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2023シーズン優勝

Honda FCが2023シーズンのJFLを優勝しました。
2019年から4年ぶり、旧JFL時代含めて11回目の優勝。
このカテゴリーは毎年変化がある中で、長年強さを維持する選手とスタッフの努力には本当に頭が下がります。
そんな素晴らしいシーズンでポジティブに感じたことをnoteに残しておきたいと思い、つらつら書き殴りました。
是非、一読くださいませ。

王座奪還

「このままではHonda FCは古豪になってしまうかもしれない」
優勝を逃した去年の最終戦セレモニーで、安部監督が発した言葉が今年はずっと心に突き刺さっていました。

2020年は最後7試合も勝つことができなかった。
2021年は優勝を争ったいわきに追いつくことができなかった。
2022年は奈良と大阪との三つ巴になりながら、最後は息切れしてしまった。
JFLを4連覇してあれだけ勝負強かったHondaが、アディショナルタイムにゴールを許す、優勝が懸かった試合に敗れるというのは、なかなか受け入れ難い光景でした。

J3ができてプロになるハードルが下がった中、有望な新卒選手を獲得する競争がより激しくなってきたと感じています。
Hondaがこれからも選手にとって魅力的なクラブである為には、勝ち続けないといけない。
言うまでもなく社内からも勝利を期待されています。

そんなプレッシャーを跳ね除けて、今年王座奪還を果たしたクラブのことを誇りに思います。
開幕前から怪我人が多すぎて「泣きたくなる状況」でも、若手が頑張ってしぶとく拾った春先の引き分け。
あれ以上出遅れていたら、怪我人が戻ってきた5月以降の反撃は無かったかもしれません。
選手のポジションをコンバートしながら、限られた枠の中でやりくりした小林監督はもっと評価されるべきだと思っています。
これからも信じてついていきます。

この優勝をきっかけに今いる選手が更なる飛躍を遂げ、より質の高い選手がHondaを選択してくれることを期待です。
そして、このクラブがJFL連覇・天皇杯優勝という高みを目指す姿をこれからも見届けていきたいです。

毎試合欠かさず出した王座奪還
見事に有言実行

ホームゲームイベントと地域のこれから

優勝以外にも今年ポジティブだったことがありました。
ホームゲームのイベント企画は本当に頑張っていたと思います。
思い浮かべて挙げるだけで、MIYAKODINING・MIYAKODA FARM・ディポット体験・PK対決・星空鑑賞会・エコパ開催、eスポーツ体験などなど…
今まで従業員にしか向き合ってない印象を持たれがちだったクラブが、ホームゲームで一般客も楽しませる姿勢が見えたことが嬉しかったです。
願わくばこの中から一つでも多くがホームゲームの風物詩として定着していってほしい。
継続が大事。

MIYAKODA FARMで地産地消
コール、チャント、歓声、野次、罵声
聞いて育ったさつまいも

特に今年は、川の向こう側のクラブが浜松市をホームタウンに加えました。
今更ライバル意識なんてものは持っていないです。
そもそも同じ土俵に立っていません。
向こうはJ1、こちらはJFL、今までもこれからも棲み分けしていけたら良いと思っています。
ただ、どうしても試合日や時間が被った時、それでも都田を選ぶような「特別な価値や理由」を浜松市民にアピールできたら最高ですね。
来年のホームゲームイベントも楽しみにしています。

ホーム帰還

私事ですが、今年から浜松に戻ってきました。
それに伴い応援活動の負担が減ったのは本当に大きかったです。
ホームゲームの度に、鈴鹿から浜松、浜松から鈴鹿と、往復4時間かけて通っていた時間と金銭が丸々浮きました。
雨の日に試合があっても、幕は実家で乾かせばよくなりました。

実家で幕干し①
実家で幕干し②

持続可能な応援生活を送る為に余計な負担は減らすに限ります。
無理しすぎてスタジアムから離れてしまった人を何度も見てきました。
私もさすがに鈴鹿から通っていたら長くは続けられないと思っていたところ、浜松に帰ってこれたことで、楽しい応援生活はしばらく続きそうです。

改めて、今年もいつもながら少人数の応援だったので、優勝に貢献したなんて傲りはまったくありません。
その代わり、現地にさえいれば色んな手段で想いを伝えることができると感じた一年でした。
想いは通じると感じた瞬間があります。
来シーズンもそんなシーンに多く出会えるように、現地で熱く応援していきたいですね。

ゴール決めて応援席に来てくれた龍平君
来年も共に戦おう

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