「小学校時代の陽キャは大人になった時、大したことない?」から考える
先週車を運転していた時のことです。
わたしの車では、地上波テレビの音を聞くことができるようになっています。車が駐停車している時は映像も見ることができますが、スマホでラジオを聞いていないときはたいていテレビの音を聞いています。その時も何気なくテレビの音を聞いていました。
どうやら話しているのは林修氏と、星野源氏。初耳学という番組で、私は初めて見ました(正確には、運転しながら聴きました、です💦)。子どもを習い事で送迎する10分程度の、最初の部分だったかと思います。
そこで、林先生が
「小学校の時に運動能力の発達していた明るい人は、当時のクラスの中心だった。でも、その人たちがその後どうなったか調べてみたら、意外と大したことがない」
と話していたのです。
その部分が妙にひっかかっていて、自分自身の今までのことを思い起こしたり、自身の子どものことを考えたりしていました。
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「小学校の時に運動能力の発達していた明るい人」
今なら、「陽キャ」と言われる子どものことなのでしょうか??
自分の小学校時代も確かに、活発で先生の信頼も厚く、クラスを引っ張っているような級友はいました。林氏の話を考えると、そういった人は大きくなってあまり活躍していないというのです。
実際どうなのか。
小学校時代の同級生とずっと付き合いがあったわけではないのではっきりしたことはわかりません。しかし確かに、風の便りで、おとなしくなってしまっていたと話を聞く人もいます。
そうなったのには原因があるはずです。原因は一つではないと思うけれど、少し考えてみました。
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わたし自身の経験ですが、幼いころからしっかりしていると、周りの大人が「この子は大丈夫」とわりとほったらかしにしてしまう傾向があったと思っています。(あくまで私個人の推論です。)
ほんの些細なことがきっかけで、頑張る意欲をなくしてしまったり、大人に不信感を抱いたりといったことがあるような気がしています。
そんなことを考えていたら、我が子たちはどうなんだろうと気になってきました。
我が家には現在、中2長女・小5長男・小4次女がいますが、三人三様で、それぞれ性格が全く違います。
3人の中にも、今のところ活発でクラスを引っ張っていくようなタイプの子どもがいると理解しています。
ただ、今回の林氏の言葉と自分の経験から、今活躍している子どもでも、今後どこかでつまずいて自信を失ってしまうことがあるかもしれないと考えさせられました。
子どもの「今」を見て問題がなければ安心しがちですが、子どもの長い人生を考えると、必要な時に必要なサポートがないと、子どもの心は乾いてしまう恐れがある。その結果、大人になった時に、子ども時代ほど輝くことができないのかも、と思いました。
親が子どもの人生の責任を負うことはできません。
親ができることも、大きくなるほど限られてくるでしょう。
でも、子どもが自分自身の目標を見つけて、自分が理想とする生き方ができるようサポートする必要はあると思います。
どうしたら自分の足でしっかり立って、自分の人生を力強く生きていく子どもになれるのか。
時には子どもと一緒に考えて、時には子どもに寄り添っていくことが親としてできることなのかと考えさせられました。
元気に成長している子どもに感謝しつつ、ここぞという時はサポートできるようこれからも子どもを見守っていく必要があると、テレビの一言から考える機会をもらいました。
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以上のことを考えるきっかけをもらった番組は、Youtubeで見ることができました。
今回は番組のほんの一部が引き金になってわたし個人が考えたことを書いています。そのため、動画全体とは全く関係ありません。
でも、番組で紹介された星野源さんの頭の中は素敵です。よかったらこちらも楽しんでくださいね。(期間限定)
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