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当たり前の事が当たり前ではなく、正しいわけでもない

中学校に行く事はとても楽しみにしていましたが
1つ心配なことがありました

それは中学校から一緒になる隣の小学校のこと

実はその小学校は、バリバリのヤンキー校で
そこから来た人たちはとてつもなく怖いと聞いていました

でも、そんな人はごく一部だから大丈夫
それよりも憧れのセーラー服を着て
新たな生活を送れることをとても心待ちにしていました

そして入学式当日

校門をくぐりクラス発表がされ教室に向かうと
ほぼ隣の学校からきたメンバーで知らない人ばかり

その中で、異常に目つきの悪いとても怖い女の子がいました

何せ小学校での出来事がまだ心の傷で残っていたので
とにかく目を合わせないようにと思った瞬間

なんと、私の席がまさかのその子の後ろ

「うそでしょ…」

愕然とはしましたが、でもそこに座るしか選択はないので
とりあえず席に座り、ジロジロ見られているのを横目にしながら

「とにかく嫌われないようにしよう」

それだけを固く決意しました

それからすぐ、クラブ活動を選ぶことになり
ソフトボールは辞めると決めていたので
どのスポーツをするのか悩みましたが

「とりあえず、バスケットボールにしよう」

そう決めて体育館に向かい入った瞬間

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