★BTS用語をあつめてみる[適宜更新]‐BTS新規ARMY活動記
2021年3月に「BTS」と出会った「新規」が、ひたすら「BTS関連用語」と「BTS基本情報」を整理していくnoteです。
「BTS関連用語」。
「韓国語」というだけでなく、ファンの熱量やコミュニティによっても違いがあるらしい。
それにしても、愛にあふれたARMY(ファンの名称)は、ステキな言葉(表現)を生みだされますね。
既成の言葉では表現しきれないのですよね、「好き」「愛している」「最高」だけじゃ足りないわけですね(少しわかってきました、その感覚)。
※アップデートした方が良い項目、修正が必要な箇所、追加した方が良いキーワードがあればぜひ教えてください。
●「BTS」
防弾少年団(BangTan Sonyeondan|ぼうだん しょうねんだん)。
2013年6月13日にメジャーデビューした「防弾少年団」は、2017年から “世界進出”を視野に入れ略称だった「BTS」を正式名称に。
「BTS」とは、グループのコンセプト(Beyond The Scene)と、バックストーリー(韓国の「防弾少年団」から世界の「BTS」へ)の2面を持っているのね。
ファンなら、まずは語りたくなるよね。
新アーティストロゴ
「現実に安住せず、成長するために扉を開き、前へ進む若者」を象徴。
2017年から展開。
◆
●「バンタン(防弾)」
「BTS」は「防弾少年団(ぼうだん しょうねんだん)」。
韓国では「バンタン ソニョンダン」と発音する。
ファン(ARMY)のみなさんは「BTS」と言わず、デビュー初期の呼び名(韓国語)=「バンタン」とおっしゃる。
ファン(ARMY)が、「バンタン」と言う時、“長くファンをしている(「BTS」と名前を変えてからのファンじゃないよ)”という主張もあると思うが、なにより親しみやリスペクトもって語られていて、とても素敵。
「バンタン」と言う時。それだけでこれまでの彼らの活動やストーリーをも一瞬で共有できる…素晴らしい。
私も「バンタン」といえるようになりたい!
●「防弾少年団(バンタンソニョンダン)」
グループ結成の前に掲げられていたコンセプト。
その「少年団」が世界に…それだけでも胸が熱くなる物語だね。
デビュー前すでに「防弾少年団」のコンセプトがあり、2011年からメンバーのオーデションを開始(その頃は仮で「防弾クルー」という名前にしていたらしい)。
「リーダー|RMさん」「SUGAさん」「J-HOPEさん」は、それ以前の2010年頃の事務所のオーデションに参加していた、とのこと。
「BTS(防弾少年団)」のメジャーデビューは2013年6月13日。
2021年は、「BTS(防弾少年団)」としての8周年、さらにオーディションの頃からで言うと10周年にあたるのだね。
10周年おめでとう!防弾少年団🎂
●Bulletproof(ブリットゥプルーフ)
「防弾の」「防弾にする」。
デビュー初期、「防弾少年団」を英語では「Bulletproof Boys(防弾の少年たち)」と表記(説明)していたらしい。
デビュー当時のアーティストロゴ
防弾チョッキのデザイン。
We Are Bulletproof
彼らの楽曲に「We Are Bulletproof pt.2」がある。
デビューアルバム「2 COOL 4 SKOOL(2013年)」に収録。
次いで「We are Bulletproof: the Eternal」はアルバム 「MAP OF THE SOUL: 7(2020年)」に。
批判やアンチに苦しんではいたけど、練習や楽曲制作で自信を積み重ね、「怖いものはない」なぜならボクたちは「防弾だから」と強がっていたのが2013年。
7年を経た2020年。
さらに苦難を乗り越え世界進出を果たしたとき、ボクら「BTS」は7人だと思っていたけど、キミ(=ARMY)が「防弾」だったと。
自分たちが「防弾」だと思っていたけど、「防弾」にまもられていたのはボクたちだった… そう「ARMY(護衛・軍隊)」によって。
今は、もう孤独なんかじゃない。
ああ…。
「We Are Bulletproof」に「pt.1」があるかというと…デビュー前に「リーダー|RM」が制作したもので「We Are Bulletproof」というのがあったそうなんですね、それを下敷きにして「We Are Bulletproof pt.2」がメジャーで発表された、と。(のちにメンバー全員でリメイクしてSound Cloudで公開)
その後の楽曲にも「Bulletproof」というフレーズが登場することがある…。
「Bulletproof(防弾)」…
記号(名前)としての「BTS(防弾少年団)」ではなく、存在する意味を問う局面を意識しているようで、それがファンを引き付ける魅力の一つなのだろうな、と強く感じます。
◆
●613
「BTS(防弾少年団)」のデビュー日「2013年6月13日」。
デビュー日に放送された韓国「M COUNTDOWN」で披露されたデビュー曲「No More Dream」のパフォーマンス。
みな緊張している…。
◆
●SHOWCASE(ショウケース)
K-POPアイドルが、新しいアルバムをリリースする時に行われるお披露目会のこと。
プロモーションのために、ファンを招待したり、メディアを集めたりして新曲のパフォーマンスをお披露目する。
BTSは、韓国デビュー後に日本でも「SHOWCASE」を開催している。
日本初のショウケース。
2013年12月7日、防弾少団 1st JAPAN SHOWCASE 渋谷O-WEST
この時のことを、「デビュー直後は(たった)数百人くらいのお客さんの前で歌いました」と語っているが、実際は4万通以上のチケット購入の申し込みがあり抽選により集まったお客さんだったんだとか。
ファンはついていたが、それにみあった会場が用意されていなかった、ということなんだね。
●初の単独ワールドコンサートツアー
2014年10月からスタートした初の単独ワールドコンサートツアーのタイトル
「BTS 2014 LIVE TRILOGY :EPISODE Ⅱ “THE RED BULLET”(赤い弾丸) 」
デビュー直後は、防弾のイメージアイテムの「弾丸」や「防弾チョッキ」などがクリエーティブのモチーフになっていた。
なるほど、けっこうマッチョなイメージづくりがされていたのね。
BTS 2014 LIVE TRILOGY :EPISODE Ⅱ “THE RED BULLET”
2014年10月17日-2015年3月8日
2014 CONCERT TEASER
●コンセプトドル(Concept-dol)
「コンセプト」と「アイドル」の合成語。
作り込んだ世界観とビジュアルでパフォーマンスをするグループのこと。
●HipHopアイドル
2013年6月13日、「HipHopアイドル」としてデビューした「BTS(防弾少年団)」。
90年代のギャングスタHipHopをアレンジしたスタイル。
デビューアルバム「2 COOL 4 SKOOL(トゥークール フォースクール)」の全曲に作詞、作曲でメンバーが参加。
「HipHopとは自分の物語を綴る率直な音楽」を信念に、自ら経験し、感じたことをラップにしている。
この「自分の物語」という点が、彼らの音楽の神髄であり、揺るがないスタイルなのだね。
のちに「アイドル」や「K-POP」の枠を超えた存在になっていくわけだけれど、「自分の物語を綴る率直な音楽」というのは不変。
いまでも彼らが口々に言う「自分たちの音楽」「やりたかった音楽」というのはデビュー時の思いのままなんだね。
彼らが、時折「ハングリーさは忘れていない」と言っているのは、過去の楽曲を自分たちで作ってきていて、それをライブステージで歌い続けることで、初心に立ち返れたり、歩んできた道(苦悩)を反芻できたりするからなのかもね。
それが彼らの強さ(普遍さ)なんだろう。
●治安悪い系
不良=ギャングっぽいスタイリングや、男性っぽい荒々しさ(いわゆるオラオラ系)やガラの悪い風貌で歌われる歌詞やパフォーマンスのこと。
HipHopアイドルとしてデビューした「BTS(防弾少年団)」の初期(2013-2014年)は「治安悪い系」の楽曲が多く、ファッションもギャングっぽい黒とゴールドが中心だった。
その後(2015年頃から)、アルバムのコンセプトやスタイリングは「等身大」を表現する方向に変化していった…。
「スキニージーンズをはいてHipHopをするグループは他にいなかった」と「リーダー|RMさん」や「SUGAさん」が語っているのを聞いたことがある。
(確かに、彼ら7人が揃ってスキニーを履きこなしパフォーマンスしている姿は美しい)
が、それでもセットリスト、楽曲のパフォーマンスに応じて「治安悪い系」の魅力も発揮する。
この多面性が「BTS」なんだなあ。
◆
●大統領特使
2021年9月、韓国の文在寅大統領によって「BTS」に「未来世代と文化のための大統領特使」の任命状が授与。同時に「外交官旅券」が与えられた。
2018年には「大韓民国大衆文化芸術賞」で韓流や韓国語の普及に貢献した功績が認められ「花冠文化勲章」を受章している。これは、最年少での文化勲章受章であったらしい。
2019年には「ハングルの日慶祝式」で「文化勲章」を受章(韓流や韓国語の普及に貢献した功績による)
2020年には「世界的に活躍する大衆芸能分野のアーティストに軍隊の入隊延期を認める法案(通称:BTS法)」が可決され、原則28歳だった入隊期限を、30歳までの2年間延期できることになった。
「花冠文化勲章」をすでに授与されていた「BTS」は、この法により入隊期限延期措置を受けている。
「大韓民国の国格を非常に高める役割をしてくれた」
そう発言した文在寅大統領に、彼らは第76回国連総会に特別使節の資格で同行。
2021年9月20日(月)、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」関連行事に参加して演説し、パフォーマンスを行う。
治安悪い系の「HipHopアイドル」から、大統領特使へ。
成長ストーリーじゃないか!
◆
●Big Hit Entertainment |Big Hit
※「HYBE(ハイブ)」へと社名変更(2021年3月)
「BTS」のほか「TOMORROW X TOGETHER」「ENHYPEN」などが所属している韓国の芸能プロダクション。
韓国の芸能事務所といえば、三大大手(SMエンターテイメント、YGエンターテイメント、JYPエンターテイメント)に寡占されていた時期が長かったところに、JYPエンターテインメントから独立したパン・シヒョクが2005年に設立した芸能事務所。
◎パン・シヒョク(パンPD)|取締役会長|HYBE
※2021年6月までHYBE(Big Hit Entertainment)のCEO。
2010年「ヒップホップオーディション HIT IT」を全国的に開始し、「BTS(防弾少年団)」の最初のメンバーとなる「リーダー|RMさん」と契約。
初期の頃、彼が掲げていたスローガン(座右の銘?)が、今の「BTS」を作った…ホントに素晴らしい。
◎ユン・ソクジュン|共同CEO|HYBE AMERICA
※2021年6月までHYBE(Big Hit Entertainment)の共同CEO。
音楽性や、韓国の芸能界を渡り歩く術(すべ)、野心の部分はパン・シヒョクCEO(パンPD)が、そしてもうひとりのCEOだった、ユン・ソクジュンが、ブランド、マーケティングコミュニケーションの領域をけん引、という構図だったのだろうか。
この8年という短期間で今の位置までたどり着けているというのに驚くのだけれど、初期からグローバルを見据えた“コミュニケーション戦略” があったというのにさらに驚かされた。
「必ずしも狙い通りにことは進まないけれど、狙わないと端からどこにも行けない。」
あらためて、だなあ。
◎パク・チウォン|新CEO|HYBE
2021年7月からHYBEのCEO。
◎カン・ヒョウォン|PdoggPD(ピドッグPD)
楽曲プロデューサー。トラックメーカー。
「BTS」の全楽曲をプロデュースしている作曲家。
◎Slow Rabbit
音楽プロデューサー。作曲家。
「BTS」の楽曲のうち、「AWAKE」「BUTTERFLY」「HOUSE OF CARD」などを担当。
●BIGBANG
サバイバル番組によって選ばれた5人組K-POPグループ。
中心メンバーは、G-DRAGONとSOL。
2006年8月デビュー。YGエンターテインメント所属。
当初「BTS」が目標(ロールモデル)に掲げていたグループ。
◆
●「BTS」メンバーの事務所入所順
1)「リーダー|RMさん」2010年8月14日(当時16歳)
ーーー
2)「SUGAさん」2010年11月7日(当時17歳)
3)「J-HOPEさん」2010年12月24日(当時16歳)
ーーー
4)「ジョングクさん」2011年6月3日(当時14歳)
5)「テテ|Vさん」2011年9月3日(当時16歳)
ーーー
6)「JIMINさん」2012年5月15日(当時17歳)
7)「JINさん」2012年7月29日(当時20歳)
「BTS」が結成される起点となった「リーダー|RMさん」が入所してから丸二年をかけて、現在の7人が揃う。
最年少の「ジョングクさん」は、若干14歳で、最年長の「JINさん」は二十歳で。それぞれのキャリアスタートは、すでに「BTS」のスタートだった。
◆
●セプテット(Septet)
七重奏。7 重唱。
演奏や歌唱の7人のグループ。
●K-POP
Korean Pop|韓国ポップス。
もともと存在した韓国歌謡(カヨ)に対し、海外向けに韓国のポピュラー音楽を指し使われるようになった(vs「J-POP」)とのこと。
1990ー2000年には、日本に強く影響を受たアイドルが中心だったところ、2000年代前半からは米国に進出するように。
その結果、2011年に、BIGBANGのアルバム「Tonight」が米国iTunesチャートで初めてランクインしたK-POPアルバムとなり、2012年にはPSYの「江南スタイル」がBillboard Hot 100で7週連続2位を記録。
この頃から、米国でもK-POPの浸透が顕在化していったようだね。
K-POPの特徴は、テーマによってつくり込まれる世界観、高いダンスパフォーマンスのスキル、反復や印象的なフレーズによる中毒性のある楽曲、と言われるほか、厳しいレッスンやオーデションで研ぎ澄まされデビューするころには完璧な精度でダンスパフォーマンスを難なくこなす…と言ったところ、かな。
「リーダー|RMさん」は「K-POPとはどんな音楽?」と聞かれたのに対し「説明は難しい、いろいろなものがミックスされている韓国の文化そのものだ」と言っていたし、別のインタビューでは「K-POPは“産業”」と答えていた。
K-POPとは、“音楽ジャンル” にとどまらず、厳しいレッスンとオーディション、映像技術やプロデュース力によって高めたエンターテイメントを、海外に発信することまでの流れ全体。そして韓国の存在感を強める、ところまで含むのか。
韓国政府が文化支援、コンテンツ振興を積極的に行っている。
K-POPのほかにK-Dramaと呼ばれる「韓流ドラマ」や映画ででも、韓国の評価は高まっているしなあ。文化が持つ力を理解している(作り出そうとしている)ところ、素晴らしいと思いますのです。
●K-POPアイドルのパイオニア
「ソテジワアイドゥル」というグループが「K-POP」の第一号と言われているらしい。
「ソテジワアイドゥル」は、1991年9月結成(1992年3月デビュー)の男性アイドル系ヒップホップグループ。この頃、韓国ではHipHopとラップがブームとなったんだとか。
このことから、K-POPといえばHipHopがベース、となっているんだろうか…。韓国の音楽文化にHipHopが定着しているのだね。
日本カルチャーとの違いはこのあたりだろうか。
◆
●イル・デ
「日本デビュー」。「イルボン=日本(韓国語)」でのデビューのこと。
「BTS(防弾少年団)」の「イル・デ」は2014年6月4日。
シングル「No More Dream (Japanese Ver.)」をポニーキャニオンからリリースしデビュー。
2015年6月リリースの「FOR YOU」(日本での4枚目のシングル)で初のオリコンウィークリーランキング1位を獲得。
ポニーキャニオンで6曲のシングル(「NO MORE DREAM」「BOY IN LUV」「Danger」「FOR YOU」「I NEED U」「RUN」)、3枚のアルバム(「WAKE UP」「THE BEST OF 防弾少年団」「YOUTH」)をリリース。
その後、2017年にユニバーサルミュージック(Def Jam Recordings)へ移籍。シングル「血、汗、涙」を5月10日にリリース。
●ファンダム(Fandom)
FanとKingdomの造語。
ファン。大規模なファンコミュニティー。
●アミ
ARMY(アーミー)。「BTS」公式ファンクラブの名称。
「BTS(防弾少年団)」のメジャーデビューの2013年6月13日の後、2013年7月9日に公式ファンクラブ名を「ARMY」に決定。翌年(2014年)3月29日、正式にファンクラブが結成。
略語だから、初期は「A.R.M.Y」って表記されていることあるね。
「防弾(少年団)」と「ARMY(軍隊)」…なんか物騒だけど、まさに社会への“レジスタンス(抵抗)”。団結は強くなりそう。
「コンセプト」って重要ですね。
公式ファンクラブ「ARMY」のロゴマーク
「メンバーがあけた扉に向き合う」というデザイン。「BTS」のロゴと対になる存在。
「現実に安住せず、成長するために扉を開き、前へ進む若者」
「メンバーがあけた扉に向き合う」
アミの定義って?
「ファンクラブ」に加入していないと「ARMY」って名乗れないんだと思うんだけど、少し柔軟に「ファン=ARMY」として容認されている感じはうける。それでも「ファンクラブ」やコンテンツ課金(アプリなど)していないと堂々と「ARMY」とは言いにくいよね…
ああ、はやく課金したい。
●Army Day(アーミー・デイ)
公式ファンクラブ名が「ARMY」と決まった「7月9日」のこと。
海外では「Happy Army Day」としてイベントが行われるんだとか。
●イル・アミ
「イルボン=日本(韓国語)」のアミ。日本のファン。
●本国アミ
本国=韓国のアミ。韓国のファン。
●アミ・ボム
「ARMY」のBomb。「BTS」の公式ペンライト「アミボム(商品名)」。
基本型(バージョンアップあり)のほか、ツアー限定バージョンが販売されているそう。ツアー会場で光のカラーコントロールがされて、演出にもなっているやつですね。
●ペン
ファン(韓国語)。
「XX推し(ファン)」と言う場合「XXペン」。
メンバーの推しを「ナムペン」「テテペン」「ジンペン」って言うらしい。
それだけでカワイイ。
日本だと「XX推し」って言うけど、「XXペン」の方が、隠語(暗号)のようで共犯感を共有できて嬉しいよね。ジャニーズなどでは「XX担」(=「XXの担当」の略)というらしい。
はやく「私、XXペンなんだけど」って言いたい(まだ言うレベルにはない)。
●オル・ペン
All Fan。オールのペン。
グループメンバー全員のファン(日本では「箱推し」という表現があるらしい)。
この「オル・ペン」という言葉を知った時が、完全に「BTS沼」に落ちた! と自覚した瞬間でした。
なんとも表現しようのない気持ちを表現している言葉で、「BTSのファン」という表現でもなく、「誰か特定のファン」である必要がないことの肯定的な表現。
「オル・ペン」。
7人それぞれの魅力や唯一無二の存在を際立たせて余りある「それぞれが好きで全部が好き!」感が表せる言葉。素晴らしいぞ!
●XXペン寄りのオル・ペン|オル・ペン寄りのXXペン
用例)「テテペン寄りのオルペン」=一番はテテだけど全員のファン。
用例)「オルペン寄りのテテペン」=全員好きだけどあえていうならテテ。
こういう表現で、好きの度合いやグループ全体への愛を表現するの。本当にファン(ARMY)ってクリエーティブ!
●強火ペン(つよびぺん)
とりわけ熱狂的なファン(ペン)のこと。熱狂度の熱量が強い「強火」のファン。弱火、中火、強火のうちの「強火」。
元々はジャニーズファン周辺での表現だったらしく、いまでは広く「推し」に対する熱量を表現する際に使われるようになったとのこと。
「強火推し」「強火担」など。
こういう「日常の用語(生活用語)」を、好きなこと、熱中しているものの表現に組み込むの、本当に面白い現象だと思うんですよ!
誰かが言い出したことがすっかり定着している。その電波力、共感性も凄い。
●ペン・ミ
ファン・ミーティング。ファン(ペン)のミーティング。
●ペン・サ
ファン・サービス。
●ウリ・バンタン
ウリ=私たちの(韓国語)。私たちのバンタン。
●ファンカフェ
「ファンクラブ」のこと。
事務所が管理している「公式ファンカフェ(コンカ)」と、ファンによる「私設ファンカフェ(ペンカ)」の2つのタイプがある。
「公式ファンカフェ(ホームページやSNS)」では、アイドルの活動スケジュールや番組出演予定、チケット販売予定などがお知らせとして発表されている。
「私設ファンカフェ」では、ファン(マスター)が撮影した画像や動画が公開されていたり、ファン同士の交流の場となっていたりする。
●マスター|ホームページ・マスター
「ホムマ」(主に韓国)または「マスター」(主に日本)と呼ばれる。
ライブやイベント、会場入りの様子を撮影し、積極的にSNSでシェアしたり、グッズを販売したりするファン。
リタッチや色調補正などの加工までを行い、写真や動画を私設ファンサイトにアップする。
公式には認められていないが、黙認されている状態。
グッズ販売での収益やクラウドファンディングにより「応援広告」を出稿したり、寄付活動を行ったりすることもある。
●マスタ・ニム(マスター様)
マスター+ニム。ニムは「様」(韓国語)。
海外では、ライブコンサートのスマートフォンでの撮影はOKの場合が多い。
とりわけ高画質で、ファン心に刺さる絶妙さで編集してシェアしてくれるマスタニムに感謝!
●ファンカム
FANCAM。「推しカメラ」ともいわれる。
ファンが撮影した画像や動画。または動画を「推しにフォーカスをあてて」編集されたもの。
●スローガン
コンサートなどで配布される紙や布のバナー。
ステージに向けて掲げる「BTS」へのメッセージ。
裏には「いつどうやって使うのか」などの説明が書かれているらしい。例えば、どの曲の時に上に上げるのか、など。
メッセージは、ファンクラブで募集して投票で決めたり、「マスターさん(マスタ・ニム)」と呼ばれる公認のファン(ARMY)が制作して配ったりするらしい。
ARMYから「BTS」へのメッセージ、サプライズの演出どとして使われる。
K-POP独特ですよね。
日本のコンサートでは「うちわ」が使われるけど、持ち込める大きさは制限されるし、他の観客の視界を遮るからクレームにもなるだろうけど。
ライブが、「BTS」のパフォーマンスを見るだけのものではなくて、ファン(ARMY)から「BTS」にメッセージを使える場でもあるんだな!
●私たちが一緒なら砂漠も海になる
2017年、「WINGS TOUR FINAL」での「スローガン」。
私たちが一緒なら砂漠も海になる|우리 함께라면 사막도 바다가 돼。
ミニアルバム「LOVE YOURSELF 承 'Her'」の隠しトラックの「바다(SEA|海)」の一説「海だと思った此処は 砂漠だった(希望がある所には 必ず絶望がある)」への「ARMY」からのアンサーメッセージだと言われている。
●花道だけを歩いて欲しい
K-POPでファンがアイドルに向けるメッセージ。
「推し」のために、ファンが協力して華やかな舞台を用意をすること。
いいことだけが起きますように(꽃길만 걷자|コッキルマンコッチャ)。
この精神(願い)がK-POPのファンを特徴的にしているものなんだな。
練習生として過酷な練習とセレクションを通過してデビューを果たすアイドルと、そのプロセスからファンになり応援しはじめるファンの関係はK-POP特有なものがあるよね。
例えば、「推し」の扱い(取り上げ方)が悪かったり、偏っていたりすると事務所やテレビ局へ抗議をしたり、悪質なファンへの注意行動を起こしたり…それもこれも、「花道だけを歩いて欲しい」という願いがあってのことなのか…(腑に落ちた)。
「花道だけを歩く」は「BTS」の楽曲に登場する。
「花道だけを歩く」というのは現実的には難しく、デビュー後にもさまざまな苦難がある、と。でも前向きに、少しでも「良い事」を増やす、というのが「BTS」の7人の結束であり、夢に向かっていく方法なのだと歌っている。
◆
●新規
ファンになりたての状態。新しくファンの仲間入りをした人。
「新規ARMY」。
●新規High
推し(好きな対象)のファンになった初期に最高潮に沸騰している状態、最も“ハイ(Hight)”な状態
●古参
長くファンを続けている状態。デビューの頃から推し(応援し)ているファン。
「古参ARMY」。
●「新規」が楽しめるのは「古参」のおかげ
「古参」の応援や支えがなければ、アイドル(推し)は活動を続けられていない(解散や引退をしていたかもしれない)。現在「新規」がファンになれるのは「古参」がアイドルを育ててくれたから。今のアイドルが活動できているのは「古参」のおかげ、と感謝とリスペクトを忘れずに、というスローガン(オタク界隈での合言葉?)。
ちょっとしたきっかけ(話題など)で、「新規vs古参」のような分断が起きる、または煽られるような流れになることがあるようだ。
特に、最近(「Dynamite」以降かな)のK-POPの枠を超えるような「BTS」のパフォーマンス(音楽性や歌詞の世界)で興味を持った「新規」が増え、「ウリ・バンタン(私たちの「BTS」)」から「世界中で人気の「BTS」」への拡大に「古参ARMY」は複雑な思いをお持ちなのだろうか。
「新規」は、「BTS」の7人が決して彼らだけでここまでたどり着けたのだと思わないこと。人気がでず思うように活動が出来なかった時期も、アンチに叩かれ苦しんでいる時期も、「ARMY」が彼らを支え、そして今の彼らがある。「新規」が今彼らと出会えたのは古参「ARMY」の支えがあったからなのだ。
「新規が楽しめるのは古参のおかげ」
「新規」は、これを1日3回は唱えよう、声に出してだ!
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●ボラへ💜
「見て」(韓国語:보라해)。
日本語では「ムラサキするよ💜」、英語では「I Purple You💜」または「We Purple You💜」。
「テテ|Vさん」による造語らしいです。
2016年11月、ファンミーティングの会場がペンライトの光で紫一色に染まっていたのをみて発した言葉だとか。
「赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫の紫が最後の色。紫は相手を信じてお互い長年、愛し合おう」。という意味があるらしい。
ファンは「ハート」を表現するときは「紫のハートマーク💜」の絵文字を使うようです。これは「ウリ・バンタン」という気持ちを表現し一瞬で共有できて、いいですね。
絵文字一文字「紫💜」でコミュニケーションが成立する、ステキだ!
●アムヘンアル
略語。
「ジョングクさん」の発言を略語化したもの。
合言葉=特別な関係
「BTS」のメンバーが発するメッセージとそれを受け取るファン(ARMY)の関係性から生まれる新しい価値(新語、アイコン、キャラクター)が、ファンダムの価値観を再定義していくという構図…素晴らしいね。
仕掛けも必要だが、仕掛けても想定通りにはいかない。
メンバーの言葉が既存の言葉では表現しきれない価値観を表現するワードになり、それが韓国語でも英語でもない「共通語=バンタン語」となる。
この良きサイクルは、奇跡的なケミストリー。
●アフォバンフォ
略語。
「ジョングクさん」のファンへのメッセージ。
●クムシラコ(クムシラッコ)|그므시라꼬
韓国語。
「テテ|Vさん」のお父さんが、練習生時代の彼にかけた言葉。
今では「BTS」のスローガンになっているのだとか。
実家を離れてソウルにひとり上京し、練習生として合宿所で暮らし学校と練習で毎日つらかったころ、お父さんが週末ごとにソウルにやってきてくれ数時間一緒に過ごしまた別れて…ということがあったらしい。
泣き言をはく彼にお父さんは深刻にならず「そんな大したことじゃない」と声をかけていた、というエピソードは、今でも続く彼の素直で自由で前向きな行動や発言をはぐくんだ家族環境を表しているよう。
ああ、キムテヒョン…。
●サラインネ|살아있네
「イケてるね」「相変わらず、いいね」(韓国語)。
釜山の方言。韓国映画「犯罪との戦争」の中のセリフで流行語となった。
「BTS」のファーストアルバム「2 Cool 4 Skool」の「Circle Cyper」の中で「テテ|Vさん」がラップで歌った。
●ケプチャン|케뿌챤
「最高!」「素晴らしい!」(韓国語)。
「SUGAさん」がご自身のお母さんの口真似をして言う。
●Namjooning(ナムジューニング)
「リーダー|RMさん」の名前「キム・ナムジュン」を使った造語。
自分の時間を楽しんだり、自然のなかを散策したりすること。
多忙な中でも、美術館を訪れたり、自転車で散策に出かけたり、読書をしたりする姿をファンが「ナムジュンする」と呼んだのだそう。
「BTS」の楽曲ほとんどにかかわる「リーダー|RMさん」。
教養の深さ、視点の多彩さ(そして的確さ)は“Namjooning”によって醸されているのだなあ。
◆
●絵文字
「BTS」の7人を表す絵文字
🐨「リーダー|RMさん」>コアラ
🐹「JINさん」>ハムスター
🐭「SUGAさん」>ネズミ
🦄「J-HOPEさん」>ユニコーン(馬)
🐥「JIMINさん」>ひよこ
🐯「テテ|Vさん」>トラ
🐰「ジョングクさん」>うさぎ
言語レスにコミュニケーションできる暗号(非言語の共通言語)を豊富に取り揃えているのが「BTS」の特長で、その最たるものがメンバーを表すこの絵文字だろうね。
例えば「🐭💜」で「SUGAペンのARMY」って表せるわけだ。
見た目もキャラクターも、それぞれを本当によく表せてると思うよ!(逆に本人たちが絵文字のキャラクターに寄せてきたんじゃない?ってくらい)
◆
●クェンチャナ|괜찮아
大丈夫(韓国語)。「BTS」の楽曲の中の頻出ワード。
●モルゲッソ|모르겠어
わからない(韓国語)。「BTS」の楽曲の中の頻出ワード。
●ケミ
ケミストリー(chemistry)化学反応。「BTS」の楽曲の中の頻出ワード。
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●チャルカッ
パシャ(韓国語)。カメラのシャッターを切るときの音。
「チャルカダッ|찰카닥」の略。
スマホで撮影するとき、ポーズをとって撮影するときや自撮りをするときに、「BTS」がよく使う言葉。
●スポ
スポイラー(Spoiler)。ネタバレ。
新曲や、未放送の番組の内容のネタバレをさせてしまうこと。
リアリティ番組や生配信などで、うっかりネタバレをさせてしまうこと。または匂わせる(隠しヒントを出す)こと。
膨大な量のコンテンツを発信している「BTS」。
その時系列管理には驚かされる。
数カ月先の新曲リリース、アルバム発売の準備と並行して、メディア向けのパフォーマンスの収録、コメントやトーク、インタビューの収録、リアリティ番組の収録、SNSでの告知やメンバー個々の発信。
どのタイミングで、どのコンテンツが世に出されるか…。
そのタイミングによっては「スポ」を避けながらコメントをする、トークをする、SNSに投稿する、というのはかなりの難易度だ。
ただ、デジタルコンテンツのほとんどを「BTS」本人たち(&プロデューサー/ディレクター|事務所)がコントロールできる状況にあるのも「BTS」の強み。
うまくコントロールしている面と、場合によっては「スポ」も「匂わせ」「予告」などと肯定的に解釈されたりする面もあり、「BTS」がファン(ARMY)と直接接点を持っているのは…ホントにメリットが多いよねー。
●TMI
Too Much Information。どうでもいい情報。
最新情報、個人的な出来事について。
インタビューやライブ配信で、ファンに向けの「最近ハマっていること」「ちょっとしたエピソード」「身の回りで起きた出来事」など、予定されていた話題や質疑応答の本題から逸れた話し。
◆
●レペゼン
「Represent=代表する」の省略。
地元やチームを「代表してここに来た」といったHipHop特有の歌詞、言い回しのこと。またはマイクパフォーマンスで「登場紹介/自己紹介」などでも使われる。
●レペゼンマインド
「Represent mind」。
HipHop精神、HipHopのコアとなっている要素。アイデンティティのこと。
何かを代表する、誇りに思う、愛着やリスペクトのこと。
HipHopの歌詞のテーマとなるもの。
「BTS」が、出身地やデビュー前後のストーリーを楽曲にしたり、「BTS(防弾少年団)」自身について語ることが多いのは、HipHop文化(精神)をベースにしているからなんですね。
「SUGAさん」が自らを「I'm a D boy(大邱|Daegu)」と称し、「アルバムを出す度に大邱の話をして、飽きねえのか?って思われるかもしんないけど」と歌う。
これすなわち「レペゼンマインド」であり「HipHop」なんですね。
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●八道江山|팔도강산
「パルドガンサン」
ミニアルバム「O! RUL8,2? 」の中の1曲。方言ラップが歌われている。
曲名として「Satoori Rap」と記載されているものもある。方言は韓国語で「Satoori (サトゥリ)」。
デビュー前(2011年)に「リーダー|RMさん」「SUGAさん」「J-HOPEさん」の3人バージョンで公開されていた楽曲。
「八道」とは、「朝鮮半島全部」のこと。
「八道江山」とは「朝鮮全土に敷かれた8つの道」のこと。
朝鮮半島は、八つの道(日本でいう「都道府県」)で構成されている。
そのうち3つ(京畿道、江原道、黄海道)は南北(韓国と北朝鮮)にまたがっている。
「八道」と表現するとき、そこには「南北分断」はなく「調整半島全体(統一)」という意味が含まれている、と言われているとか。
楽曲「八道江山」で「慶尚道(釜山、大邱)」と「全羅道(光州)」のそれぞれの方言でのラップ対決になっているの点には、根深く残っている「慶尚道」vs「全羅道」(「全羅道」に対する差別意識)も関係しているらしい。
◎慶尚道(キョンサンドウ)出身
・「SUGAさん」大邱
・「テテ|Vさん」大邱
・「JIMINさん」釜山
・「ジョングク」釜山
◎全羅道(チョルラド)出身
・「J-HOPEさん」光州
◎京畿道(キョンギド)都市部出身
・「リーダー|RMさん」
・「JINさん」
●どこから来たの? |어디에서 왔는지
ミニアルバム「Skool Luv Affair」の中の1曲。
「八道江山|パルドガンサン」に続き、方言ラップで歌われている楽曲。
街でみかけた女の子に「どこから来たの?(どこ出身?)」と声をかける(ナンパする)様子を歌っている。
親元を離れてソウルへ上京し、慣れない集団生活をている中、まだあどけなく方言を使って話していたであろう「防弾少年団(BTS)」メンバーはきっと方言を気にしてナンパとかできなかったんだろうな。
●062-518(Ma City)
ミニアルバム「花様年華 pt.2」の中の1曲「Ma City」の歌詞に出てくる数字。
「Ma city」は、それぞれの故郷について歌われている。
「062」は光州の地域番号、「518」は、1980年5月18日の光州蜂起の日(韓国軍による民衆虐殺事件)のこと。
光州出身の「J-HOPEさん」が歌う。
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●イサガジャ|引っ越そう |이사 가자
ミニアルバム「花様年華 pt.1」の中の1曲「이사 (引っ越し)」のフレーズ。
練習生時代から7人が共同生活をしていた「論峴洞(ノヒョンドン)」の合宿所からはじめて引っ越しをしたときのことを歌っている。
この「引っ越そう、今より高いところに」というのが、この先さまざまな表現=メタファー(隠喩)になって歌われる。
●2! 3!
「BTS」が自己紹介をするときに「リーダー|RMさん」が口火を切る決まり言葉(1!2!3! 「ハナ! トゥル! セッ!」)。
そして、2016年発売のフルアルバム「WINGS」の中の1曲「2!3!」。
この曲を知った時、本当に震えたんですよ!
自分たちの経験や周りからの扱いや反応をそのまま楽曲にして発表するの、怖いことでもあると思うんですよ。でもラッパー(HipHop)の矜持なわけで。
そこが「BTS」の空恐ろしさ。
「2!3!」。サブタイトルは「それでも良い日がもっと多いことを」。
「良い日の方が多くなることを願って」
「良い日ばかりになる」とは絶対に言わない。彼らの愛の表現。ああ。
●希望のあるところには必ず絶望(試練)がある
2017年発売のミニアルバム「LOVE YOURSELF 承 'Her'」の隠しトラック「바다(SEA|海)」のテーマ「希望がある所には 必ず絶望がある」。
「リーダー|RMさん」が、小説「1Q84」(村上春樹)を読んでインスピレーションを受け作った楽曲とのこと。
晴れてデビューを果たしたものの思うように活動できず、業界内での扱いも決して好意的なものばかりではなかった只中を「砂漠」と表現。
それは「希望があるところに、試練がある」ということ、と。
試練を受けているのは「希望があるからこそ」と。
こういう楽曲を生み出せるところも素晴らしいが、それを「BTS」のメンバーが歌うことで全員の思いを一つにしてきたところ。
この良き循環こそが「BTS」の成長と成功の要因なのだなあ。
自分たちで作った楽曲を「アンセム(Anthem|シンボル)」に。
さらにそれがCD(アルバム)の隠しトラックにするなどとは…。
何かのインタビューで「これほど成長してもなお謙虚でいられるのはなぜ?」と聞かれたのに「JIMINさん」が、「常に“ハングリーさ”を忘れないための“ルーチン”があるんです」と答えていた。
この“ハングリーさ”を忘れないためのルーチンは、彼らが歌う楽曲なのだろう。
●ぶつかりそうだったらもっと踏み込め
2015年発売のミニアルバム「花様年華 pt.2」のINTRO曲「Never Mind」の一節。
音楽を始めたころ、幾度も挫折を感じ、周りから「ほどほどにしておけ」「成功するわけがない」「家族が壊れる」と言われ続けていたころ、何度も毒づいていた、「俺に構うな」。
どんなに道が険しくても、周りに反対されても、邪魔されても「気にするな(Never Mind)」と、その頃の(若かった)自分へ発破をかける。
「成功した今」を証明(結果)として、過去の自分を肯定する。「音楽をやる」と決断した自分へ、つらい日々を乗り越えた自分へ。
そして、反対した周囲へ、慎重で不安な言葉を掛けた人たちに“恩返し”となるメッセージ。
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●デン|DDAENG|땡
2018年の「BTS FEST」(デビュー記念日(6月13日)までの2週間程度に展開されるさまざまなイベント)での「Prom Party (プロム・パーティー|6月13日)」で発表された楽曲。
アルバム、配信などで公式に音源はリリースされていない(公式YouTubeでパフォーマンスが公開されている)。
韓国花札(=ソッタ(섰다)の「丁(デン)|땡」。
1-10月×2枚(計20枚)を使用して行う。カードをひとり当たり2枚配り一番強い組み合わせを持ったものが勝ち。
◎強い組み合わせ
38(桜×月)、18(鶴と松×月)、13(鶴と松×桜)。
次いで、2枚が同じ月のカードとなる「デン|땡」が強い。
この「デン|땡」が、韓国で「ハズレ(間違えたときの効果音)」や「鐘の音」、「顔が腫れた状態」を表す「デン」と同じ発音となるため、歌詞の中で「デン」がモチーフ(韻)として繰り返されている。
繰り返されるアンチからの否定的な言葉(成功しない、まぐれあたりだ)などに対して「ハズレ(デン)」と言い、そのおかげで今の成功がある、と歌う。
「BTS」お得意の「アンチへの仕返し(皮肉)」であり、自分たちがやって来たことがか違っていなかったという「証明(成果)」であり「自己肯定」。
この「過去の仮説の証明」=夢の実現=「自己肯定」というテーマ(キーワード)はいくつもの楽曲で繰り返されている。
よほど悔しかったんだろうな…ミン・ユンギ。
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●52ヘルツのクジラ
ミニアルバム「花様年華 pt.2」の中の1曲「Whalien 52」のテーマになっている。
「Whalien」は、クジラ「Whale」と、宇宙人「Ailen」の合成語。
他のクジラたちと違う周波数で鳴く「Whale52(52ヘルツのクジラ|52-hertz whale)」は、"世界でもっとも孤独なクジラ"と言われている。
「BTS」として人気者になったことで「周りにいた人が離れていった」という経験を「JIMINさん」が話しているのを聞いたことがある。「JINさん」も「友だちはいないんだ」と言った(「オレたちがいるじゃないですかー」とほかのメンバーが「JINさん」を取り囲んだけど)。
それでも彼らは歌を歌う。誰かに伝えようと発信し続ける。
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●チョッタァ|よっしゃ|좋다
リパッケージアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」のタイトル曲「IDOL」のフレーズ(掛け声)。
韓国の民謡やパンソリ(伝統的民俗芸能)の掛け声。
「オルス」「チファジャ」も同じく韓国独特の合いの手、掛け声。
楽曲「IDOL」では、韓国の民族音楽と伝統舞踊(北青獅子舞や鳳山仮面劇)のほか、アフリカン風なコスチュームやダンスの要素も取り入れられている。
各地の文化のミックス。
「伝統舞踊」の「北青獅子舞」は、韓国の咸鏡北道(ハムギョンブクト)で小正月に踊られた魔よけの仮面劇。「鳳山仮面劇」の方は、朝鮮時代の“支配階級を皮肉る”セリフが中心の仮面劇。
アフリカン風なのは、南アフリカで流行した「ゴム(Gqom)」というハウスミュージックなんだとか。
国境を越えて活躍する姿は既存の「アイドル(K-POP」や「アーティスト」といった定義すら「どっちだってかまわない」と歌う「IDOL」のメッセージを表している。
うん、素晴らしい。
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●Silver Spoon(銀の匙)
「BTS」の楽曲「뱁새(ベプセ|ダルマエナガ)」の英語タイトル。
韓国では、“スプーン階級論”と言われている貧富の差によって人を区別し分類する表現=「金の匙」「銀の匙」「銅の匙」「土の匙」があるとのことで、楽曲の英語タイトルでは「銀の匙(Silver Spoon)」という表現をしている。
欧米にある「銀の匙をくわえて生まれてきた子は一生食べ物に困らない」という慣用句と“スプーン階級論” を掛けた楽曲となっていのだな(知らんけど)。
社会的地位や成功は、本人の努力ではなく親の経済力次第で決まる、とう考え方があるのに対し、「뱁새(ベプセ)」では、「決まっているのなら努力だけさせるな、でも今に形勢を逆転してみせる」と若い世代の不満と秘めた野望を代弁している…これが「防弾少年団」。
●ベプセ|ダルマエナガ
鳥の名前。雀の仲間。
韓国では「ベプセ」、日本では「ダルマエナガ」。
韓国には、「ベプセがファンセに追い付こうとして股が裂ける」ということわざがあるのだそうで。
・뱁새(ベプセ): ダルマエナガ
・황새(ファンセ): コウノトリ
脚の短い小さなベプセが、生まれつき脚の長いコウノトリと並んで一緒に走ろうとしてもダメ。自分をコウノトリと勘違いして無理なことはするな。
ということで、「身の丈をわきまえろ」「高望みをするな」ということらしい。
とはいえ、楽曲「ベプセ(Silver Spoon)では、逆説的に「今に形勢を逆転してみせる」と野心を表している。この逆説的なタイトルのつけ方は、BTSの楽曲には多いんだなぁ。
●6放(ユッポ)世代
「BTS」の楽曲「Dope(ヤバい)」で登場した造語。
2010年以降、結婚や家、車などを人生においてさまざまなものをあきためた(放棄した)若い世代のこと。
“ジャーキー(육포)”の発音が“ユッポ”=「6放」と同じことから「オレはジャーキー(ユッポ)が好きだから6放(ユッポ)世代」と楽曲「Dope(ヤバい)」の中で歌っている…これが「防弾少年団」。
韓国では、「3放世代」「5放世代」という社会現象(階層)を表す表現があるらしい。
「3放世代」=2010年代以降の「恋愛」「結婚」「出産」を放棄している若者世代。
「5放世代」=3放に加え「就職」「マイホーム」を放棄した世代。
さらに、「7放世代」=5放に加え「人間関係」「夢」を諦めざるをえなくなる世代が登場している…らしい。
2010年以降の、「生きづらさ」を感じる若者と同じ目線で矛盾や苦しみを歌う「BTS」…楽曲それぞれのメッセージに加え、通底する「存在する意味」…素晴らしいよ!
●タンジンジェム
楽曲「Go Go(
悩むよりGo
」で歌われている、韓国の若者に蔓延しているライフスタイル、価値観。
「タンジン+ジェム」の合成語(韓国語での流行語)。
タンジン:財産を無駄遣いで使い果たす(韓国語)。
ジェム:面白い(韓国語)。
「財布がからっぽになっても、目先の楽しみのためにお金を使い果たす」
●YOLO(ヨロ)
楽曲「Go Go」で歌われている、韓国の若者に蔓延しているライフスタイル、価値観。
「You Only Live Once(人生一回きり)」の頭文字をとった造語。
「自分の人生を一番に考え、一度の人生を楽しむ」
◆
●チョルオ(チョロ)|쩔어(DOPE)
楽曲「DOPE」の韓国語タイトルは「チョルオ|쩔어」。
「ものすごくイイ」「すごい」「やばい」。
●ウォネ マニ マニ|원해 많이 많이」(血・汗・涙)
楽曲「血・汗・涙」で歌われているフレーズ。
「欲しい。たくさん、たくさん」
日本語として「マネ、マネ、マネ(金、金、金)」と聞こえてしまう。
「なに?金、金、金だと?」と思っていたら違った。
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●Bias(バイアス)
偏愛。推し。熱狂的なファン。
欧米で使われる「推し」の表現
●Stan(スタン)
熱狂的なファン。Stalker + fan = stan。悪質なファンのニュアンスも持つ。
欧米で使われる「オタク×推し」。
●SoloStan(ソロスタン)
グループの中でも、特に「ひとりだけ」の熱狂的なファン。
欧米で使われる「オタク×推し」のうち同担拒否(同じアイドルのファンを拒絶する)。
●イプドク
オタクになること、ハマること(韓国語)。
「입문(イムムン・入門)」と「오덕후(オドック・オタク)」とを組み合わせた言葉。
オタク入門。
●同担拒否
同じ担当(推してるファン)を拒否するファンのタイプ。同じ対象(アイドル)のファンを認めない。自分だけで独占したいと思うタイプ。
●担降り
「担当(推し)」をやめること。
●サセン
サセン・ファル=私生活(韓国語)。アイドルの私生活まで追いかける悪質で過激なファン。
●オグロ|어그로
SNSなどで、画像や動画をアップし関心を集めようとする行為。
挑発的な行動をとる人。
●純ドク
韓国語の「純粋なオタク」。グループ全体のファンのこと。
日本(ジャニーズ)の「箱推し」といったところか。
●エム
韓国語の「お母さん(エミ)」から派生。
特定メンバーを母親が愛するように応援、または偏愛するファンのこと。
「M」と表記されることがある。
●アクゲ
韓国語の「悪質な個人ファン(악성 개인 팬)」の略語。
特定メンバーだけを応援し、他のメンバーを意図的にけなしたり貶めたりするファンのこと。
こういうネガティブな思考回路の方にも、その方なりの「正義」があって、彼らがその「正義」に忠実なだけに「どこでボタンを掛け違えたのだろう」と想像するのだけれど分かりようがないのは、私自身も私なりの「正義」をもって発言や行動をしていて、「なぜそういうことを言うの?」と聞かれても、説明するのは難しいのを知っているからですね。
誰もが(顕在的にも潜在的にも)攻撃性を持っているだけに、「忠実」=盲目なところをば、何とかできないものか、と。
つまり、必要なのは“Namjooning”!だと思うとります。
◆
●イプドク妖精
「ハマる(イプドク)」のきっかけになりやすいメンバーのこと。
グループの中でも、最初に好きになることが多いメンバー。
「BTS」では、「JIMINさん」が「イプドク妖精」と言われている。
●ジミングアウト
(著名人などが)「JIMINさん」を推していることをカミングアウトすること。
●テテホリック
「テテ中毒(Holic)」。「テテ|Vさん」に夢中。
◆
●FEST|BTS FESTA(BTSフェスタ)
6月13日のBTSのデビュー記念日に向けて展開される一連のイベントのこと。
さまざまな企画が展開される“フェス”。
ライブコンテンツ(パフォーマンス)や、初だしの楽曲、家族写真(集合記念写真)などが発表されたり、グッズが販売されたりする。
2022年のBTS FEST
・家族写真|FAMILY PORTRAIT
・BTS PRACTICE RECORD ’13-’22
・BTS SELFIE COLLECTION 21/22
・2022 バンタン会食(YouTube配信)
・Song for ARMY
2021年のBTS FEST
・OPENING CEREMONY
・2021 BTS Profile
・2021 ARMY Profile
・CHOREOGRAPHY VIDEO 1,2,3
・パンニミ写真館 MISSON BTS 4CUT
・Song for ARMY 「Bicycle」
・BTS PHOTO COLLECTION 20/21
・2021年FESTA試験
・BTS ROOM LIVE
・BTS STAGE CLIP (LET US SHINE ONCE AGAIN)
‘소우주 (Mikrokosmos)’ @ SY IN SEOUL
・アミよろず屋
●家族写真
毎年デビュー記念日に合わせてファンと一緒に楽しむ「BTSフェスタ」で公開される「BTS」メンバー7人の集合写真。
●MUSTER
「グローバルファンミーティング」のこと。
2014年からスタート。
テーマ(コンセプト)が設定されているのが恒例。
・2021年「BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO “小宇宙”」(2021年6月13日-14日の2日間開催)
「SOWOOZOO(ソウジュ|소우주)」韓国語で小宇宙=Mikrokosmos。
・2020年:コロナ禍で開催されず
・2019年「BTS 5TH MUSTER MAGIC SHOP」(6/15-23に開催)
・2018年「BTS 4th MUSTER Happy Ever After」(1/13-14に開催)
・2016年「BTS 3RD MUSTER ARMY.ZIP+」(11/12-13に開催)
・2016年「BTS 2ND MUSTER ZIP CODE 22920」(1/24に開催)
・2014年「BTS 1st FANMEETING MUSTER」(3/29に開催)
●BANG BANG CON
「BTS ONLINE CONCERT WEEKEND ‘BANG BANG CON’」
2020年、コロナ禍の影響で開催されなかった「ファンミーティング|MUSTER 」に代わってオンラインで開催されたイベント。
2020年は、4月19日-20日の2日間「部屋で楽しむBTSコンサート」として開催された。
「BANG BANG CON(バンバンコン|방방곡곡방방콘)」
「バンタン・コン」=バンタンのコンサート
「バンバンゴㇰゴㇰ(坊坊曲曲)」=津々浦々
世界の隅々にまで届けるバンタンのコンサート
また、デビュー記念日の6月14日(日)には「BANG BANG CON The Live」として“全世界配信”の有料オンラインライブを開催した。
2021年は、「BANG BANG CON 21」として4月18日に開催。
◆
●ヒョン
お兄さん(韓国語)。弟にとってのお兄さん。
男性が年上の男性を呼ぶときに使われる。
●ヒョン・ライン
「BTS」の中で、年上のメンバー。「JINさん」「SUGAさん」「J-HOPEさん」「リーダー|RMさん」の4人を指す。
・JINさん|1992年12月4日生まれー現在29歳
・SUGAさん|1993年3月9日生まれー現在28歳
・J-HOPEさん|1994年2月18日生まれー現在27歳
・リーダー|RMさん|1994年9月12日生まれー現在27歳
●マンネ
末っ子(韓国語)。
グループの一番年下のメンバー「ジョングクさん」を指すらしい。
●黄金マンネ
「BTS」の最年少(末っ子)「ジョングクさん」のこと。
ルックス、ダンス、歌唱、楽器演奏などなんでも出来てしまう万能なところから「黄金マンネ」と呼ばれているとのこと。
●マンネ・ライン
一番の年下「ジョングクさん」に加え、「JIMINさん」「テテ|Vさん」の3人を指す。
「ジョングクさん」と「JIMINさん」「テテ|Vさん」とは2歳の差があるんですね。
・ジョングクさん|1997年9月1日生まれー現在24歳
・JIMINさん|1995年10月13日生まれー現在26歳
・テテ|Vさん|1995年12月30日 生まれー現在26歳
●ラップ・ライン
「BTS」でラップパートを担当する3人。ラッパーの3人。
・メインラッパー「リーダー|RMさん」
・リードラッパー「SUGAさん」
・ラッパー「J-HOPEさん」
●ダンス・ライン
「BTS」でダンスパートをリードする4人。
・メインダンサー「J-HOPEさん」
・リードダンサー「JIMINさん」
・リードダンサー「テテ|Vさん」
・リードダンサー「ジョングクさん」
特に「J-HOPEさん」は、デビュー前にストリートダンサーとして活躍していた経歴を持ち “ダンスチーム長”“振り付けチーム長”と呼ばれているんだそう。
●ボーカル・ライン
「BTS」でボーカルパートをリードする4人。
・メインボーカル「ジョングクさん」
・リードボーカル「JIMINさん」
・サブボーカル「JINさん」
・サブボーカル「テテ|Vさん」
●ビジュアル担当
・ビジュアル「JINさん」
・ビジュアル「テテ|Vさん」
●キム三兄弟
「BTS」の中で、「キム(金)」の苗字をもった3人のこと。
「リーダー|RMさん」:キム・ナムジュン(金南俊)
「JINさん」:キム・ソクジン(金碩珍)
「テテ|Vさん」:キム・テヒョン(金泰亨)
●チョン兄弟
「BTS」の中で、「チョン」と読み方の苗字をもった2人のこと。
「J-HOPEさん」:チョン・ホソク(鄭號錫)
「ジョングクさん」:チョン・ジョングク(田柾國)
●3J(スリージェイ)
「J-HOPEさん」「JIMINさん」「ジョングク(JUNG KOOK)さん」
3人のダンスチーム。
ストリートダンス出身の「J-HOPEさん」、現代舞踊の「JIMINさん」と黄金マンネ「ジョングクさん」のコンビネーションで魅せるダンス。
◆
●ケミ
ケミストリー(chemistry)。
メンバー同士、メンバーの組み合わせの相性の良さ、関係性。
「カップル」。
●ケミ名
メンバーの組み合わせの名前。コンビ名やグループ名。
●カップル
「BTS」7人のうちの、二人組のバリエーション。合宿所での部屋割り、ゲームのチーム割りなどで見られる組み合わせ。
「7人が、どの2人(最小のグループ)になっても成立するように」と考えてのことなのかどうかは不明ですが、例えば誰かがお休みしなければならない時にも、「BTS」としてどう活動を維持するかは大きな課題のはず。
図らずも、どの組み合わせでもパフォーマンスもバラエティ番組も楽しめる(むしろ最高!)なことはファンには伝わっている。
ここも「BTS」が稀有な存在であるポイントなのだよなあ。
◆
●グテ|カップル
「ジョングクさん」と「テテ|Vさん」。
♔優勝!
●テテグク(TaeKook)|カップル
・Tae+Kook|「テテ|Vさん」と「ジョングク」。
●ブイグク(VKook)|カップル
・V+Kook|「テテ|Vさん」と「ジョングク」。
●グクミン|カップル
「ジョングクさん」と「JIMINさん」。
●ナムグク|カップ
複数の事務所からスカウトを受けていた「ジョングクさん」は、「リーダー|RMさん」のかっこよさにひかれて今の事務所を選んだんだとか。
「ジョングクさん」にとって「リーダー|RMさん」は憧れの存在。
●ホプグク|カップル
「ジョングクさん」と「J-HOPEさん」。
チョン兄弟。
・「ジョングクさん」はチョン・ジョングク(田柾國)。
・「J-HOPEさん」はチョン・ホソク(鄭號錫)。
●ヤンコチ兄弟|カップル
ヤンコチ=羊肉の串焼き(韓国語)。
「SUGAさん」と「ジョングク」。二人で「ヤンコチ」を食べに行くことがあったらしい。
●グクジン|カップル
「ジョングクさん」と「JINさん」。5才差の仲良しコンビ。
●クオズ|カップル
1995年生まれの「JIMINさん」と「テテ|Vさん」。
95年生まれ組(韓国語)。「ク-9」「オ‐5」「ズ‐複数形」。
●ナムテテ|カップル
「テテ|Vさん」と「リーダー|RMさん」。
「リーダー|RMさん」は、「テテ|Vさん」は「BTS」に新しい一面(ファン)をもたらしている、と言っています。
♚準優勝!
●R&V|カップル
「リーダー|RMさん」と「テテ|Vさん」。
●ホプテテ|カップル
「テテ|Vさん」と「J-HOPEさん」。
●テギ|カップル
「テテ|Vさん」と「SUGAさん」。
●テジン|カップル
「テテ|Vさん」と「JINさん」。
●ミニモニ|カップル
「リーダー|RMさん」と「JIMINさん」。
RMさんは「レンモニ(ラップ・モンスター)」、JIMINさんは「ジミニ」。
「レンモニ」+「ジミニ」=「ミニモニ」
●ポプミン|カップル
「J-HOPE」と「JIMINさん」。
●シュチム|カップル
「SUGAさん」と「JIMINさん」。
●ジンチム|カップル
「JINさん」と「JIMINさん」。
●クサズ|カップル
1994年生まれの「J-HOPE」と「リーダー|RMさん」。
94年生まれ組(韓国語)。「ク-9」「サ‐4」「ズ‐複数形」。
●ナムシュガ|カップル
「リーダー|RMさん」と「SUGAさん」。
●ナムジン|カップル
「リーダー|RMさん」と「JINさん」。
「BTS」の翼と言われているらしい。
パフォーマンスの際のフォーメーションで、最後列で右端と左端にいることが多いとのこと。
●SOPE|カップル
「SUGAさん」と「J-HOPEさん」。
日本のファンミーティングで披露される「お疲れ様ソング」は、「J-HOPEさん」がコンサートの後に発した言葉から、「SUGAさん」と一緒に作った曲。
●開花市場
「SUGAさん」と「J-HOPEさん」。
この二人による配信コンテンツは「開花市場(ファゲジャント)」というらしい。
二人の出身地「光州」と「大邱」の境界線付近に「花開面」という地域があり、そこで開かれている市場が「開花市場」だとのこと。
「花開面」は、慶尚南道と全羅道をつなぐ場所に位置し「開花市場」はたいそう大きな市場だったとのこと(韓国5大市場の一つ)。
近年では、毎年桜の季節(4月初め)には「花開市場」周辺で「花開市場桜祭り」が行われているそう。「花開市場」の両側に桜並木が長く続いていることから「十里桜」として知られているとのこと。
●ホプジン|カップル
「J-HOPE」と「JINさん」。
●SIN|カップル
「SUGAさん」と「JINさん」。
◆
●作業部屋
メンバーそれぞれに事務所ビル内に「作業部屋」が割り当てられている。
楽曲制作などを行うほか、「V LIVE(ライブ配信)」を行うスタジオでもある。
●Golden Closet
「ジョングクさん」の作業部屋の名前。
●Rkive(アーカイブ)
「リーダー|RMさん」の作業部屋の名前。
以前は「モンスタジオ(Mon Studio)」だったらしい。
●HOPE WORLD
「J-HOPEさん」の作業部屋の名前。
●GENIUS LAB
「SUGAさん」の作業部屋の名前。
GENIUS=天才。「天才の実験室」
◆
●ジンニム
JINさま。ニム=様(韓国語)
●窓ふき
「JINさん」の特徴的な笑い声。高く「きゅっきゅ」と笑うので「窓ふき」と言われている。
●ヒョンイハルケ
「お兄ちゃんがやるよ」(韓国語)。
年下のメンバーに「JINさん」が言う言葉。
危なっかしいことをする「ジョングクさん」や不器用な「リーダー|RMさん」に「JINさん」が「お兄ちゃんがやってやるから」と世話を焼く。
「長男らしくない長男」と言われる「JINさん」だが、生活面ではメンバーのために気を配り世話を焼く姿をたびたび見ることができる。
●ハラボジ
おじいさん(韓国語)。
仕事以外ではほとんど寝ている、物知り、などから「SUGAさん」をそう呼ぶ(あだ名)。
●Baby J/Baby G
「JIMINさん」の愛称の候補だった。
デビュー前に、ステージネーム(愛称)の候補に挙がっていたのが「Baby J」と「Baby G」。
どちらもしっくりこなくて、結局本名の「JIMIN」のままデビューにしたんだとか。
●ジミンの小指
「JIMINさん」の短い小指。
「JIMINさん」と「テテ|Vさn」の二人で歌う楽曲「Friend」で友情の表現に使われている。
●ラジモララ
配信番組の中の「伝言ゲーム」(Run BTS! EP.41)で生まれた「JIMINさん」の名言。
「J-HOPEさん」から「カルボナーラ」の伝言(耳をヘッドフォンでふさいで口だけでの伝言)を「ラ・ジ・モ・ラ・ラ」と回答。
この「JIMINさん」の「ラ・ジ・モ・ラ・ラ」を次の「JINさん」に伝言したところ、最終回答者の「JINさん」が「カルボナーラ」と正解。
この奇跡の伝言もあって「JIMINさん」の「ラ・ジ・モ・ラ・ラ」が伝説のキーワードに。
●ロックバイソン
「JIMINさん」が持っていた「ベイブレード」の名前。
配信番組の中の「ベイブレード」で遊ぶ回(Run BTS! EP.96)での「JIMINさん」の発言から、7人の間で「合言葉(パスワード)」となったキーワード。
BTSの配信番組(有料)「In The Soop」で、外から部屋に入ろうとしたが、ドアが開けられなくて困っている「テテ|Vさん」に、他のメンバーが「パスワードがいるよ!」と言ったのに「テテ|Vさん」は、一つ目に「ラジモララ」、二つ目に「ロックバイソン」と答えた。
●オッドアイ
左右の瞳が異なる色をしていること(虹彩異色症)。
「BTS」の「テテ|Vさん」が、カラーコンタクトを左右違った色にしたヘアメイクをすることがある。
●四次元|四次元発言
「テテ|Vさん」のこと。
突拍子もない行動や独特の言い回しをするところから、「異次元から来た存在」「何かと交信をしている」などと表現される。
●CGV
「CG(コンピューターグラフィック)」のような「テテ|Vさん」。
「CG」で創られたように美しい、完璧なルックスということ。
●バンテ
Van テテ|Van Gogh テテ。ヴァンゴッホ・テテ。写真家、アーティストとしての「テテ|Vさん」。
●V Cut
雑誌などの取材や撮影で、公式に掲載されなかったもの(NGカット)で、Twitterなどでファン向けに公開される「テテ|Vさん」の画像。
メディアには掲載されなかったが、十分魅力的で「テテ|Vさん」の別の姿や表情をみせてくれる。
●シス/レックス
「テテ|Vさん」の愛称の候補だった。
「V」以外にステージネーム(愛称)の候補に挙がっていたのが「シス」と「レックス」だったのだとか。
どちらも、女性的だとか犬みたいだとかで、しっくりこなかったらしい。
「V」でよかったね。(知らんけど)
●筋肉うさぎ
「ジョングクさん」のこと。
筋力トレーニングにより、そうとう鍛えられている「ジョングクさん」。
一番の年下(マンネ)でありながら、メンバーの誰より力が強い。
撮影の前には、数日間を水だけで過ごすダイエットなどもするとのこと。
スタイルの維持やパフォーマンスの精度のため、ストイックな生活も辞さないプロフェッショナルなところは「BTS」のメンバー7人に共通するところのようだ。
●テリュース
アニメ「キャンディ・キャンディ(1975年4月号から「なかよし(講談社)」にて連載開始)」に登場する「テリー(テリュース・G・グランチェスター)」。
「Butter」のMV撮影のビハインド動画で、「ジョングクさん」の姿を見た「テテ|Vさん」が「テリュースみたい」と発言。
この「テリュースみたい」は、韓国では「王子様みたい」な「長髪でかっこいい」キャラクターを差すのに使われているとか。
「キャンディ・キャンディ」は、韓国でも1977年からアニメ放送されていて人気があったそう。
長髪のイケメン(王子様風)は「テリュースみたい」、ふわふわした髪の女の子は「キャンディみたい」と言われるらしい。
「キャンディ」とともに「テリュース」が見た目やキャラクターとして定着している…日本より著名度あるんですね「テリー」…切ない。
↓↓↓私物↓↓↓
●エンディング妖精
パフォーマンスのエンディングに愛嬌(魅力的な表情、決めポーズ)を魅せるアイドル。
韓国のテレビ番組では、パフォーマンスの最後にアイドルのメンバーの一人をクローズアップして映すことが多い。
そのクローズアップされた時に、カワイイ表情やしぐさを見せることがうまいアイドルのことを「エンディング妖精」と言うらしい。
「BTS」の場合、「ジョングクさん」は間違いなく「エンディング妖精」だね。
◆
●「おでん」と「オムク(おでん)」
「JINさん」が合宿所で飼っていたフクロモモンガ。
●「クンムル」
「JINさん」が飼っていたフクロモモンガ。
●チャング
「JINさん」が飼っていた愛犬。マルチーズ。
●ホーリー
「SUGAさん」の愛犬。トイプードル。
●ミッキー
「J-HOPEさん」の愛犬。シーズー。
●レプモニ
「リーダー|RMさん」の愛犬。スピッツ。
●トスニ
「JIMINさん」が飼っていた愛犬。ピットブルテリアと珍島犬のミックス。
●ヨンタン
「テテ|Vさん」の愛犬。ポメラニアン。
「ヨンタン」のほかに「タニ」「タナ」とも呼ばれる。
●スンシム
「テテ|Vさん」の愛犬。珍島犬(ミックス)。
●クルム
「ジョングクさん」の愛犬。マルチーズ。
●バム
「ジョングクさん」の愛犬。ドーベルマン。
バムは、韓国語で「夜(밤)」
◆
●学校三部作
1)2013年6月、デビューミニアルバム「2 COOL 4 SKOOL」
・デビュー曲「No More Dream」
「We Are Bulletproof Pt.2」が収録されている。
2)2014年2月、ミニアルバム「Skool Luv Affair」
・タイトル曲「Boy In Luv|サンナムジャ(男の中の男)」
「JUMP」「Spine Breaker」が収録されている。
3)2014年8月、初フルアルバム「DARK&WILD」
・タイトル曲「Danger」
※学校三部作の最終章
「ホルモン戦争」「布団キック」が収録されている。
10代の、爆発するエネルギー、そして「Boy Meets Girl(恋バナ)」を危なっかしく歌い踊る7人が見られるのがこの「学校三部作」の魅力。
◎2014年5月、リパッケージアルバム「Skool Luv Affair -SPECIAL ADDITION-」
・タイトル曲「Miss Right (理想の女性)」
「いいね!|I Like It (Slow Jam Remix)」が収録されている。
◆
◎2013年9月、ミニアルバム「O! RUL8,2? (Oh! Are You Late, Too? )」
・タイトル曲「N.O」
「Coffee」「進撃の防弾」「八道江山」が収録されている。
◆
●花様年華シリーズ(青春二部作)
「花様年華」は「人生で最も美しい瞬間」=青春を意味する
The most beautiful moment in life。
1)2015年4月、ミニアルバム「花様年華 Pt.1」
・タイトル曲「INEED U」
「DOPE」「フンタン少年団」「Converse High」が収録されている。
2)2015年11月、ミニアルバム「花様年華 Pt.2」
・タイトル曲「RUN」
「Butterfly」「Ma City」「Baepsae」が収録されている
◎2016年5月、リパッケージアルバム「花様年華 Young forever」
※「花様年華シリーズ」の最終章スペシャルアルバム
・タイトル曲「Burning Up (FIRE)」
強いHipHopのイメージから、この「花様年華」で等身大の7人を表現するように方向性(コンセプト)を変えたことで、人気が出始めたらしい。
「Butterfly」や「Converse High」「Whalien 52」などのメロディックな歌唱がみずみずしい。
そして出色なのが「Moving On(引っ越し)」「Ma City」といった、彼ら7人の物語。
この時点(2015年)ですでに「Speak Myself (Yourself)」。
●BU|BTS Universe
花様年華を、海外(英語)では「BTS Universe」と表現することがあり、BUは「BTS Universe」の略。
◆
●WINGS
1)2016年10月、フルアルバム「WINGS」
・タイトル曲「Blood Sweat & Tears|血、汗、涙」
各7人のソロ曲を発表。
また、「21st Century Girls|21世紀少女」「2!3!」が収録されている
2)2017年2月、リパッケージアルバム「YOU NEVER WALK ALONE」
※「WINGS」外伝
・タイトル曲「Spring day|春の日」
「Not Today」「You Never Walk Alone」が収録されている。
●LOVE YOURSELF 起・承・転・結|シリーズ
1)LOVE YOURSELF 起 'Wonder' EUPHORIA
※アルバムは出ていない
2)2017年5月、ミニアルバム「LOVE YOURSELF 承 'Her' SERENDIPITY」
・タイトル曲「DNA
「Best Of Me」「Dimple」「Pied Piper」が収録されている。
3)2018年5月、フルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear' SINGULARITY」
・タイトル曲「FAKE LOVE」
「The Truth Untold」「Paradise」「Magic Shop」が収録されている。
4)2018年8月、リパッケージアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer' EPIPHANY」
・タイトル曲「IDOL」
各7人のソロ曲を発表。
また、「Answer : Love Myself」「I'm Fine」「Tear」が収録されている。
◆
●MOS
「MAP OF THE SOUL」の略。
1)「MAP OF THE SOUL : PERSONA」
・2019年4月12日発売。ミニアルバム。
・タイトル曲「Boy With Luv (Feat. Halsey) 」
「Mikrokosmos」「Make It Right」「HOME」が収録されている。
2)「MAP OF THE SOUL: 7」
・2020年2月21日発売。フルアルバム。
・タイトル曲「ON」
各7人のソロ曲を発表。
また、「Black Swan」「Louder Than Bombs」「Friends」が収録されている。
3)「MAP OF THE SOUL : 7〜THE JOURNEY〜」
・2020年7月15日発売。オリジナルアルバム【日本】
・「Stay Gold」「Lights」「Your eyes tell」は日本オリジナル楽曲。
◆
◎2020年11月、ミニアルバム「BE」
・タイトル曲「Life Goes On」
「Dynamite」「Telepathy」「Stay」が収録されている。
◆
●タイトル曲
アルバムの中心となる1曲。リード曲と言われることもある。
アルバムのタイトルというわけではないところが紛らわしい。
「MAP OF THE SOUL: PERSONA」では「Boy With Luv (Feat. Halsey)」、「MAP OF THE SOUL: 7」では「ON」など。
日本に当てはめるとアルバムからの「シングルカットされた曲」みたいな感じなのかな(違うか)。
1)No More Dream(デビュー曲)|2013年6月
2)N. O|2013年9月
3)BOY IN LUV|2014年2月
4)Miss Right|2014年5月
5)Danger|2014年8月
6)I NEED U|2015年4月
7)RUN|2015年11月
8)Burning Up (FIRE)|2016年5月
9)Blood Sweat & Tears|血、汗、涙|2016年10月
10)Spring Day|春の日|2017年2月
11)DNA|2017年9月
12)FAKE LOVE|2018年5月
13)IDOL|2018年8月
14)Boy with Luv feat. Halsey|2019年4月
15)ON|2020年2月
16)Life Goes On|2020年11月
17)Butter|2021年5月21日
●サイファー(Cypher)
HipHopで、人が輪になって即興でフリースタイルラップをしあうこと。アドリブの練習であったり、会話のようなコミュニケーションであったりする。
「BTS」のアルバムの中に収録されている。
1)Circle Room Cypher|2 COOL 4 SKOOL|2013年6月
2)Cypher PT.1|O! RUL8,2? |2013年9月
3)CYPHER PT.2: TRIPTYCH |Skool Luv Affair|2014年2月
4)Cypher PT.3: KILLER|DARK&WILD|2014年8月
5)Cypher4|WINGS|2016年10月
●スキット(Skit)
HipHopのアルバムに収録される間奏曲(インタールード|Interlude)。
1)Circle Room Talk|2 COOL 4 SKOOL|2013年6月
2)On The Start Line|2 COOL 4 SKOOL(隠しトラック)|2013年6月
3)R U Happy Now? |O! RUL8,2? |2013年9月
4)SOULMATE|Skool Luv Affair|2014年2月
5)Expectation!|花様年華 pt.1|2015年4月
6)One Night In A Strange City|花様年華 pt.2|2015年11月
7)Billboard Music Awards Speech |LOVE YOURSELF 承 'Her'|2017年9月
8)Skit|BE|2020年11月
●リパッケージアルバム
先に発売されたアルバムに新曲を加え、あらためてまとめて(リパッケージ)発売するもの。
1)2014年5月|Skool Luv Affair -SPECIAL ADDITION-
2)2016年5月|花様年華 Young Forever
3)2017年2月|YOU NEVER WALK ALONE
4)2018年8月|LOVE YOURSELF 結 'Answer
●日本オリジナルアルバム
原曲(韓国語)を日本語で歌う「日本語バージョン」に加え、「日本語でのみ」制作された楽曲を含んだ、日本発売のアルバム。
1)2014年12月24日|WAKE UP
2)2016年9月7日|YOUTH
3)2018年4月4日|FACE YOURSELF
4)2020年7月15日|MAP OF THE SOUL : 7〜THE JOURNEY〜
●日本オリジナル曲
「日本語でのみ」発表されている楽曲。
(一部、のちに韓国語で歌われた楽曲も含む)
・WAKE UP(2014年12月24日)
1)THE STARS
2)いいね! Pt.2 〜あの場所で〜 ※のちに韓国語でも発表
3)WAKE UP
・YOUTH(2016年9月7日)
4)Good Day
5)Wishing on a star ※のちに韓国語でも発表(ライブ限定)
6)FOR YOU
・FACE YOURSELF(2018年4月4日)
7)Don't Leave Me
8)Crystal Snow
9)Let Go
・MAP OF THE SOUL : 7〜THE JOURNEY〜(2020年7月15日)
10)Stay Gold
11)Lights
12)Your eyes tell
・Film Out(2021年4月2日)
13)Film Out
◆
●ランダム出荷
CDやDVD、写真集などで、複数パッケージがあるうち、どれが届くかわからない(届いてのお楽しみ)が「ランダム出荷」。また「ランダムバージョン」と言われる。
パッケージや同梱されている内容物(フォトカード、グッズ)もランダムとなっているもの。
購入時に選ぶことが出来ない。
届いてのお楽しみ。または開封してのお楽しみ。
●形態
DやDVD、写真集などで形態=パッケージ、内容物(付録)が異なるものが発売されること(形態違い)。その発売される種類。
2種類の場合は「2形態」、4種類は「4形態」などと表現される。
注文方法(コンビニオーダー、レコード会社EC)ごとに異なった形態で販売される。
●Unboxing(開封の儀)
CDやDVD、関連グッズなどのパッケージを開けて中身を確認する様子、またはその様子を動画で撮影して公開すること。
特に、同封されている内容物(フォトカード、グッズ)がランダムとなっていることから、「開けてのお楽しみ」の要素があるため開封するときのワクワクも購入体験の一部になっているようで、その瞬間を共有することはファンの楽しみでもあるのだなあ。
「BTS」のメンバー自身が「Unboxing(開封の儀)」を行うことも多く、フォトブックの撮影時の様子や楽曲制作の裏話(ビハインド)も語られファンにとっては単にCD、DVDを購入した以上の体験ができる。
◆
●Mixtape(ミックステープ)
SoundCloud(音源共有プラットフォーム)などでフリー配信される、リミックスした作品集。
オフィシャルに楽曲をリリースする場合もある。
プロモーションツールとして活用される場合もある。もともとはHipHopでDJが作っていたリミックスが始まりだとか。
この“Mixtape”(という手段)が、なかなか日本国内では理解しにくいものなんですよね。
無料で楽曲を公開する。完全にオリジナルと言い切れず、サンプリングやリミックスをベースとするものが基本で、ゆえに他のアーティストとのコラボなども自由にできてしまう。
著作権や原盤権とか。日本だと複雑で、アーティスト本人だって自由に使えないし、権利処理が簡単ではない(一筋縄ではいかない)。守られているという言い方もできるが、ゆえに鎖国なのかと。
●「BTS」メンバーの「Mixtape」
・SUGA
1)Agust D(2016年発表)
2)D-2 (2020年発表)
・J-HOPE
1)On My Way (2017年発表)
2)Hope World(2018年発表)
・RM
1)RM(2015年発表)
2)mono. (2018年発表)
●SoundCloud
音源共有プラットフォーム。
誰でも楽曲を投稿することができる。アマチュアからプロまで、誰でも投稿でき、無料で聞くことができる。
既存楽曲のアレンジやサンプリング、カバーや未発売の楽曲、デモ音源などさまざまな音源がアップロードされている。
プロ(アーティスト)が自身のアカウントを持って、自作の楽曲をアップロードしている場合もある。
「BTS」の場合、7人のアカウント「BTS」を持っており、ソロ活動、自身の創作楽曲(ミックステープ)の発表の場として使っている。
「BTS」の楽曲として発表するにはコンセプトが合わない、未完などのケースで個人名義で「ミックステープ」として発表したり、ファン(ARMY)へのプレゼントなどとして突然公開したりしている。
また「Big Hit Entertainment」のアカウントもある。
◆
●flow(フロウ)
ラップのリズム(グルーヴ)や抑揚、表現方法。歌い方。
●Rhyming(ライミング)
韻(イン)を踏むこと。
特に、末尾で終わりを同じ音でそろえる「脚韻(キャクイン)」。
●Punchline(パンチライン)
一番の聞きどころ。決めセリフ。
●Track(トラック)
歌唱をレコーディングする前の曲。インストルメンタル。
●Verse (ヴァース)
HipHopのラップ内の歌い始めの部分
●Bridge(ブリッジ)
HipHopのラップでサビに行くまでのパート。
●Hook(フック)
HipHopのラップにおけるサビの部分
●トップライニング|トップライナー
ダンス系の楽曲を中心に、歌詞と曲を同時につくる手法、またはつくる人。
トラックのグルーヴを生かして、歌詞と一体となるメロディーを生み出す。こと。事前に作られたマテリアルを基礎にヴォーカル・パートを作る方法。
●エモ・ヒップホップ
エモ・ヒップホップ (Emo HipHop)またはエモ・ラップ (Emo Rap) 。
ヒップホップとエモ(エモーショナル)が融合した音楽ジャンル。
エモーショナルで個人的な内容、厭世感や内省的な感情をラップする。
●ベッドルーム系
ベッドルーム系(ベッドルームミュージック)=ベッドルームでつくったかのような音楽。大袈裟な機材を使わず、スマートフォン、パソコンなどでつくるようなスタイルで生みだされる音楽。
●ベッドルームR&B
「ベッドルーム系」の「R&B」。
メランコリックでリラックスした世界観をもつ「R&B」。
または、チルウェイヴ (Chill wave)の影響を受けた「R&B」。
●チルウェイヴ (Chill wave)
チル(Chill)=まったり、くつろく。
ノスタルジックなメロディー、チープな打ち込み、アンビエントの要素をブレンドした強烈なレイドバック感のあるシンセ・ポップ。
●SWAG(スワッグ)
スラング。「やばい」「イケてる」。
◆
●リリシズム(lyricism)
芸術的表現に伴う抒情性もしくは抒情精神。
主観的体験または思索に基づく内的感動を、より直接的に表現するもの。詩、小説、劇、映画などのジャンルで表現される主観性、象徴性、現在性。
●ダブリングボーカル
ボーカルのエフェクトの1種。
別々に2回録音したボーカルを重ねること。また、それにより二重になったボーカルのこと。
ボーカルを重ねてミックスすることで、ボーカルに厚みが出る。
◆
●カル群舞
「カル=刃」
体を曲げる角度から指先まで完璧な“”物刃のように合わせるダンスのこと。
K-POPのパフォーマンスでは基本とされる、一瞬の乱れもない揃ったダンス。
●肩ダンス
「肩ダンス(オッケチュム|어깨춤)」韓国の伝統的な踊り。伝統舞踊では肩(オッケ|어깨)でリズムをとる。その動きが「K-POP」のダンスパフォーマンスの特長のひとつ。肩の左右を上下に動かす動作を取り入れたダンス。
●骨盤ダンス
楽曲「ベプセ」のパフォーマンスの際の激しく腰を振るダンスのこと。
ライブパフォーマンスで人気の楽曲「ベプセ」について、「SUGAさん」が「J-HOPEの骨盤ダンスが見たいからだよ」と、その人気の理由をコメントした。
●ポッピン(POPPIN)
楽曲「FAKE LOVE」のサビのところで魅せる特徴的な振り。
筋肉を弾かせてリズムをとる動き。ストリートダンスの一種。“ヒット”や“ウェーブ”といった動きがある。
◆
●空港ファッション
韓国の有名人が空港で見せるファッション。
空港にいるアイドルやアーティストのファッションに注目して撮影されたり、ニュースになったりする。
●チッケム|직캠
ファンが直接撮影した写真や動画、または「ファンカメラ(Fan Camera)」「ファンカム」と呼ばれるファン視点で切り取った画像や動画のこと。
公式のパフォーマンス映像でも、「チッケム」として編集されメンバーそれぞれにフォーカスしたバージョンが公開されるなどする。
◆
●Golden Closet Film (G.C. F)
「ジョングクさん」が監督したショートフィルム。
「Golden Closet」は、「ジョングクさん」の作業部屋の名前。
・G.C. F in Tokyo|2017年
・G.C. F in Osaka|2018年
・GC. FF in USA|2018年
・G.C. F in Saipan|2018年
・G.C. F in Newark VHS ver.|2018年
・G.C. F 3J @2018 MMA Practice|2018年
・G.C. F in Helsinki|2019年
◆
●ドキュメンタリー映画/番組
ワールドツアーに密着撮影したドキュメンター。
2018年、2019年、2020年と3年連続で公開された。
いずれのタイトルも頭文字は「BTS」となっている!
1)2018年|Burn the Stage: the Movie(映画)
「BTS」初のドキュメンタリー映画
約300日間、世界19都市、40公演で55万人を動員したワールドツアー「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR」に密着し、制作された「BTS」初の映画。
2018年11月に期間限定で東宝系の映画館で小規模上映された。
2)2019年|BRING THE SOUL: THE MOVIE(映画)
ドキュメンタリー映画第2弾
ソウルを皮切りにヨーロッパなどの各都市を巡った「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」に密着し制作された。
2019年8月に劇場公開された。
BTS BRING THE SOUL: DOCU-SERIES(番組)
全6話からなる「BTS」のドキュメンタリーシリーズ。
2018年にスタートした「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」の韓国ソウル開幕公演をはじめ、北米及びヨーロッパツアーに密着する。
3)2020年9月|BREAK THE SILENCE: THE MOVIE(映画)
韓国アーティストで初となるロンドン・ウェンブリースタジアムでの単独公演をはじめ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、パリ、大阪、静岡、リヤド、そしてソウルまで、世界10 都市で展開した「BTS」初のワールドスタジアムツアー「BTS WORLD TOUR ‘LOVEYOURSELF: SPEAK YOURSELF’」に密着し制作された。
2020年9月に全世界で同時公開された。
BTS BREAK THE SILENCE: DOCU-SERIE(番組)
全7話からなる「BTS」のドキュメンタリーシリーズ。
2018年に行われた「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」アジアツアーから、2019年10月にソウルで幕を閉じたツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」までの351日間の軌跡が描かれる。
◆
●VLOG
Visual Log。Vログ。映像日記。
※生配信ではない。生配信は主に「V LIVE(ブイライブ)」
YouTubeやTwitter、ファンとのコミュニティサイトなどで公開される。
ステージやミュージックビデオ、番組の中では見せない姿、話さないメッセージを映像でファンに届ける手段。
●BANGTAN BOMB
デビューから現在まで続いている動画コンテンツ。
バックステージの様子を中心にYouTubeで公開される。
●In the SOOP(イン ザ スープ)
「In the SOOP BTS ver.」
リアルバラエティ番組。
日本では「Weverse(ウィバース)」上での有料コンテンツ。または「dTV」で配信中となっている。
Season1|本編全8話(8エピソード)。
「Weverse」では、ビハインド(裏話)も視聴できる(本編とビハインド映像まで全16話)
SOOP(スープ)は、韓国語で「森|숲」。
「森」の中で過ごす「日常と休憩その間」がコンセプト。
「SUGAさん」ファンにおすすめされた、「BTS」のリアリティ番組。
撮影場所は、韓国の「江原道春川市」にあるペンション。
2020年の5月末、前半3日間・後半4日間にわけて撮影されたとのこと。
Season2|本編全5話(5エピソード)。
2021年7月末(東京オリンピックが開催されていた時期)に撮影された模様。
●BonVoyage(ボンボヤージュ)
「BTS Bon Voyage」
「V LIVE」上での有料コンテンツ。「BTS」のリアル旅行記。
「BTS BON VOYAGE」。ボンボヤージュ。ボンボヤ。
・BON VOYAGE|北ヨーロッパ(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)への旅
・BTS BON VOYAGE Season 2|ハワイへの旅
・BTS BON VOYAGE Season 3|マルタへの旅
・BTS BON VOYAGE Season 4|ニュージーランドへの旅
●RUN!BTS|タリョラ!バンタン
ライブ動画配信サービス「V LIVE」(NAVERが運営)で配信されているバラエティ番組(「BTS」のオリジナルコンテンツ)。
2015年6月に第1回(Epsode.1)がスタート。
毎週火曜日21時より新作が配信されていた。
2021年10月12日の「EP.155」を最後に、新作は配信休止。
ただし、そのほとんどをアーカイブから視聴できる、無料で!
●タリョラ
走れ(韓国語)。
「タリョラ・バンタン」=走れ!バンタン。「RUN!BTS」。
◆
●V LIVE(ブイライブ)
NAVERが運営するライブ動画配信サービス。2021年1月に「HYBE」買収済み。
スターとファンが一緒に作るコミュニティ(プラットフォーム)
アイドル/アーティストごとにチャンネルが設けられていて、その中でライブ配信、コンテンツ配信、アイドル/アーティストとファンとのコミュニケーションなどが展開される。
「HYBE」に所属していない「BLACKPINK」「TWICE」「EXO」などもチャンネルを持ち動画配信している。
「V LIVE」では、「BTS」メンバーが不定期にライブ配信をしている(課金なしで見られる)。
基本無料で参加できるほか、有料でコンテンツ、グッズなどが購入できる。
ファンは「ブイラ」と略しておっしゃる。ファンは「ブイラ」と略しておっしゃる。
●Weverse(ウィバース)
グローバルファンコミュニティプラットフォームサービス。
「BTS」が所属する事務所「HYBE」が運営する。
「BTS」公式ファンコミュニティーも含まれていて、無料で利用できる(サービス内課金コンテンツあり)。
◆
●イート・ジン|EAT JIN
「JINさん」自らの動画配信コンテン。食べることが好きな「JINさん」が美味しそうに料理を食べる姿のこと。
●モッパン
「食べる(モグヌン)」と「放送(バンソン)」を合わせて「モッパン」。
YouTubeなどで「食べているところを配信する」こと。
◆
●出張十五夜
韓国の人気番組。tvN(放送局)で放送されるバラエティ番組。
ナ・ヨンソクPD(人気TVプロデューサー)によって展開されている。
「RUN!BTS」とコラボレーションした番組がV LIVEで配信された。「RUN!BTS EP140-141」
●LET's BTS
2021年3月29日、韓国の放送局KBS(韓国放送公社|公共放送局)で放送されたスペシャルトークショー番組。
●防弾少年団のアメリカンハッスルライフ
2014年6月末のLAへの「強制ヒップホップ留学」の様子のリアリティー番組。韓国Mnetで放送された。
初回放送は、2014年9月。
◆
●Tiny TAN
キャラクター化(ちびキャラ化)された「BTS」のメンバーの7人。
「Magic Door」を通じて現実世界を行き来する。
アニメーションが作られ、キャラクターグッズが販売されている。
●BT21
「ビーティ21」「ビーティイシビル」
2017年10月から始まったLINE FRIENDSと「BTS」のコラボレーション企画で、「BTS」のメンバーがデザインしたキャラクター。
「LINE」スタンプのキャラクターとしてスタートし、各種グッズ販売がされている。
・KOYA|リーダー|RMさん、モチーフはコアラ。
・RJ|JINさん、モチーフはアルパカ。
・SHOOKY|SUGAさん、魔法のクッキー。
・MANG|J-HOPEさん、馬の仮面をかぶっている。
・CHIMMY|JIMINさん、モチーフは子犬。
・TATA|テテ|Vさん、ハート形の四次元キャラ。
・COOKY|ジョングクさん、ジョングクさんのニックネームがKookie。
・VAN|当時「BTS」所属事務所ビッグヒット社長のパン・シヒョクさん
◆
●カムバック|カムバ(Comeback)
アルバムの制作期間などにより、メディア露出を減らしていた時期を終えて、新作アルバムのプロモーションなどで、再度精力的な活動をスタートすること。メディアへのカムバック。カムバックステージ。
韓国の音楽ビジネスの慣習。
韓国では、アルバムをリリースすると、「ショーケース」と呼ばれる新曲発表コンサートを皮切りに数々の音楽番組に一斉に出演し、それを終えると次のアルバムの制作に入る、というルーチンなんだそうですね。
また、プロモーションでメディア露出を増やす時期を「カムバ期間」や「活動期間」といい、次のアルバム制作やリリースの準備を行う時期を「準備期間」、メディア露出が減る時期を「活動休止期間」と明確に区別する。
「アルバム」の制作発表が活動の軸なんですね。
なるほど。
であれば「BTS」にとってはグラミー賞では「年間最優秀アルバム」賞を受けるのが一番の目標になるのでしょうね。
●ショーケース
アルバムリリース後に行う新曲発表コンサート。
その後、1カ月程度音楽番組に一斉に出演しプロモーションを行う。
●グッバイステージ
「ショーケース」を封切に、新作のアルバムのプロモーションなどで精力的に活動を行った最後のステージ。
「グッバイステージ」を終えて、再度充電期間=メディア露出を減らし、アルバム制作や海外活動などを行う期間に入る。
◆
●メント(Ment)
コンサートなどで、メンバーがそれぞれコメント(話し)をすること。
コメント(Coment)の略なのかな?語源がわからない。
●VCR
コンサートで、パフォーマンスの間に流される映像コンテンツ。
●OST
Original Sound Track。サントラ。
韓国ドラマでは「OST」は必須で、ドラマ自体だけではなく、挿入歌やテーマ曲も充実させていて人気なんだとか。
「テテ|Vさん」と「JINさん」が、ドラマ「花郎(ファラン)」のOSTに「死んでも君だよ」という楽曲で参加している。
ドラマ「花郎(ファラン)」には、「テテ|Vさん」が俳優として出演。
◆
●Mカ(エムカ)
韓国のケーブルテレビチャンネル「Mnet」による、カウントダウン方式の公開音楽番組「M COUNTDOWN」。
「Mnet」は、アワードの「MAMA|Mnet Asian Music Awards」(韓国最大の音楽授賞式)を開催している。
また、KCON(韓流フェスティバル)も「Mnet」の開催。
※主催は「Mnet」の運営会社「CJ ENM」。
●インガ
韓国の放送局「SBS」の音楽番組「SBS人気歌謡(インキガヨ)」。
視聴者の投票でランキングが決まる人気歌謡チャートを発表している。
日本からは、「M-ON!」チャンネルによりスカパー! 、JCOM、ひかりTV、CATVを経由(加入)して視聴できるほか、BS放送「WOWOW」でも配信と放送がある。
「SBS」は、もともとは「ソウル放送」。
日本テレビと提携関係にある。
●ミューバン
韓国の放送局「KBS 2TV」による音楽番組。韓国国内だけでなく、KBSワールドを通じて世界73カ国で放送されている。
日本からは、スカパー! 、JCOM、ひかりTV、CATVを経由(加入)して視聴できる。また、Amazon Prime Video、Huluでチャンネル展開されている。
「KBS」は韓国放送公社(地上波)であり、公共放送局。
●エムコア|Mコア
韓国MBC放送局の音楽番組「Show! Music Core(ショー!ミュージックコア)」
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●MAMA (Mnet Asian Music Awards)
1999年に「Mnet映像音楽大賞」としてスタートした、アジアの音楽授賞式。音楽専門チャンネル「Mnet」を運営するCJ ENMが主催。
2015年に「BTS」は「世界的活動賞」を受賞。
翌2016年に「今年の歌手賞」「最優秀ダンスパフォーマンス賞(男性グループ部門)」を「血、汗、涙」で受賞。
2017年にも「今年の歌手賞」と「ベストミュージックビデオ賞」を受賞。2018年には「今年の歌手賞」「今年のアルバム賞」「今年のワールドアイコン賞」などを受賞。
これ以降(2019年、2020年)は「BTS」が「今年の歌手賞」「今年の歌賞」「今年のアルバム」「今年のワールドアイコン賞」「男性グループ賞」「男性グループベストダンスパフォーマンス」「ベストミュージックビデオ」「ベストミュージックビデオ」などを受賞している。
●MMA (Melon Music Awards)
韓国の音楽授賞式。2009年から「Melon Music Awards」として実施。
「BTS」は、2018年(第10回)以降、連続で「アーティスト賞」を受賞。
2016年(第8回)に「花様年華Young Forever」で「アルバム賞」を受賞。2018年(第10回)には「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」、2019年(第11回)「MAP OF THE SOUL : PERSONA」、2020年(第12回)「MAP OF THE SOUL : 7」で「アルバム賞」を受賞。
2017年(第9回)「Spring Day」、2019年(第11回)「Boy with Luv」、2020年(第12回)「Dynamite」で「ベストソング賞」を受賞。
●AAA (Asia Artist Awards)
2016年から始まった、韓国はもちろん、海外でも優れたパフォーマンスで活躍した「K-POP」のアーティストや「韓流ドラマ」の俳優を讃えるアワード。韓国メディアSTARNEWSの主催。
第1回(2016年11月開催)で「BTS」は「ベストアーティスト賞」を受賞。ステージで「血、汗、涙」と「Fire」を披露。
●「MELON」「FLO」「GENIE」「BUGS」「Naver VIBE」
韓国の音楽ランキング集計の対象とされる主な音楽サブスクリプションサービス。
・MELON:KakaoMが運営する韓国の音楽配信サービス
・FLO:SKテレコム(韓国最大手通信事業会社)による音楽配信サービス
・GENIE MUSIC:KTの子会社。韓国の音楽配信サービス
・BUGS!:韓国の音楽配信サービス
・Naver VIBE:Naverによる音楽配信サービス
●「Pandora」
Pandora Internet Radio (Pandora Media)。
サブスクリプションの音楽レコメンデーションサービス。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで展開されている。
アメリカのラジオ最大手「SiriusXM」の子会社。
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●スミン
「ストリーミング」を略したもの。
同じ音源や動画を何度も視聴して再生回数を上げ応援すること。
再生数やランキング上位の記録を出すためファンがこなう行為。
●スミンチョンゴン
シトリーミング総攻撃。
チョンゴンは、「総攻撃」の韓国語「チョンコギョク」のこと。
再生回数のランキングを上げるため、決まった時間にファンが一斉にストリーミング再生を行う行動のこと。
再生開始はひとりあたり1時間に1回のみカウントされるため、「1時間」のプレイリストがファンの間でシェアされ、そのプレイリストを夜間から早朝にかけて再生することでランキング上昇を狙う。
●ヨントン
ビデオ通話。
ヨントンは、「ビデオ通話」の韓国語「ヨンサントンファ」のこと。
CDやDVDの購入特典~「ペンサ(ファンサービス)」として、アイドルと「ビデオ通話」ができるイベントが開催されるんだとか。
●サノク
事前録画(韓国語)。
「サジョンノクファ」=サノク。
音楽番組ために歌唱、パフォーマンス部分を「事前録画」し流す。その「事前録画」部分このこと。
韓国のテレビ番組では、生放送の音楽番組でも歌唱、パフォーマンス部分は「事前録画」したものを流す。
この「サノク」の収録には観客としてファンが参加できる。
そのため、ファンは入場整理券を求めて長時間待つことになるが、その労をねぎらうためアイドルからプレゼントや差し入れがされるという。
●カトク
「カカオトーク」のこと(略語)。
「カカオトーク」は韓国でシェアNo1のモバイルメッセンジャーアプリ。
韓国では「LINE(NAVER)」よりもユーザーが多い。
●ノレバン
カラオケ(韓国語)。
●ランダムダンス
K-POP RANDOM PLAY DANCE。
K-POPの楽曲に合わせて、踊れる人たちが入れ替わりながら踊るパフォーマンス。
2018年頃から、世界中でブームとなっているイベント。
●孤独部屋
ファン同士が交流をするLINEの「グループチャット(部屋)」。
「部屋」によっては参加ルールがある。
◎「チャット(会話)禁止」ルール
アイドルの画像を投稿(交換)するだけの部屋。
「XXの笑顔の画像希望」「XXのXXステージの画像希望」などとリクエストだけ伝えることができ、ファン同士で画像の投稿(交換)を行う。
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●けーぽ
K-POP。
「けーぽっぷ」でも十分短いのに、さらに略すのな。
●セルカ
セルフカメラ、自分撮り。
●センイル
誕生日(韓国語)。
●センイル広告
ソンキスファンがお金を出してアイドルの誕生日メッセージ広告を出す。
●サポート
ファンがアイドルにプレゼントをすること。
プレゼント=サポート。
撮影現場などに、ファンが「コーヒーワゴン」をサポートすることもあるらしい。その時に、垂れ幕やラッピング、カップスリーブ(カップホルダー)などをアイドルの顔写真のプリント入りでつくるんだとか。
なるほど。
なのでやたら「カップホルダー」が作られていたり売られたりしているのね。カップホルダー=ファンを象徴するマストアイテム。(謎がとけてスッキリ)。
●ソンムル
プレゼント(韓国語)。
●ソンキス
投げキッス(韓国語)。
●ビジュ
ビジュアル(短縮)。見た目、ルックス。
「ビジュアル」でも十分だと思うのだけれど、さらに短くするのね。なんでも「4文字まで」なのかしら。
●ビジュ担当
グループのビジュアル担当=グループの顔。
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●彼氏感
ポーズ、しぐさ、距離感などがあたかも「彼氏と彼女」の関係であるかのような雰囲気のこと。その雰囲気で撮影された画像のこと。
日常の中で自然に、彼女に向けた表情や彼女に話しかける瞬間などを捉えた画像のこと。
●オス味
「オス=雄」の要素が強い。カワイイではなく「男性っぽい」。
用例)「このVはオス味が強い」「オス味強めの画像を探している」
●バブ味
(女性が男性に対して使用する場合)見ていたら自分の中に母性が芽生えるような表情や態度。「かわいい」の派生形。
●リアコ
リアルな恋人。アーティストやアイドルと「本当に恋をしている」「現実の片思いをしている」状態。
「リアコ」は、アイドルが「自分だけの彼氏」という状況にあるから、同じアイドルを好きな人と話したり、交流したりすることを拒絶する傾向があるらしい。
彼の話題に触れられるのも嫌う。(女友達が自分の彼氏の好きなところや嫌いなところを話している状況だから)
自分の彼を奪われないように防御する。(ほかのファンはライバルを越して、恋人を奪いに来る人)
アイドルグループの中には、「リアコ枠」というキャラクター付けをされているメンバーがいる。「イケメンすぎる」「近寄りがたい」というより、身近で付き合いたい、結婚したい、というタイプ。
●シパ
シッパー=shipper。
アイドルやアニメのキャラクターの特定の二人を、特別な関係と設定して楽しむこと、楽しむ人。推しをカップルに見立てて妄想を楽しむこと。
創作物はシッピング(Shipping)。
●シンメ
シンメトリー=symmetry。
左右対称の振り付けや立ち位置などを担当する2人組。コンビ。
主にジャニーズのグループのメンバーを称して言われる。
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●アタオカ
「頭がおかしい」の略。
行き過ぎた「スキ」、「スキ」が過ぎて、発言や行動が異常になってる状況。時に「情緒不安定」も指す。
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●クンジョル|큰절
ひざまずいてするお辞儀。韓国で最も丁寧なお辞儀。
深い感謝や敬意を表すもの。
額の前で合わせた手を地べたに付ける(男性の場合)。
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●ナムジャ
ナムジャアイドル(男子アイドル)
●ヨジャグルプ
ヨンジャグループ(女子グループ)
●ガールズクラッシュ
女性があこがれる「カッコいい女性」「強い魅力を持った女性」を指す。
K-POPから誕生した言葉。
代表的なのは「BLACKPINK」。
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●シムクン
胸キュン(韓国語)。
胸がキュンとする。
●ポポ(ポッポ)
キス(韓国語)。
●チンチャ
本当(韓国語)。
「チンチャ?」=マジで?
●チング
ともだち(韓国語)。
●ヨロブン
みなさん(韓国語)。ヨロ=色々な。ブン=方。
●チェゴ|チェゴヤ
最高(韓国語)。
●サランへ
愛している(韓国語)。カジュアルな同目線の愛しているが「サランへ」。
●サランヘヨ
愛しています(韓国語)。丁寧な愛しているが「サランヘヨ」。
●サランハムニダ
愛しています(韓国語)。目上の人に対する言い方。かしこまった言い方。
●モシッタ
かっこいい(韓国語)。
●モシッソヨ
かっこいいですね(韓国語)。
丁寧な「素敵ですね(年上に言う)」が「モシッソヨ」。
●キヨウォ、キヨプタ
カワイイ(韓国語)。
●ミアネ
ごめんね(韓国語)。
●ミアネヨ
ごめんなさい(韓国語)。丁寧な愛しているが「ミアネヨ」。
●ミアナンニダ
申し訳ありません(韓国語)。目上の人に対する言い方。かしこまった言い方。
●ヌナ
お姉さん(韓国語)。男性が年上の女性を呼ぶ時の呼び方。
●オッパ
お兄さん(韓国語)。女性が年上の男性を呼ぶ時の呼び方。
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●積む
CDやDVDを何枚も買うこと。
握手会やイベントへの参加資格(抽選券)を得るために、大量に買うこと。
●リアタイ
リアルタイム(Real time)。
ライブ配信、放送を実時間で視聴すること。
●自引き
抽選や、くじ(ランダム提供)などで、お目当てのものを「自分の力で引き当てる」こと。
交換や売買などの手段ではなく、直接自分で引き当てること。
●遠征
ライブ、コンサートを見るために遠方へ出向くこと。
チケットの当選確率が低い会場を選んで応募するほか、観光をかねて出かけてりすることもあるらしい。
●参戦する
ライブ、コンサートを観に行くこと。
単に「観る」ではなく「参戦」、つまり「戦いに参加する」わけですね。
それだけ真剣に、全力を投入するってことなんだろうな。
●全通
ライブ、コンサートツアーの全公演を見ること。
◆
●オーラス
ライブ、コンサートツアーの最終日のこと。
●カンスト
カウンター・ストップ。
数値が上限に達しカウントできないこと。最上級に達している、振り切っている状態。
「レベル、カンスト」と言うらしい。
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●秒で
速攻で。言うやいなや。するや否や。
「秒でフォローした」「秒でブロックした」などと使うらしい。
●ゆめかわいい
「ゆめみたいにかわいい」。
「カワイイ」が広く何にでも使われるようになったもんだから、「カワイイ」をさらに細分化して、ニュアンスを表現するようになったんか。
「ゆめかわいい」は、パステルカラーでふわふわしているカワイイのようだ。
綿菓子とかジェラード・ピケとか、はやったもんね。
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●「我得」の「皆得」
「自分のため」のことが「みんなの得」。
●おまおれ
「お前は俺か」。
同じ意見や感想、同じ体験をもった人に対し、共感を表す「一緒!」「わかる」という際の表現。
●おまいう
「お前が言う?」「お前が言うな」。
自分ことを棚に上げた言動や行いをした人に言う表現。
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■新規BTSファン(ARMY未満)にBTSの魅力、メンバーの推しポイント、おすすめのコンテンツを教えてください。
「BTS」についていろいろ見たり読んだりしています。
まだまだ知らないことだらけで、これからもっと「沼に落ちていきます」
「BTS」との出会い、推しのステキなところ、コメントで教えてください!
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