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政治について語らないor無知な政治発言で人を傷つける どちらがマシか?

「間違ってもいいから政治について関心を持ち行動しよう」

Twitterでのハッシュタグムーブメントが起きて以来、そんな姿勢がどこか奨励されているように感じる。しかしだからと言って無知な差別発言等をして人に迷惑をかける事が許されるはずもない。

「なんだ。正しい事しか言っちゃいけないのか?言論を塞ぐのか?」

「そういう事を言うな」と指摘すると上のように言い返されかねない。

ボクが思ったことを言ったまでですー。それを許さないなんて正しさの暴走だわー。炎上狙いや商売目的もいるだろうが、真面目に無知を晒している人もいるのだろう。頭が良くても感情がある方向に決定づけられている人もいる。

日本社会で一番多い政治的立場というのは「無関心」(かまたは無関心なフリ)であり、ある一定の考えに基づき発信したりするのは、街角で大勢に素通りされながら歌い続ける歌い手に近いのかもしれない。

街角はずっと寒い。日本社会というのは何十年も冬をやり続けているようなもので、皆極端なものを背負ったり内に秘めたくないと思いながら、着々とそういったものは近付いてきているのだ。

吊り橋の下を見ないようにしながらグラグラ揺られ渡るように。



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