえるのが難しくなっていたのではないか。

気合いで何もかも完璧に努力する、というので成功できる時代は終わったのかもしれない。成功しても新自由主義の無慈悲エンジンに息切れを起こし最後は壊れてしまうんじゃないか。

多分、凄い身近なところだと、ダラダラスマホいじる時間を絶ち、その分を適切な休息と行動の積み重ねに充てるとか、そういうけじめのある自己管理が今後は成功や、豊かな人生の鍵になると思う。

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