足音とか雑踏とか。人がたくさんいる場所にいると、沢山の脚があって、その中に自分は生きているんだなぁ、って気付く。その中に幾つもの感情、怒り悲しみ喜び、祈り、夢、希望、言葉、好意、そういう心の奥底に生まれた物たちが集まっていて、それを想像して感じた時に、ふと怖くなって私は暗闇の中でスマホの灯を探してしまいそうになる。何にも繋がらない抜け殻みたいな第二の自分みたいな存在が、スマホなんだな、って思って、人を求めることってこんなに難しいんだな、ありのままで、裸のままで自分の感情を100%に抱えたまま、人を求めることは自分にとって凄い難しいことなんだ、って思いました。だから、口では喋れない、口では伝えられない気持ちがたくさんあって、それでもそれをそのままずっと持ち続けるのも、私にはできないことでいつか言いたい、いつかポロポロと形を成して落としていきたい、って思ったわけです。
そういう感情が、私ではない私以外の存在にも、違う形をして心の中にあるのかなぁ、人は人を少なからず人それぞれの形で求めているのかなぁ、あの街は沢山の脚の中に沢山のそういうものが一歩一歩歩いていて、あの街だけではない、どの街にもそういう現象があって、光や希望はその人が持つその求めているものそれぞれに形をも色も違っていて、でもそれを求める場所を間違えて欲しくないなぁ、って思ったわけです。し、私も正しい場所?を目指して歩く。飛んで行きたいなぁ、って、思うわけです。

#ひとりごと #足について #思うこと