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「あんたはエライ」が推薦状 第85回 レミングする人々

間違えを認めること。
これは人間として大事なことです。
嘘をつき続ければ真実になる。
なんて言葉もありますが、
これは
「嘘をついた本人が、嘘をつき続けることで真実と思い込む」
ことなんではないでしょうか。
バレると困る嘘。
そういった方が都合が良い嘘。
最初からだまそうとする嘘。
冗談として笑わせようと意図する嘘。
さまざまな嘘があります。
これらが許されるのは
「ごめんなさい」
を早い段階で言えるかどうかだと思うのです。
その嘘によって実害が出ないのであれば問題ではない。
わけではなく
その嘘を真実と思い、行動をした他者がいれば、その時点で問題が生じています。
金銭的なものなら弁償すればよいというわけではありません。

詐欺師の常とう手段、またネタとして
「消防署の方から来ました」
なんてのがあります。
あたかも消防署の人かと思いきや
消防署のある方角から来ました。
なんて、よくねられた嘘ですよね。

同じようなものなら、たとえば
「自民党です」
なんて表記をしてるポスターの市議会議員がいたらどうでしょうか。
お、自民党公認か。
と思うのが普通でしょう。
一般党員がこんなポスター書いていたら
問題です。
それは「公認議員」と「一般党員」では意味合いが全く違いますから。

紹介だけでなれる自民党一般党員。
もしも、もしもですが
自民党の評判を落としたい反体制の人間であったり
自分を大きく見せたいだけの人間が肩書として利用したい。
だけのために「自民党」を利用しているとしたら
これは嘘の前に人間としての倫理観の問題が先立つと思います。
自分のためなら何を利用しても良いのだ。
が地域の代表です。
問題が起きてもボクは悪くない、自民党が悪いんだ。
自民党のボクは発言力があるんだぞ。
なんてやられたら、それこそ政治不信。

それらがないようにするために
党としての推薦状があるんじゃないかと思います。

支部の一般の方の推薦状は
小松政夫の「あんたはエライ」くらいの価値しかありません。
あ、これはこれで欲しいな。

あんたはエライ
から芸能界代表ではありませんね。

閑話休題

嘘で塗り固めた人生。
きっと自分自身がもう、嘘と思わず真実と思っているのなら
しかるべきところにいき、しかるべき処置をする、してもらうのが
地域の、国の、また本人や家族のためでしょうね。

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