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クレーコートを整備したこと

子どもの中学校施設はいまだにクレーコート。全国大会に進めばオムニにしてもらえるかもという先輩方の淡い期待もかなわないまま、コートの老朽化が進んでいます。

昨年末にラインや釘を購入したのですが、珍しく雪の日が多かったこと、さらには緊急事態宣言が出されてコート整備が延期になっていました。

それから半年、最近、部員の破れたラインにつまずいての転倒が多発しました。「テニスって足元を見てやるスポーツじゃないんだよ。安心してプレーできないなんてありえない(怒)」という親さんの一言に一念発起し、相変わらず自粛期間中ではあるものの、コート整備を2日間に分けて保護者で行うことになりました。全員が素人、手探りで行った苦労の記録です。

参加者は1日目11名、2日目13名。予算は、ラインとくぎで約26,000円(学校経費)とスポーツドリンク参加者数分(部経費)、ついでに散布した除草剤約4,000円(学校経費)でした。

1日目:ライン外しと土ならし(1時間ごとの休憩を含めて3時間)

1. コートの4隅とセンターに目印の釘を打つ(6か所)。簡単。

2. ラインを外して、土の中に折れた釘が残っていれば取り除く。結構簡単。

3. ライン部分の土をならす。グラウンドにある盛り土(野球グラウンド用なのかもしれないけれど、使ってもいいと言われた)の一部を、ライン周辺や、サーブを打つところに盛った。その後にローラーをしました。(このローラー、部室横に錆びたまま放置されたもので、まさか動くとは思わなかった。みんなで踏み固めるという人海戦術を考えていたので、動いてくれてそして、動かせる力のある方がいて、ありがたかったです)かなりの力仕事。

その後、ローラー作業中に目印の釘が2つ外れたから適当に留めたという衝撃の告白があり、3メートルのコンベックスを駆使して「目印の釘」を打ちなおしました。何度計っても異なる長さになったので、かなり妥協しました。(まあいいでしょう)

4. ラインを外した部分、土を盛った部分に融雪剤を散布する。土が締まるし、釘が錆びなるから良いらしいです。(釘が錆びると抜けにくくなるらしい)簡単。

感想:ローラー作業や土の運搬などの力仕事は男性がいないと無理でした。女性陣は、学校から廃棄物分別依頼をうけ、はぎとったライン(可燃粗大ごみ)から、釘(不燃粗大ごみ)を外す作業を行いました。こちらも手と腕の力仕事でした。


2日目:ライン張り(1時間ごとの休憩を含めて2時間)とついでに除草剤散布

1. 「目印の釘」2つを水糸で結び、それに沿ってラインを張りました。ラインは真ん中から釘打ちをしました。水糸は使わないかもと思っていたのですが、非常に好評でした。

2. 1をひたすら繰り返して、一面張りました。(完成!)途中で、一人の方が「目印の釘」を外すと言うハプニングがあり、最終的に、少々、平行四辺形になりました。。結構、めんどくさい作業。

3. 除草剤散布器をお持ちの方に除草剤を撒いていただきました。(ありがとうございました)

その後。。。

コート整備からはや1か月が経ちました。ラインがずれることを心配して使用を控えていましたが、梅雨の影響で、雨がたくさん降り、ラインの位置も大分落ち着いたように見えるので、使用を解禁しています。雑草も生えてきて芝コートっぽくなってます。。

実は他のコートもボロボロなのですが、先日、ここの中学校の部活自体が来年度でなくなると聞きました。これが最後のコート整備だったかもしれません。

手伝ってくださった皆さんに本当に感謝しています!!

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