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なにかをお世話するということ

妊娠出産を経て、育児が始まってからもうすぐ3年になろうとしている。
幸いにも息子への愛情は増すばかりだし、なんとなくこの小さい人間との根本的相性はよさそうだなと感じる日々を過ごせている。

さて、私は幼少期から今まででなにか生き物を育てた経験がほぼない。(小学生の頃のメダカしか記憶にない。暑い夏の日に亡くなってた記憶がうっすら…)
ねこアレルギーということが判ってから、犬も長時間いるとアレルギー症状が出てしまうことに気がついたから今後も友人たちの相棒(ペット)たちを愛でることしかなさそう(それも遠巻きで挨拶のみの距離感で)。

そんな私に命を無事生かし続けることが出来るのか?という不安定メンタルに妊娠中はなることもあった気がするけど、何故か私は子どもを産んでからが人生のスタート!と昔から思ってて子どもを産んだらちゃんと人生生きていけそうと感じていた。
実際育児をしている私はようやく人間らしく生活を営めている。
なにも継続出来なかった私にとって息子を産んでからの日々ははじめてのことだらけで、生きていくのってこんなにちゃんと色んなことを考えなくてはいけないのかと驚きの連続なのである。そして止めることは出来ない。息子専属子育て責任者(もうひとりは夫)になったので育児は私にとって責任重大なはじめての仕事だと思う。
ゴールは息子の自立。彼が前に向かって進み、沢山の言葉を操り、思考し、挑戦し、失敗してもまた歩める身心が宿るように。
私はとにかく私の勝手で産み育てているので、どーせなら楽しい人生を過ごしてほしいなと思うし彼の生きる世界を端っこで出来るだけ長く温かく見守らせてほしい。

そして今年は、彼のオムツ卒業をサポートするのが仕事だ。こんなのはじめてだよ。

#はじめての仕事

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