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豚よりも魚からコラーゲンを取ったほうがいいらしい


私たち人間の体は約60兆もの細胞が集まってできているといわれます。
その細胞同士を結びつけるのに欠かせないのがコラーゲンです。

ちなみに、コラーゲンはタンパク質の一種です。
皮膚はもちろん、骨や血管、臓器に至るまで、私たちの体を構成しているタンパク質のうち、コラーゲンは約30%もの割合を占めています。

コラーゲンは細胞同士をつなぐ接着剤のような役割を果たしており、そのおかげで肌ではみずみずしさを、関節ではクッション性を、血管ではしなやかさを保つことができるのです。

そもそもコラーゲンは何から作られているのか?
コラーゲンの原料は大きく分けて動物由来と魚由来があります。
コラーゲンはいずれも皮に多く含まれています。
そして、魚由来の中には皮の他にウロコを素材にしている場合があります。
どちらもⅠ型コラーゲンと呼ばれるもので組成は同じです。

動物性由来のコラーゲンと魚由来のコラーゲンの違い

動物性由来コラーゲンは牛・豚・鶏などの動物の皮から抽出したものを指します。一般に売られている動物性コラーゲンは豚皮のものが多いです。

魚由来のコラーゲンは魚皮由来とウロコ由来のコラーゲンがあります。
どちらもⅠ型コラーゲンで組成は同じですが、精製法の違いがあるため価格に差が出ます。
あきらかに安いフィッシュコラーゲンはウロコ由来の可能性があります。 コラーゲン組成には違いはありません。

動物性由来と魚由来はどっちがいいの?
魚皮から抽出されたフィッシュコラーゲンをおすすめします。

実は、動物性コラーゲンは分解能が良くないという事が研究論文で明らかになっています。
同じ分子量で比較すると分解能が魚コラーゲンの7分の1というデータがあります。
また、コラーゲンはそのまま吸収されることはなく、胃腸で消化酵素により分解されて数個のアミノ酸ペプチドになってはじめて腸管吸収が可能になります。
だから分解能=吸収能となり、7倍分解能がいい魚コラーゲンが豚より7倍吸収能が良い事になります。
肉でも豚肉と魚肉では豚のほうが消化しにくいですね。
コラーゲンも肉もたんぱく質なので消化しにくさはコラーゲンも同じということです。

コラーゲンペプチドはどれだけ摂れば良いの?
最近の研究で、1日5,000mg~10,000mgを毎日摂取すると効果が高いことが分かっています。
ですが、これをどうやって摂取したらいいのか気になりますよね?
鶏手羽やフカヒレなどの食べ物から摂ることもできますが、毎日は大変です。
それに食事由来のコラーゲンは分子が大きいため、消化吸収されにくいという欠点もあります。
多くの方が「コラーゲンを食べたけど効果がなかった」という感想を持ってしまうのはそれが原因だったのです。

せっかく食べても吸収されなければ意味がありません。 そこで、サプリメントの出番です。


食事やサプリメントなどで摂取したコラーゲンは体内吸収されてから約24時間経つとなくなります。
そのため毎日摂り続けないと、体内のコラーゲンはどんどん減少していくことになってしまうのです。
このコラーゲンの減少は、30代から急激に進みます。
コラーゲンが体内から減ってしまうと「シワ・シミ・お肌のたるみ・お肌の乾燥・抜け毛・関節痛・骨粗しょう症・・・etc」といったお悩みの原因になります。
コラーゲンを常に体内にキープするには吸収率の高いコラーゲンペプチドを毎日摂取することが必要になります。


 

 



 



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