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逆手(ぎゃくて)・エル字誕生!!

私が宮川理論を発信してすでに10数年が経っている。最初は、誹謗中傷がひどく、ネットの世界が嫌いになりかけた時期もあった。しかし、逆に誹謗中傷する人たちは、案外正論をいてちるのである。
 私はどちらかというと、これまでの教えに反逆していることを言っているわけで、誹謗中傷をする方は、正論を唱えるのである。このことから、テレビのコメンテーターたちとよく似ていると思ったのである。
 耳障りの良いコメントであったり、総理大臣を小ばかにしてみたり、世間が喜ぶであろうことをコメントしているのである。
 しかし、人を気づつけるわけではないのに、これまでの野球界の指導に警鐘を投げかけたとはんに、誹謗中傷である。中には、俺が投げるボールを打ってみろ。元プロで140khでる。と勝負を挑んでくる方もいた。仮に私を抑えられたとしてどうだというのでしょうか?また、私が打ち返したらどうするのでしょうか?こんなくだらないことを言ってくるのです。
 私たちが行っている活動は、打てない選手を打てるように。打てる選手はそれ以上に打てるようにすること。であるわけです。つまり、研究者であるわけです。こうした現象が起こるのは、私たちの研究ではこうした原因が考えられるから、こうした練習をしたら改善されるよ。
 ある意味お医者さん、ドクターなんです。もちろん、免許があるわけではありませんから、副作用も考慮しながら、指導という名の治療を行うわけです。それを、俺のボールを打ってみろ。って、昭和すぎますよね。

 ちょっと、話を技術的なことに戻しますが、打撃指導をしていて一番苦労するのは、指導する選手のこれまでの指導歴なんです。強いチームであればあるほど、指導者の指導が絶対で、それがなかなか抜けないのです。癖がつよいのです。それを説明で治せるはずがありません。動作によって、染みついたわけですから、理屈でそうなっているわけではないのです。その癖を取り除き、さらに技術の向上をしないといけないわけです。それが宮川理論の指導の原点なんです。だから、すぐに癖の色抜きをして、新たな技術の色をしみ込ませないといけないわけです。この色抜きがうまくいけば、きれいな技術の色がその選手にしみ込むわけです。^^

 そこで、一番色抜きをしないといけないのが、「コネクリ病」「スタンス広すぎ病」です。この二つは、ほとんどの選手が感染しています。今のコロナどころではありません。感染力は最強です。これに効く特効薬が「逆手」「エル字」という宮川理論のアイテムです。まず、この二つでスイングすることで、徐々に色抜きをしていきます。色抜きが済むと、今度は染色をしないといけません。その染色には、「振って戻す」「置き換え」などが必要です。これを繰り返すことにより、選手は昔の色(癖)が抜けて、新たない色(技術)がよりしみ込みやすくなるのです。

 これが宮川理論の強みである。また、正しく色づけば、飛距離がアップします。それがさらに宮川理論の良いところでしょう。いとも簡単に飛距離アップします。実際に図ったことはわずかですが、10m以上は簡単に飛距離アップします。しかも、これまでの力加減よりも、脱力した状態で打球が飛んでいきます。そのとき、選手はみな一様に「気持ちいい」と言います。その時の笑顔は、是まで体感したことのない打球感、スイング感を味わい。どんな大人でも童心に帰った笑顔になります。もちろん、お子さんは、欲しかったプレゼントをもらったように笑顔になる。

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