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Semantics①-意味、真偽、含意、前提-

意味論の派生

簡単に意味論の派生についてお伝えします。
論理実証主義は論理学範囲
日常言語学派は言語学範囲になります。
モンタギュー文法や真理条件的意味論など論理学が言語学に影響を与えたことで新たな言語学の派生理論が生まれたり近しい存在です。
意味論(semantics)と語用論(pragmatics)は明確に区別できるとも言い難いのですが、意味論は文の明示的な意味、語用論は非明示的な意味(コンテクストが大事)の違いとするのが大まかな区別です。
一般言語理論はソシュールの影響を受けたチョムスキーが中心となった言語の普遍的特性を探る学派です。「人は今までに言ったことのない文を言えるし、聞いたことのない文を理解できる」という問題から生まれ、言語習得においての理論ではデカルト、ライプニッツ、カントの合理主義哲学の「生得観念」という概念を受け継いでいます。

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