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東西のあつかましさの傾向

いろいろな人から聞いて思うことがあります。私は日本のあちこちに住んだ経験はありません。見聞はせまいです。でも、東日本と西日本の傾向の違いに気が付いています。西日本のほうが、東日本よりあつかましい傾向にあるのではないですか?

たとえば福祉の手厚さ。多くの人が、福祉の手厚い町や地域として、大阪や福岡や滋賀県を挙げます。とくに、どの福祉の人に聞いても「福祉の手厚い
地方」として必ず挙がるのが大阪です。(大阪市という意味か、大阪府と言う意味かは、私にはわかりません。)これの目安を2つ、挙げておきます。私の、大阪に住む友人が、大阪の生活保護受給率は高いと言っていました。また、バリバラは大阪で収録されています。福祉の学校も、西日本に多い気がします。

つぎに、キリスト教神学です。西日本のほうが温かいイメージが あります。東日本の神学校って、どうも固くて冷たい傾向を感じます。一方で、同志社も関学も西南学院も、西日本にあります。人間味のある牧師を輩出するイメージのある神学校です。

ある、西日本のご出身で、現在、北日本にお住まいの友人のお話です。こちら(北日本)には決していないタイプの人情味のある人が西日本にはいたそうです。

大阪のおばちゃんは、あつかましいというふうに聞きます。偏見だったらすみません。でも、「値切る」と聞いたことがあります。値切るのはあつかましいでしょう。東日本ではあまり見ません。値切る人。

「関東のひとつ残し」と言います。みんなで食事をしていると、最後の1個が残る現象のことを言っています。ある関西出身の人に聞いたら「これは『遠慮のかたまり』と言って食べるのだ」と言っていました。ほかにも西日本の人に聞いてみましたが、最後の1個を「遠慮のかたまり」と言って食べる人は多かったです。これもあつかましいでしょう。

お笑いでもあります。もともとボケるとツッコミを入れる文化は関西のものだと思います。関東では「流して」いました。なかなか現代で例を挙げるのが困難になってきていますが、先般、亡くなった円楽さんのさらに前の、笑点で長いこと司会をしていた円楽さんは、ものすごくおもしろい答えが出ているのに、サッと流してすぐ次の人を指していたと思います。あれが関東の笑いだと思います。

食べ物の味まで西日本のほうがしつこい気がします。博多のラーメンはとんこつ味で、東京ではしょうゆ味です。また、カツカレーは東京にもありますが、スパゲティの上にカツを乗せたり、エビフライを乗せたりすることは関東では考えられません。

方言もそうです。関西の人は、東京に出てきても、関西弁を使い続けます。私は北関東の出身ですが、概して北関東の人は自分たちの方言を恥じていて、地元を離れると、その方言を使わなくなってしまいます。これも東日本全般に言えそうな傾向です。

というわけで、福祉の手厚さから、神学校の温かみ、お笑いに至るまで、どうも西日本のほうがあつかましい気がします。いかが思われますか。皆さんのコメントをお待ちしております!


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