アメリカで車を買う

アメリカは、地域によるだろうけれど
車がないと生活できないところが多いから、
14歳(だったかな)になるとみんな運転の仕方を学び、
16歳(だったかな)になると
自分で運転して学校に行くようになる。
これももちろん地域による。
公共交通機関が整っていたり、
治安が悪い都会なんかは
この限りではないかもしれない。

まあとにかく
車社会だ。

だから、日本に比べると車を割と安く買えるし、
ガソリンの価格も、
いまでこそ高騰していて家計に響いているが、
それでも日本よりははるかに安い。

ワタシたちが自分達用の2台目の車を買ったのは
去年の12月、クリスマスの一週前。

夫の仕事が決まり、
いよいよもう一台車がないと問題が発生する状況になった。
12月から出勤を始めた夫は、
もう少し待ってから買おうと言うが、
車がなくてめんどくさいことになるのはワタシだから
血眼で探していた。

ネット上で探し、
もちろん中古車だけどね、
気になるのがあったらお店に電話する。
そして見に行く。
テストドライブして、
気に入ったら値段交渉してみる。
そして、ディーラーと合意できたら購入手続き。
お金の払い方、
保険、
メンテナンスプランに入るか入らないか、
この手続きが3時間くらいかかるが、
それが終わったら鍵をもらって
買った車に乗って帰る。


新車だと、納品までに少し時間がかかると思うけど、
中古車( 最近は、Used Car じゃなくて Pre Owned Car と言うらしい笑 )は、
ライセンス( ナンバープレート )はない状態だが
お金の払い方が承認されたら私たちのもの。

ライセンスは、
購入手続き中にディーラーがお役所に連絡して、
仮の番号が振られ、
それを紙に書いたのを外から見えるように窓に貼り付ける。
ライセンスをはめる場所にはディーラーのプレートはめる。
買ってから2ヶ月弱でライセンスがディーラーに届くから取りつけに行く。

ワタシはずっと、
MAZDA の車が好きで、
ドリームカーは CX-5 であると言い続けてきた。
今回は、手持ちが少ない中での緊急的な買い物であったため、
CX-5 には到底手は届かなかったが、
MAZDA3 を迎えることになった。
2008年製とかなりのお古だが、
さすがMAZDAのエンジンは素晴らしい。

あの日の朝、ルーティン化していた車のチェックをベッドの中でしていた。
すると、予算内に収まる MAZDA3 を発見!
早朝 6:30 であったが、
車に詳しい友人 Jake に連絡した。
「 この車どう思う!? 」
気になる車があると、彼にリンクを送り、データ上の状態からその車がどんな感じか彼に聞いていた。
朝早くて寝てるかなと思ったが、なんと起きていた!
すぐに、「 テストドライブして、エンジンの音がおかしくなければオレなら買う!」とのこと。
決まりである。
仕事がある土曜日だったが、空き時間に行って見てこようと思い、
ディーラーに電話、予約を入れた。
夫は自分が乗り気じゃないので協力してくれないから
そうゆうときは自分で勝手にやると決めている笑
テストドライブにはもちろん夫も来て、
Jake に FaceTimeしながら
いいんじゃね?
となり、
しかし ボディに若干の錆があるため、Jakeから値段交渉するように言われているのを
ディーラーのおっちゃんに聞こえており、
500ドル値引きしてもらった😅

コロナになってから
特に 中古車の値段が信じられないほど高騰しているらしい。
新車の値段はそもそも知らないが、
新車の部品などを作る製造ラインがコロナのために停止しているところが
多い、とかで中古車需要が高まっているとか。

本当かどうかは知らんけど、
ワタシたちもその被害は確かに被ったと言える。
10年以上前に製造されて、1万マイル以上走っている中古車をこの値段で買うことになるとは…と
10年ぶりに故郷に戻った夫も驚きで震えていた😅

ただやっぱ、日本よりは安いとワタシは思った。

しかしこれまでに修理代で 1,300ドルかかってしまったので、
もう少し良い車を買うべきだったと夫は主張している。
文句があるならささっと仕事を見つけるべきだったのでは?
とは言い返さなかったが…。


アメリカで中古車を買うのは、
手持ちがある、
または
ローンを組める信用があれば
かなりお手軽だと言う印象を持った。