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BS朝日「地球クライシス2021」を観て

昨晩、家族がたまたま観ていたテレビにくぎ付けになりました。

それがBS朝日の「地球クライシス2021」。思わずTwitterでもつぶやいてしまいました。


途中から観たので、最初は作業をしながら、「ウミガメの産卵、撮影したんだ、すごーい」と軽い気持ちで聞き流していました。しかし、温暖化の影響で気温が3℃上昇すると、食料となる作物も育つことができなくなってしまうという話に、ぞっとしました。

温暖化により、朝ご飯のメニュー内容が変わってきてしまうのだとか。

・白いご飯がさつま芋に
・野菜サラダが山菜に
・緑茶がコーヒーに

毎日のように当たり前に食べている白いご飯。それをよそうはずのお茶碗に、サツマイモがごろんと乗っかっている画像を見て衝撃を受けました。そして、緑茶の栽培も難しくなり、代わりにコーヒー畑が広がるのかもしれないと思うと、故郷の風景も変わってしまうのかと茶どころ出身の身としては複雑な気持ちになりました。

実際には何とか輸送システムを使って今までと変わらない朝食を用意することができるのかもしれませんが、間違いなくコストがかかります。

★★★

社会レベルで、温暖化対策のための取り組みが行われています。けれども、個人レベルでもできることをしていかなければという気持ちにさせられました。

ただ、何をしたらいいのか。私は3つのことを番組を通して学びました。

①子どもへの働きかけ
無駄な電気を消すとか、冷蔵庫を何度も開け閉めしないとか、細かいけれど日々の積み重ねが大切だと思います。ただ、電気代がかかるから、という観点で子どもに注意していましたし、自分自身もそういう意識を持っていました。
それよりも、地球温暖化につながってしまうということを子どもに伝える必要があると感じました。
②食品ロスの減らし方
食品ロスを減らすことについて、食べ物の無駄を出さないという観点から出されたものを残さない、という意識を強く持っていました。けれども、それだけではなく「賞味期限が来たから捨てる」という観点を脱する努力が必要です。賞味期限が迫っていても、冷凍すればまだ保存できる状態になる場合があります。我慢や焦りが必要と思いがちですが、工夫が食品ロスを減らすことにつながっていることを感じました。
③ゴミ拾い
ゴミを拾うことも地球温暖化を防ぐことにつながります。自分一人の行動で変わるわけがないと思うような小さなことも、積み上げていけば大きな力になります。
ただ地域をきれいにするための活動と考えるのではなく、地球の未来につながっていることを意識するのも大切だと思いました。

★★★

「ゴミを拾う」という活動について、面白い取り組みをしていました。

拾ったゴミの写真を撮って、ハッシュタグ「#ごみピカ」をつけたうえでSNSに投稿。キャンペーンに参加した人の中から抽選でごみから生まれかわったアップサイクルアイテムのプレゼントがあるそうです。

ゴミを拾うために外に出掛けるくらいの心意気がないと、ゴミ袋にたまるほどのゴミを拾えないとは思います。しかし、近所を歩いているときにふと目についたゴミは拾う、という意識を持つだけでも地球の今後を救うことになるのでは、と考えさせられました。



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