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「BTS」成長の軌跡①全世界へ「着火」-沼にハマって感じてみた|21‐BTS新規ARMY活動記

「Dynamite」を踊る「BTS」が私のところにやってきて35日が経ちました

3/12(金)に「BTS」が私のところにやってきて35日。

「沼」に落ちた直後、新しいファンに起きている状況を“新規High(ハイ)”という、ということを会社の後輩ちゃんが教えてくれました。

“新規High”

新規の時期が一番楽しい。

はい、その通りです! 

3/12(金)からの約1カ月を「BTS」の「沼」で過ごしているが、見るもの見るもの新鮮で、すべてが新しいインプットです。

いよいよこのインプットが、自分の対処能力を超え(もともと、大した容量を持っていなかったので)、どこかで垂れ流していかないと体がもちません。

実際、昨年買ったばかりだったスマホのストレージは「BTS」7人のキャプチャ画像で埋まり、残量「0」です。どういうことですか、余裕をもったサイズを買ったはずなのに、、、。


少し冷静に「BTS」を見てみる

まさに“新規Hight”の状態で、まったく関係ない話題にすら、「BTSで言うとさー」と、とにかく「BTS」の話しにもっていきたがるので、いよいよまずいな、と自省しています。

各所申し訳ない。

リモートワークでミーティング相手の顔が見えなくてよかった(あきれ顔をさていることでしょう)。

そんな状況なので、クールダウンが必要だと思うんです。

少し冷静に、、、「BTS」を見てみましょう。


ずっと疑問に思っていた「BTS」はどうやって世界中でセンセーショナルを起こしていったのか? です。

Google検索トレンドをみる

「BTS」と世界でどれほどキーワード検索されてきたか、を見てみます。

Googleで「BTS」が検索されたボリューム(傾向)です。

「BTS」のデビューが2013年6月なので、2013年4月あたりから傾向を見てみます。デビュー当時は「BTS」ではなく「防弾少年団(Bantan Boys)」という名前で活動していたという経緯はありますが、ここでは一旦「BTS」というキーワードで見ています。

◎2013年4月~2021年3月|すべての国での「BTS」検索
※期間中のピークを指数100とした場合のトレンド

Googleトレンド_1

一旦、「2016年5月」に検索が上昇=着火しています。その後、2016年10月からぐんぐん上昇していますね。

「BTS」としては、「2016年5月」になんらかインパクトのある活動を行っていたのでしょう。

そのうえで2020年8-9月にピーク。これは「Dynamite」によるところでしょうか、、、

また、「2016年」以降「2019年」までの4年連続して「5月」に検索ボリュームがあがっています。これは「BTS」の活動リズムとなっているようです(2020年も決してボリュームは少なくないので“5年連続”といえる)。


1.2016年5月の「着火」

◎「着火」となった「2016年5月」に検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ、セブ、マカティ、バタオ
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・タイ|バンコク
・インドネシア|バンドン、バンジャルマシン、スラバヤ、マカッサル、ジャカルタ、メダン
・シンガポール・ベトナム|ホーチミン、ハノイ
・フランス|パリ

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◎検索されていたキーワード

・楽曲:「SAVE ME」「FIRE」
・コンテンツ:「M COUNTDOWN(K‐POP音楽番組)」
「ミュージックバンク(K‐POP音楽番組)」
「ランニングマン(韓国バラエティ番組)」

★2016年5月のポイント

・「BTS」が世界中に広がる着火は「2016年の5月」

・火がいたのは、東南アジア(フィリピン、マレーシア、タイ、インドネシアなど)から

・パリ(フランス=西ヨーロッパ地域)からの検索も

・検索にドライブをかけたのは「SAVE ME」「FIRE」の2曲が中心で、ダンス(ミュージックビデオ)や歌詞の検索など。韓国の音楽番組、バラエティ番組がきっかけになっていた可能性が

★トピックス

「2016 BTS LIVE <花様年華 on stage:epilogue>」

2016年5月に「BTS」は、花様年華シリーズ最終章「花様年華 Young forever」をリリースし、アジア10都市全14公演をスタートさせている(計14万4千人を動員)。

「花様年華 Young forever」はビルボード200にチャートイン(107位)。

最多リツイートアーティスト

5月より前の「2016年3月」には「ここ30日間で最もリツイートされた10のアーティスト」(Forbesが発表)となっていた。

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「2016年5月」のGoogleトレンドの「着火」は、それより前にSNS上での話題(拡散)の下地(ガスだまり)が十分にあったからだと言える。

※この「下地(ガスだまり)」の2016年4月以前に何が起きていたか? は別途調べてみたいと思います。


2.2016年10月~|世界へ“On The Planet”

2016年5月に「着火」した後、ぐんぐん検索が上昇していった「2016年10月から6カ月(半年)」を見ていきます。

◎2016年10月~2017年3月|検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ、セブ、マカティ
・タイ|バンコク
・インドネシア|マカッサル、スラバヤ、バンドン、ジャカルタ、メダン
・シンガポール
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・フランス|パリ
・チリ|サンティアゴ

検索アジア

◎検索されたキーワード

・楽曲:「血、汗、涙」「Not Today」「Spring Day」「21世紀少女」
・コンテンツ:「2016 Mnet Asian Music Awards(香港で開催)」「2017 BTS Live Trilogy Episode III: The Wings Tour」

2016年10月~2017年3月のポイント

・2016年5月と同様、東南アジアを中心に検索ボリュームは上昇、そのほか「パリ(欧州)」や「チリ(南米)」でも検索されている

・楽曲は「血、汗、涙」「Not Today」「Spring Day」のほか複数

・香港での「MAMA」そして「The Wings Tour」の展開の活動が牽引したとみられる

★トピックス

2ndフルアルバム「WINGS」を発売(10月10日)

10月にリリースされた「WINGS」は、ビルボート200で26位に、全英アルバムチャートでは62位にランクイン。

韓国や東南アジアだけでなく、ヨーロッパ(イギリス、フランス)へ拡大している。

2016年、韓国国内大賞受賞

2016年年末に「今年のアルバム大賞」「今年のアーティスト大賞」といった韓国国内の音楽賞で「大賞」を受賞。

「2017 BTS Live Trilogy Episode III: The Wings Tour」

2017年2月から「BTS」は、ワールドツアー「2017 BTS Live Trilogy Episode III: The Wings Tour」を開始。北米・南米・アジアと全10か国17都市全32公演を行う(約40万人を動員)。

ここで、米国(ニューアーク、ローズモント、カリフォルニア)、南米(チリ、ブラジル)に拡大している。


2016年には、韓国国内でのNo1アーティストへ。

アルバム「WINGS」はヨーロッパへ。ツアー「The Wings Tour」では、米国、南米へ。

アジアから飛び出し、西へ東へ、南へ。まさにOn The Planet”。

世界中へ「BTS」が飛躍した時期。


3.2017年4月~|Justin Bieber 越え

アジア中心からヨーロッパ(イギリス、フランス)、米国、南米へ飛び回ったあとの「2017年4月から6カ月(半年)」を見ていきます。

◎2017年4月~2017年9月|検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ、セブ、マカティ
・インドネシア|バンドン、マカッサル、スラバヤ、ジャカルタ、メダン
・タイ|バンコク
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・シンガポール
・フランス|パリ
・チリ|サンティアゴ
・オーストラリア|シドニー

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◎検索されたキーワード

・楽曲:「DNA」「LOVE YOURSELF 承 Her」
「LOVE YOURSELF 結 Answer」「Come Back Home」
・コンテンツ:「ビルボード・ミュージック・アワード」
「bon voyage season 2」「知ってるお兄さん(KNTV)」

2017年4月~2017年9月のポイント

・アルバム「LOVE YOURSELF」シリーズのリリース

・楽曲は「DNA」が牽引

・「ビルボード・ミュージック・アワード 2017」で「Top Social Artist」を受賞し、米国での“レッド・カーペットデビュー”

★トピックス

いよいよここで“レッドカーペット”登場

2017年5月「ビルボード・ミュージック・アワード 2017」(ラスベガス)で「Top Social Artist」受賞。

2011年に「Top Social Artist」が創設されて以来6年連続受賞していたジャスティン・ビーバーを破っての受賞となった。

正式グループ名を「BTS」に

本格的な世界進出を目指し「防弾少年団」からグループ名を「BTS」に変更。


世界のショウビジネスへ。世界のアーティスト、セレブリティへ。

グローバルのメディア露出。過去の記録を破っていく「BTS」。


4.2017年10月~|大人が認めざる得ない存在へ

世界のショウビジネス・セレブリティの仲間入りを果たしたあとの「2017年10月から6カ月(半年)」を見ていきます。

◎2017年10月~2018年3月|検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ
・タイ|バンコク
・インドネシア|バンドン、スラバヤ、マカッサル、ジャカルタ、メダン
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・シンガポール
・チリ|サンティアゴ
・フランス|パリ
・米国|ロサンゼルス
・トルコ|イスタンブル

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◎検索されたキーワード

・楽曲:「Crystal Snow」
・コンテンツ:「SUPERSTAR」「LINE FRIENDS」
「エレンの部屋」「ジミー・キンメル」
「アメリカン・ミュージック・アワード」
「2017 Mnet Asian Music Awards」
「Burn the Stage: The Movie」

2017年10月~2018年3月のポイント

・米国のトークショウに次々と出演

・「アメリカン・ミュージック・アワード」に出演

・米国西海岸で検索が増加

・初ドキュメンタリー映画「Burn the Stage: The Movie」

★トピックス

トークショウ出演

2017年11月「アメリカン・ミュージック・アワード」(ロサンゼルス)に出演するタイミングで、トークショウへ次々と出演。

「エレン・デジェネレス」「ジミー・キンメル」のほか「ジェイムズ・コーディン」など、米国で人気のトークショウをはしごし、自己紹介と楽曲披露を行った。

MIC Drop

スティーヴ・アオキとのコラボ「MIC Drop」をデジタルリリース。米国を含む世界60か国/地域のiTunesチャートで1位を獲得。


米国の放送局の看板トークショウに次々と出演。著名アーティストとのコラボレーション。配信プラットフォームでダウンロードの実績。

Social Artist」から、大人たちが無視できない存在へ脱皮。

米国のメディアが、視聴者/加入者(サブスクライブ)獲得のために、「BTS」に特別な企画やステージを用意。

この先、ノブレス・オブリージュ(責任、社会貢献)へ進んでいく。


5.2018年4月~| Love Yourself

世界のショウビジネス・セレブリティの仲間入りし、さらに米国の放送局やコラボレーション/プロデュースなど、いよいよ“大人たちが認めざるを得ない存在”にエスカレーションしたあとの「2018年4月から6カ月(半年)」を見ていきます。

◎2018年4月~2018年9月|検索ボリュームが多かった地域

・タイ|バンコク
・フィリピン|ケソンシティ
・インドネシア|バンドン、スラバヤ、マカッサル、ジャカルタ、メダン
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・シンガポール
・チリ|サンティアゴ
・フランス|パリ
・日本|大阪
・米国|ロサンゼルス

Googleトレンド201804

◎検索されたキーワード

・楽曲:「FAKE LOVE」「IDOL」「Anpanman」
「The Truth Untold」「Euphoria」
・コンテンツ:「ビルボード・ミュージック・アワード」
「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」「World Tour: Love Yourself」

2018年4月~2018年9月のポイント

・「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」リリース

・ワールドツアー「Love Yourself」

・日本「大阪」で検索が増加

・ビルボード・ミュージック・アワード 2018

★トピックス

ビルボード200で1位を獲得

「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」がビルボード200で1位を獲得。

「ビルボード・ミュージック・アワード 2018」で「Top Social Artist」を2年連続受賞し「FAKE LOVE」をパフォーマンス。

「LOVE YOURSELF」

「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」に続きアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」をリリース。またワールドツアー「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」をスタート。

「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」は、全世界20都市42回公演で104万人を動員した。


ビルボード200で1位、「Top Social Artist」は2年連続で受賞。ワールドツアーは全世界20都市へ拡大。

評価は不動なものへ。

社会的責任=発言や行動への責任がまずます増していった時期なのでは。


6.2018年10月~| Go To Grammy!

いよいよ“大人たちが認めざるを得ない存在”にエスカレーションし、ツアーではより多くの国へ展開していったあとの「2018年10月から6カ月」を見ていきます。

◎2018年10月~2019年3月|検索ボリュームが多かった地域

・タイ|バンコク
・フィリピン|ケソンシティ
・インドネシア|バンドン、スラバヤ、ジャカルタ
・シンガポール
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・日本|大阪
・チリ|サンティアゴ
・フランス|パリ
・ブラジル|サンパウロ
・米国|ロサンゼルス、ニューヨーク

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◎検索されたキーワード

・コンテンツ:「Answer: Love Myself」
「MAP OF THE SOUL : PERSONA」
「グラミー賞授賞式」「レッドカーペット」

2018年10月~2019年3月のポイント

・「グラミー賞授賞式」でプレゼンターとして登壇

・検索で「ブラジル|サンパウロ」「米国|ニューヨーク」が上昇

★トピックス

花冠文化勲章受章

2018年10月、韓国政府から史上最年少で花冠文化勲章が授与される。韓流や韓国語の普及に貢献が認められる。

第61回グラミー賞授賞式

2019年2月「第61回グラミー賞授賞式」(ロサンゼルス)に、最優秀R&Bアルバム賞のプレゼンターとして出演。


いよいよ「グラミー賞授賞式」でプレゼンターを務めるまでに。

米国では、ロサンゼルスのほかニューヨークからも検索は増加していて、国内外での評価はいよいよ本物へ。


7.2019年4月~| Boy With Luv

韓国の文化勲章を背負いツアーではより多くの国へ展開し、「グラミー賞受賞式」では初登壇したあとの「2019年4月から6カ月」を見ていきます。

◎2019年4月~2019年9月|検索ボリュームが多かった地域

・タイ|バンコク
・インドネシア|スラバヤ、ジャカルタ、メダン
・フィリピン|ケソンシティ
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・シンガポール
・韓国|ソウル
・日本|大阪
・フランス|パリ
・チリ|サンティアゴ
・米国|ロサンゼルス、ニューヨーク

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◎検索されたキーワード

・楽曲「Boy With Luv」「Heartbeat」
「Dionysus」「Make It Right」「Lights」

2019年4月~2019年9月のポイント

・「Boy With Luv」リリース

・検索で「韓国|ソウル」が上昇

★トピックス

「MAP OF THE SOUL : PERSONA」

アルバム「MAP OF THE SOUL : PERSONA」をリリース。

ホールジーとコラボレーションの作品「Boy With Luv」を含み、このアルバムでビルボード200に1位でランクイン。

ビルボード・ミュージック・アワード 2019

2019年5月「ビルボード・ミュージック・アワード 2019」で「Boy With Luv」をホールジーとともにパフォーマンス。

また「Top Duo/Group」 と「Top Social Artist」の二冠を受賞。「Top Social Artist」は3年連続の受賞。


ビルボード200に1位でランクイン。「Boy With Luv」がヒット。

「Top Social Artist」から「Top Duo/Group」へ移行。


8.2019年10月~|The Grammy’s Stage

ビルボードでは常連の存在となり、他のアーティストとのコラボにより人気を拡大していったあとの「2019年10月から6カ月」を見ていきます。

◎2019年10月~2020年3月|検索が多い国

・タイ|バンコク
・インドネシア|スラバヤ、ジャカルタ、バンドン、メダン
・フィリピン|ケソンシティ
・シンガポール
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン
・日本|大阪
・フランス|パリ
・米国|ロサンゼルス、ニューヨーク
・メキシコ|メキシコシティ

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◎検索されたキーワード

・楽曲「Black Swan」「ON」「My Time」
「Louder than bombs」「MAP OF THE SOUL : 7」
・コンテンツ:「グラミー賞」「FILA」

2019年10月~2020年3月のポイント

・「MAP OF THE SOUL : 7」リリース

・「グラミー賞」のステージに登場

★トピックス

第62回グラミー賞授賞式

2020年2月「第62回グラミー賞授賞式」のステージでリル・ナズ・Xなどと一緒にパフォーマンス。


デビュー7年。

グラミー賞への参加は2年連続で、いよいよステージでパフォーマンスを披露する段階へ。


9.2020年4月~|Dynamite !

グラミー賞授賞式へ2年連続の参加ののちの「2020年4月から6カ月」を見ていきます。

◎2020年4月~2020年9月|検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ
・インドネシア|スラバヤ、スマラン、メダン、ジャカルタ、バンドン
・タイ|バンコク
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・シンガポール
・インド|ムンバイ、チェンナイ、ハイデラバード、バンガロール
・ベトナム|ハノイ、ホーチミン

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◎検索されたキーワード

・楽曲「Dynamite」「Your Eyes Tell」
・コンテンツ:「Samsung Galaxy」
「MTV Video Music Awards」「ビルボード」
「Weverse」「in the soop」

2020年4月~2020年9月のポイント

・「Dynamite」リリース

・「MTV Video Music Awards」「ビルボード」

・「インド」からの検索が増加

★トピックス

「Dynamite」

8月、デジタルシングル「Dynamite」リリース。Billboard Hot 100では初登場1位を獲得。

8月「MTV Video Music Awards」で「Dynamite」初パフォーマンス。

インドで拡大

インドからの検索が増加。

2020年から「Samsung」が、スマートフォン「Galaxy」をインド市場投入。「Galaxy」の広告キャラクターになったことなどの影響が考えられる

Weverseの果たした役割

「BTS」所属事務所が提供している“ファンコミニティ用アプリ”。

2019年6月ロンチ。2019年10月から広くファン向けにプロモーション。ECアプリ「Weverse Shop」と連携。

2021年2月現在、910万人超の登録(無料または定額制のサービス)。


とにかく「Dynamite」で爆発。

このタイミングでインド市場が動いていたのも影響があったと思われる。

また、ファンコミニティ向けのSNS(Weverse)がファンとのつながりを強固にしていったと考えられる。

コロナ禍であっても、「BTS」から直接メッセージが送られコンテンツは絶え間なく提供されている。


10.2020年10月~| グラミー賞ノミネート

ビルボードでは常連の存在となり、「グラミー賞受賞式」には2年連続参加、さらに「Dynamite」を発表したのちの「2020年10月から6カ月」を見ていきます。

◎2020年10月~2021年3月|検索ボリュームが多かった地域

・フィリピン|ケソンシティ
・タイ|バンコク
・インドネシア|スラバヤ、ジャカルタ、スマラン、メダン、バンドン
・日本|横浜、大阪
・マレーシア|クアラ・ルンプル
・インド|コルカタ、チェンナイ、ハイデラバード、バンガロール、ニューデリー
・米国|ニューヨーク

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◎検索されたキーワード

・楽曲:「life goes on」「blue and grey」「telepathy」
・コンテンツ:「グラミー賞」「ノミネート」
「Mnet アジアミュージックアウォーズ」
「BT21」

2020年10月~2021年3月のポイント

・「life goes on」リリース

・「グラミー賞ノミネート」

・さらに「インド」からの検索が増加

★トピックス

ビルボード・ミュージック・アワード 2019

10月「ビルボード・ミュージック・アワード2020」で「Dynamite」のパフォーマンス。また、「Top Social Artist」を4年連続で受賞。

第63回グラミー賞授賞式

「第63回グラミー賞授賞式」の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門」にノミネート。

3月、ソウルから「Dynamite」で初のソロパフォーマンス。

メディアキャンペーンを展開

米国の人気トークショウのほか、数々のメディア露出を行っていた。

「ジミー・ファロン」では、9/29~10/3までの5日間連続で「BTS」の楽曲を放送=「BTS WEEK」。

「ジェイムズ・コーディン」では、グラミー賞ノミネート当日に出演している。


コロナ禍にあって、各種アワードやトークショウに「Dynamite」を中心にパフォーマンスを配信で届け続けた

「グラミー賞」の受賞に手が届くまでに成長!



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