(Movie)✨The First Slamdunk
久しぶりに劇場に足を運びました。今1200円で映画を見れるんですね。
割引といえば、学生割引とかやってる場所は好意的に思います。
やっぱり学生のうちにいろいろな刺激を受けると、感受性豊かな大人になりますしね。
海外の美術館は学生ゼロ円なんだよなあ……もはや全員ゼロ円の美人とかあるので、文化にお金をかけることの素晴らしさを感じます。
スラムダンクのあらすじって、なんともまぁ難しいんですがwikiから引用
もう30年くらい前の作品になるんですね……驚きです。
スポコンヤンキー漫画という昭和平成の産物
以前も書きましたが、今の学校ではいい子達で溢れています。
しかし、平成初期から中期くらいまでかな、学校にはヤンキーと呼ばれる人達が溢れていました。
(自分も校舎裏に呼ばれたことがあります、眉毛のない後輩に)
心が病んだり、心が荒んだりするのって暇だからなんですよね、簡単に言うと。だから、地方の方がヤンキーが多いです。暇だから。
それを解消しようとして始まったのが部活です。ヤンキーのありあまるエネルギーを運動で発散しようとしたんですね。
だから、単純に懐かしさを覚えましたね、こういうヤンキー漫画に。小学校の時に狂ったようにスラムダンクを読んだのを覚えています。
父が古本屋でたまに買ってくるんです。それを催促して催促して、子供だった頃はまだ内容を理解でききれなかったので、泣くことはなかったんですけどね。今回の映画では3回泣きました。
スポコン漫画っていいですよね。基本的に何かに頑張ってる人って素敵だと思います。
エネルギーの発散先があるというか。応援したくなるような人達に、是非、今の学生達もなってほしいなって思います。
スポーツの魅力は負けを知ること
甲子園とか見ていると9回まで見れないんです。
だって、絶対負けができちゃうじゃないですか。あんなに頑張ってるのに。
ただ、負けを知るってすごい大事なことだと思うんですよね。
自分自身、書道とか演劇とか点数化できないものに従事してきたせいで
どうしても負けるのが苦手なんです。慣れてないというか。幼少期に経験しておけばよかったなと思います。
スポーツみたいに非常に客観的に点数化できるものってすごく大事だと思うんですよね。理不尽に負けることないじゃないですか。
だからこそ、勝利とか敗北がいっそう染みてくると思うんです。
負けを知れば知るほど、勝つ喜びも知りますしね。
大人になればなるほど挫折って厳しくなります。若いうちにたくさんの挫折を経験するって大事ですね。
推しメン、三井寿
その中でも推しメンはダントツで三井寿です。スリーポイントシューター。
通称ミッチーの境遇を話すと、中学校の頃、ごりごりにバスケが強い選手だったんです。
しかしながら、高校に入部後ケガでバスケから遠のいてしまいました。ヤンキー堕ちです。
そんでもって3年生の時にバスケ部を潰す!と乗り込むもやっぱりバスケがやりたくて、監督の安西先生に土下座。三井大人になれよと安西先生バスケがしたいですは名シーンです。
そんなミッチー、バスケから足が遠のいていたため、とにかく体力がないんです。
スリーポイントシューターだからバンバンポイントを入れるんですが、後半に弱い。その度になんでバスケから遠ざかったと後悔するんです。
それがなんともまぁ高校生っぽいというか……現実から逃げてしまった自分に後悔するというか、高校生の一分一秒って本当にすごく大切なんですよね。
どうあがいても3年しかない貴重な機会を無駄にしてしまった後悔って拭えないと思うんです。
だからこそ、今の学生達には後悔しないようにしてほしいですね。
何かに全力で打ち込んでほしい。大人になればなるほど、社会とかコミュニティーの多さとかで面倒くさくなりますからね。
後悔しているミッチーもカッコイイです。泣きました。それでも根性でスリーポイントを打つ、ミッチーが好きです。好きです。とにかく好き。
ストーリー自体は最終試合の山王戦を主軸にして、リョータの人生を後追いする感じでした。
リョータのストーリーは初だしだったので驚くことも多かったです、想像より重かった。
意見が分かれそうだなと思うのは、試合の途中に回想シーンがバンバン入ることですね。回想シーンが多いのは、最近の映画とかドラマの特徴のような気がします。
いいところだったのに!と試合を中断させられてしまうもどかしさは感じる人が多いんじゃないかなと思います。周りの観客の人もそう言ってた。
そこは好き好きあれども、とってもいい映画でした。自分が運動部をしてなかったからこそ、青春を見せてくれてありがとうという気持ちです。
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