【アラサー防災シリーズ#1】都内在住夫婦2人暮らしの場合

こんばんは〜!3.11 for actionsです😀
Happyひなまつり🎎

わたしたちは来たる東日本大震災から10年の節目を迎える3月11日に向けて、「3月11日には防災を贈ろう」をコンセプトに活動しているのはみなさんご存知...やと信じてます😇 

さてさて、「防災」といっても、毎日変わらない日常を生きている私たちにとって、どうしてもイメージがしにくい部分もあると思います。というかぶっちゃけ、われわれもめっちゃ意識高いとかじゃないんですよ...なんというか、これを機にわれらも変わらねば!!ええ大人なんやし!?という半分自戒の念を込めて活動しています(笑)

ということで、本日から3.11 for actionsの中の人たちの自己紹介とともに、アラサーのリアルな防災事情ついてシリーズ形式でお届けしていこうと思います🌿トップバッターは、都内に暮らす新婚さんNさんより👏

#都内在住子なし夫婦 Nの場合

1. 東日本大震災を振り返って思うこと

カシラ(以下カ):
ほなまあ早速始めていきます!うちらは10年前の2011年、大学入りたてほやほやの女子大生(嗚呼懐かしい響き)やったわけやけど、この10年を振り返っていまどんなことをおもうかな?

N:
私がよく思い出すのは、震災から1年が経った、気仙沼市で開かれた東日本大震災一周年追悼式典のことかなあ。当時ボランティアとして、運営のサポートとして携わらせていただいて、式典にも参列したんだよね。
そこで感じたのは、なんとも言えない、異様な空気感

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その会場にいるほとんどの人が、大切な誰かを失っていて、きっともちろんまだ、受け入れることもできていない状態で、
会場の全体から聞こえるすすり泣く声や、痛いほど伝わる当てようのない悲しみが支配していて、温度を感じない空間だったことを覚えてる。

カ:
なるほど...ありがとう。うちはその時確か野外で交通整備のボランティアしとって、式自体には参列してへんかってんけど、中はそんな感じやったんやね。

N:
そうだったね。
それまで何度か、ボランティアとして被災地に入り作業を重ねコミュニケーションをとっていたつもりだったけど、全然自分は分かっていなかった。
東日本大震災ってこういうことなんだ、って思った。

こんなにも辛い、悲しみが隙間なく充満して、泣いても泣いてもどうしようもない、会いたい人は戻ってこない、
一夜で一気に家族何人もなくしたり、自分が離してしまった手で二度と会えない人になったり
ご遺体が確認できず生きているのか死んでいるのかも分からない状態だったり、亡骸を見ることも自分の元で成仏させることもできなかったり
冷たい冷たい海の中や、重たい瓦礫の下で亡くなっていった自分の大事な人。
そんな思いをした人が、何千万人と、数え切れないほどいるんだ、ということを肌で感じた、私にとってもこれまでに感じたことのない悲痛な時間でした。一生忘れないと思います。

カ:
うんうん。うちらは、当事者ではなくてあくまでよそもんやったわけやけれども、その時間その場にいて、その空気を感じた者としてこの出来事を未来に繋いでいくというか...なにかできないのかなって微力ながらおもってまうね。
N的に、この3.11っていう出来事を未来につなぐためには何が必要やと思う?

2. 東日本大震災という出来事を未来にどう繋いでいくか

N:
難しいけど・・東日本大震災で何があったかを知ること。
震災で亡くなった方はなぜ亡くなったのかを知り、適切な行動へと活かすこと。
そして、被災された方が災害そのもの以外で受けた傷や痛みを知ること。

この3つかなと思います。

3. 私の防災対策

カ:
せやなあ。まずは知ること。そして行動へって話をしてくれたけど、ちなみに今、具体的に防災に取り組んでる??

N:
いやー、実はこんなことを言っている私は最近実家を出まして、防災グッズや家具の固定など一から始めないと、というところなんだよね(笑)
こないだ2月14日の福島県での震度6の地震があった時も、こんな企画を進めているにも関わらずかなり慌てたし、うちには災害用アイテムがほとんどなくて

このまま揺れが大きくなったらどんな行動をとるべきか、
逃げるべきなのか家の中はどんな状況にしておいたら良いのか、正直全くわかりらなかった。。

だけど、そこから積極的に震災時の行動について
散々言われてわかっているつもりだったことを全て、理由も併せて改めて勉強し直してみた。
少し調べただけだけど、今は、基本的には適切な判断をとることができるような気がする。やっぱり、安心や自信は行動からしか生まれないものだと改めて感じたよ。

カ:
ほんまそれな。うーん、いやでもこんだけ想いも熱意もあるんやから、うちも含めてマジでもっと意識を行動に移さなあかんわ!

てことで、自分で防災バックつくってその様子をここでみんなにシェアしよか(笑)

とととというわけで、近々Nが自作防災バックを作るご様子もみなさまにお届けしようと思いますので乞うご期待😺ほな、今日はこの辺で!

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