1次情報を分かりやすく伝える1.5次情報が欲しい
コロナがいよいよ大変だぞという状態になってから、政治に対する注目度が個人的に高くなりました。なかでもSNSを通じて政治についての情報を検索することが増えましたね。
国が緊急自体に置かれていることもあって、いろいろな問題が露呈するなかで、個人がより積極的に政治について発言するようになったなと感じます。まぁ、個人が積極的に情報を発信するのは政治だけに限ったことじゃないか。
で、今後はテクノロジーの充実に伴って個人がもっとメディア化していくと思うんですが、そうなったときに重要度が増すのが1次情報だと思うんですよね。一番最初の情報。
その1次情報が、政治について知ろうとしたとき、なかなかたどり着けない & たどり着いても理解しにくいってのが、最近感じている問題点です。
テレビ局や新聞社、Webメディアなどが発信している2次情報はアクセスしやすいし、書いてあることも理解しやすい。
でも、それぞれのメディアの意見も一緒に発信されているので、1次情報を簡単に説明してくれていると思うパートにも、実は意見が含まれてしまっているんじゃないかと疑ってしまうんですよね。
なので、今自分があったらいいなと思うのは、1次情報に意見を加えないまま、理解しやすく"翻訳"してくれた情報。名付けるなら1.5次情報ってことになると思います。
1.5次情報を実現するときの一番大きな課題は、誰がその情報を編集するんだって話だと思います。編集者の考え方が翻訳文章に反映されないように管理するのはかなりの手間だと思うので。
ただ、どうしても解釈が分かれるところに関しては、しっかり「解釈が分かれる部分です」と注釈を添えて、考えられる解釈を全て併記しておくとかすれば、ある程度実現可能なのかなと思います。
てか、1次情報をもっと分かりやすい文章にしろよなっていうそもそも論もありますよね。分かりやすく説明できてこその専門家だと思うので、専門的な文章だから一般の人には分かりにくいというのも違う気がします。
まぁ、いずれにしても、今後は情報リテラシーを身に着けることの重要性が高まっていきそうですね。情報リテラシーについては、以下の記事が割と面白かったので参考までに。
-----------------------
ちなみに。
この文章を書き始めてから、そもそも1.5次情報っていう概念はあるのかなって調べてみたら、普通に言葉はネット検索でヒットしますね。ただ、言葉の定義というか考え方は自分の思うのと少しずつ違うみたいですが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?