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くだらないことを言ってもよい

 いまからすごくくだらないことを書きますね。

 noteって、毎日、連続で投稿していると「何日連続投稿、すごい!」と機械がほめてくれます。毎日投稿しないと、「何週連続投稿、すごい!」というほめかたになります。これは、なかなかプレッシャーを与えてくれるもので、ここ何日か投稿していなかった私も、「なんか書かないといけないのかな」という気にさせられます。

 「くだらないことが気になる人だな」と思われたかもしれませんが、私は気になっちゃうんですよね。あと、私は(もともと「スキ」の少ない人間ですが)「スキ」の数もわりと気になっちゃいます。つまらないことが気になっているようですが、じつは、けっこう、みなさんも気になるでしょ?^^

 すると、なんというか、意味のあること、価値のあることを書かねばならないような気がしてきます。でも、私たちって、つねに意味のあることばっかり言っているわけではないですよね。すごくくだらないことを言っていることもありますよね。あるいはその「くだらない」という価値観がひとによって異なるということもありますし…。

 最初に、「いまからすごくくだらないことを書きますね」と言って書き始めたわりに、いま、私は、「くだらないことを書いてもいい」という内容の「いいこと」を書こうとし始めている!書き始めたときは、ほんとうに価値のない、くだらないことを書こうとしていたのに!飲み会とかにしてもそうでしょう?「価値のあること」を言おうとしていないですよね?ほんとうにくだらないことを書こうと思っていたので、文章の構成も考えないで書き始めたのですけど。

 これはなんでしょうね?人間のさがですか?でも、ここまで読み返してみて、やっぱりこの文章には価値がないや(笑)。でも、noteを書いているみなさん、価値のないことを書いてもいいんですよ!どうも、「○週連続投稿、すごい!」って機械にほめられ、「スキ」がたくさんついたほうが価値があるような気がしてしまいますので、そういう仕組みになっているだけで、そんなに毎回、価値のあることが書けるわけじゃないですし、くだらないことも言うのは、人間として自然です。こう書きながらも、この記事にどういう反応があるかないか、考えながら書いている自分がいます!「ひとからの評価は気にしない」と言いながらも、私は、評価が気になるのです!でも「いいことを書かなきゃいけないプレッシャー」みたいなのってありますよね。

 やっぱりくだらないことを書いているぞ、オレは。

(論文は、価値のあることを書かねばならなかった。でも、価値のない論文を書く権利だってあるはず。それはダメ?)

 以上です。でも、noteに限らず、いろいろな場面で、思い出したいですね。人間って、価値のあることばっかり言えない。くだらないこともいろいろ言うのが自然なこと。ときに知らずに人を傷つけるようなことも言っていること。とりあえずきょうは、noteという仕組みの「プレッシャー」に押されて、ひとつ記事を書いてみました。それではまた!

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