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マイナンバーカード申請

 ここ数年政府のプロモーションを見聞きする機会が増えている。クアラルンプール滞在中に目にした高速鉄道参画”新幹線輸出”プロモや、安倍首相が推した観光立国”Visit Japan” など。もちろんこれらだけを持って主張するわけではないが、私はフランスの年間観光客数約9,000万人を凌駕するポテンシャルを日本は持っていると思う。残念ながらC19騒動で振り出しに戻ってしまったが達成は可能と思う。なぜなら2年以上経った現在であっても水際でのダブルチェック(自国での陰性証明と空港での再検査)を実行しているにも関わらず”C19騒動後に行きたい国”の上位に日本が位置しているのが示しているし、その選考基準も通貨安(円安)だからとはとても思えない。

 C19騒動で国境を超えられない事により上記対外プロモ以上に目にする機会が増えた対内プロモ。特にマイナンバーカード。マイナポイントなども合わせてプロモーションしているようだ。その効果として普及率は上がったのだろうか?今の時代に物理カードを持つ利点は何なのだろうか?。。こちらは上記と違いネガティブな印象しかないので中々触手が動かない。それに加え、ここ数年の携帯端末の進化とモバイルネットワークスピードの高速化による環境の変化だ。例えばFelica, 4G。これらチップが端末に搭載されたことにより普段の生活シーンでの利便性が飛躍的に向上した事が挙げられる。

 それら進化以前からではあるが私は多くの方同様クレジットカードを好んで使っていた。現金、特に小銭を持ち歩く事無く決済できるのはとても便利である。Suicaにしても同様。しかしFelicaが搭載されたことによりSuica, Credit Card等の物理カードさえ持ち歩く必要が無くなったのだ。そしてネットワークスピードの高速化により新たな決済方法であるQR Code決済が台頭、そのスピードにより決済のタイムラグが解消され、ユーザビリティが飛躍的に向上した。

テクノロジー様様である。

 上記環境に慣れてしまっている私は早晩”免許証・パスポート“も携帯端末に搭載できるでしょ?”、なので物理マイナンバーカードに興味さえ持てなかったのだ。

マイナポイント?う〜ん。。

 だが環境は常に変化していくものである。C19、ウクライナ、地球環境等。特にC19は旅好きな者たちの環境を激変させてしまった。簡単に言うとC19以前に経験していた”イージーにビザ無しで国境を超える”ことが出来ないのである。例えば陰性証明、接種証明等。

 この激変した環境にアジャストして再び旅を楽しむには、まず接種証明などを手軽にデジタル取得できる環境を整えることだ。日本ではその為に物理カードの申請を済まさなければならない。とても面倒だが仕方がない。

 まず自治体窓口に出向き申請の意思を身分証(免許証)と共に担当者に伝え待つこと数分「今すぐ手書きで申請、若しくは申請書のQR codeでOnline申請出来ます」及び「申請後2〜4週間程度の日数を完成まで要す」と担当者。申請用の写真を用意していない私はOnline申請を伝え事務所でセルフィ申請をした。セルフィ写真が原因で再申請を余儀なくされたが2度目の申請は特に問題なかったようだ。

 手間であはあったが、人生で数える程しか役所などへは行った事が無い私には、良い経験であったと自身に言い聞かせている。一番は接種証明を簡単に入手できる等の目的を果たせたことではある。

*私の摂取証明アプリの評価は決して低くない。マイナンバーの読み取りも、パスポートの読み取りもかなりスムーズに行えたからだ。

頑張れ日本!観光立国実現だ。だが、FAX・フロッピーは無くそう。

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