ナイキに続け！~カーボン続々~
今月は陸上長距離界に様々な大きいニュースがありました。そしてその多くはランニングシューズに関することでした。
昨年からナイキの厚底シューズがランニングシューズ界を席巻する形になっていましたが、
ついに、アディダス、そしてアシックスがカーボンプレート入りの新しいランニングシューズを発表しました。
adidas adizero pro
アディダスは人気のadizero(アディゼロ)シリーズからの新モデルという形で、カーボンプレート内蔵の「adizero pro」をリリース。
4月1日発売とのことです。
アディダスは独自の優れたミッドソール技術(ブーストフォームやライトストライク)を有しており、それらとカーボンプレートを組み合わせたシューズとなっています。
これまで同様に外観もかっこいいですよね。
個人的にはアディダス製品を愛用してるので履いてみたいです。
おお、ほしい！
— SATOSHI_Endurance (@styd330) February 12, 2020
カーボンプレート入りシューズは、軽量かつ機能性に優れるミッドソールと上手く融合することで真価を発揮するんだと思います。
アディダスはそこも自信をもってると思うので、どんなシューズか楽しみ。
https://t.co/nRWwoZVYxP via @PRTIMES_JP
値段は20000円台で、ナイキのシューズより安いので購入しやすくなっています。まぁ高いんですけどね笑。ナイキのシューズと比べてしまうと安いように思えてしまいます。
アシックス メタレーサー
さて、次にアシックスの「メタレーサー」です。こちらもカーボンプレート内蔵です。
アシックスは最近、特徴的なソール形状をもつライドシリーズ(メタライド、グライドライド、エヴォライド)をリリースしています。
これらはソールの前足部が弓状にカーブしており、これにより接地時の重心移動がスムーズになるという設計になっています。
で、今回の「メタレーサー」はこのソール設計に加え、軽量化を行い、さらにカーボンプレートを内蔵することで、本格的なマラソン、駅伝用シューズとして開発されています。
ライドシリーズは履いたことはないのですが、重心移動を楽に行えると評判ですので、そこにカーボンプレートが融合することでどんなシューズになるのかとても楽しみですね。
ちなみにアシックスはスマートフットウェアの「ORPHE TRACK」と共同でスマートランニングシューズ開発も行っており、実用化を目指しています。
このORPHE TRACKは僕も使用していて、開発の一端も見させていただいており、ランニングシューズの新しい形を創り出そうとしています。
他メーカーも期待
他のメーカー、ニューバランスやミズノ、ブルックス、プーマ、ホカオネオネなど他メーカーも今後の新モデルがとても期待できますね。
すでにホカオネオネ やニューバランスはカーボンプレート搭載のものを販売していますし、ミズノがどのような戦略を考えているのかとか、海外メーカーのブルックスやプーマもそれぞれ特徴的なシューズを出していますので。
気になるメーカーのランニングシューズはこれからさらに注目して見てみるといいと思います。
あとナイキの最新シューズとか、シューズの規制の話はまた別の記事にしようと思います。
以上
さぁ、走ろう