見出し画像

すぐ暗くなる

わたしはすぐに暗くなっちゃう。
映画や小説や漫画や、そういうものの影響をすごく受けてしまう。困っちゃうな〜

今日は『うみべの女の子』を読んだ。
浅野いにおの漫画を読んでみたくて、ほんとうは『おやすみプンプン』が読みたいんだけど、鬱漫画ってみたからやめた。鬱漫画って表現はあまり好きじゃないけど。

『うみべの女の子』でも充分くらった。
ネタバレかも↓

中学生ならではの世の中への鬱憤やどうにもならないストレスは理解できる。
でも、それを性行為にぶつけないでほしかった。
わたしは性行為はほんとうに愛し合っている者同士が、話すでも手を繋ぐでもキスをするでも表現できない愛情を性行為であらわすんだと思っていた。
わたしはいま22歳で、古い考え方の人間ではないと思うんだけど、自分の恋愛経験が乏しいせいか、ストレスをぶつけるだけの性行為をあまり納得できなかった。

でも、心境は理解できる。
中学生あたりのころって、ずっとなにかにイライラしていたりするよね。
わたしは音楽をたくさん聴いたけど、そういう発散方法が性行為になる人もいるのかな。
漫画の中だけの話なのかな。

中学生ってのもな〜
高校生や大学生がモデルだったらまだ見れたかも。
中学生の年齢で自分の身体を自暴自棄に扱っているようなところが、痛々しくて見ていられなかった。

でも、絵はすごく好きだった。
しかし『うみべの女の子』でここまでくらっているようでは、『おやすみプンプン』はまだ読めないかもな〜。
はっぴいえんどの『風をあつめて』という曲を知ることができたのもよかった。はっぴいえんどは名前を聞いたことがある程度だったけど、これを機にたくさん聴いてみようと思う。

最近は自分がどんな作品をみると気分が沈むか分かるようになってきた。
だから映画や小説は上手に避けられるんだけど、幼い頃から漫画はあまり読んでこなかったから、まだその感覚が敏感じゃないのかな。

もっとわたしが大人になったら、『うみべの女の子』も読めるようになるかもしれない。

わたしは中学生くらいの頃から、自分以外の人を敵だと思いすぎてしまった。だけどわ自分を守れるのは自分しかいないと思うと、これで良かったのかもしれないとも思った。

友だちが『ソラニン』を勧めてくれた。
しばらくは浅野いにおの作品は読まないと思うけど、いつか読んでみたい。

今日は午前中に『うみべの女の子』を読んで、午後はやんわり気分が落ちてて、そんな1日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?