(Lecture)世界遺産の不思議と魅力(和洋女子大学生涯学習講座)
さて、今日は生涯学習講座に参加してきました、今年度の趣味にしようとしているやつですね。
今日はとっても興味のある世界遺産の不思議と魅力というものに参加してきました!
若者よ、日本を飛び出せ
自分が初めて海外に飛び出したのは21歳の時でした。
当時、典型的なアイデンティティクライシスに陥り(受験勉強みたいな明確な目標がなくなって、何をしたらいいかわからなくなった)、気が滅入ってしまっていたんですよね。
そんな時に視野を広げようと思って親に短期留学させてほしいと願いました。
結構すんなりOKしてくれてありがたく思いました。
結果としては大成功でした。本当に今までの価値観をぶち壊されたというか。
なんでこんなことに悩んでいたんだろうみたいなことを思い続ける日々でした。
自分の拙い英語も受け入れてくれる友人やホストファミリー、マルタ語で何を言っているかわからないバス、パスタが服についた時にシミ取りスプレーをくれた優しいお兄さんなどなど
日本にいたら絶対に気付かないものをたくさん知ることができました。
やっぱり年齢の若いうちにたくさんの刺激を受けるのは大事だと思います。
日本にいる安心感も大事だと思いますが、人は刺激で変化すると思います。ぜひ国を飛び出してください!
世界遺産の希少性
空前絶後の世界遺産ブームだと思います。自分が小さい頃には世界遺産って言葉は流行っていなかったし(興味がなかっただけかもしれない)、ここ最近、るるぶでも世界遺産って推しているページが多数ありますね。
今日お話ししてくださった先生によりますと、世界遺産の持つ意味は「普遍的価値」であり、噛み砕くと誰もがナンバーワンだと思うものという定義らしいです。
普遍的価値という言葉は、世界遺産検定を取得した時に勉強したのですが、ここまで噛み砕いていなかった自分に恥ずかしさを覚えました。
いわゆるテストで点を取るタイプの勉強の仕方をしてしまったんだなぁと。
でも、時間が経ってその知識が消化されるうちに意味のあるものになっていくのも一理ありますね。
世界遺産がどんどん増えていく中で、あれもこれも世界遺産になると価値がなくなってしまうのではという疑問を抱きました。
最後の終了コーナーで先生に尋ねたところ「その議論は数年前から上がっていて、価値のランク付けがされるのではないかと踏んでいる」とのことでした。
ユネスコが運営するものでも、ブランディング買って大事なんだなと思いました。
こういう経営学には普遍的価値があるんですね。
すごい世界遺産
世界遺産に登録されるには十個の基準があります。
1から5までが世界文化遺産について、6から10までが世界自然遺産についてです。
世界遺産について見てみると、どの項目で登録されているかがわかります。
スピーカーの片岡先生曰く、5番がオススメらしいです。伝統的集落や土地会場利用の顕著な見本となる。
白川郷とかベネチアがそれにあたるらしく、街全体が世界遺産みたいなものが該当するらしいです。
ちなみに言うと、ベネチアは登録基準の七つにノミネートされているからキングオブ世界遺産らしいです。
なぜ世界遺産なのか?を理解する
例えば富岡製糸場って世界遺産に登録されるまではマイナーな観光地でした。
でも、世界遺産に登録された途端に観光客が押し寄せたんですよね。
それは富岡製糸場に文化的価値をユネスコが見出したというお墨付きを付けたからです。
ちなみに富岡製糸場が持つ普遍的価値は以下のようなものになります。
つまり、世界遺産を知るには確実に歴史を知らなければいけないんです。
当時の人々の生活をトレースし、想像し……そうすると、レンガ造りの建物が富岡製糸場という絹産業の体制を支えた素晴らしい建物だということを理解することができます。
創造力ってやっぱり知識に基づいてると思います。何かを知ること、それが世界を広く見る一つの重要な方法論だと思います。
たくさん培った知識が大人になった時に活かされることもありますので(ちなみに私は日本史受験だったので、日本史についてはまあまあ詳しいです)、今興味がないことにもたくさん、知ろうという気持ちを持ってほしいと思います!
私も高校生までは海外に全く興味がなかったので、こんなに世界地理や歴史に興味を持つとは思わなかったです。
人生って不思議ですね、たくさんの経験で、趣味や興味関心が変わってきます。
これからももっともっと変わっていくんだろうと思うと楽しみで仕方がありません!
ちなみに質問コーナーで教師ですとお話をしたところ、名刺を頂きました。
そして、近くにいた方も社会の先生だったので、お名刺をいただきました。こうやって繋がりって広がっていくんですね。
やっぱり職場と家の往復にならないようにしようと思いますね!たくさん外に視野を広げたいと思います!
おまけ 水道橋を歩く
以前の生涯学習講座で水道橋付近の説明を受けたので、ちょっと街歩きをしてみました。
13時からの講座だったので、水道橋付近でランチを探してみました。家で作れるものはあんまり外食したくないので、ハンバーガーとかラーメンとか狙っちゃうんですよね。
ということでfolk burgersに行ってきました。やっぱハンバーガーは最高ですね。
こちらのお店に行く最中に素敵なコーヒー屋さんがあるのと思って、食後に立ち寄ってきました。
コーヒー買ったら店長さんが「来てくれてありがとね。今日も1日楽しんで!」と言ってくださって、とても嬉しかったです。
トルコに旅行に行った時にツアー参加者の方が「ものは人から買う」と言っていたのが、自分の人生で大きな指標になっています。
マニュアル化されたものってつまらないから、あんまり好きじゃないんですよね。こういう言葉をかけてくれるようなお店にお金を落としていきたいです。
講座が終わった後、散策をしてみたら、なぜか東京大神宮にたどり着きました。基本的にマップを見ない人間なので、適当に歩いちゃうといろんなものにたどり着きます。
やっぱり普段踏み入れない土地に行くのは楽しいですね、それも込みで楽しみたいと思います。
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