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ありのままの自分
中学時代の孤立していた時より、高校の方が友達が増えたのは理由がある。
中学校の頃は仲良くしたい人とは仲良くしてたし、特別酷いことをされているわけでもなかった。だから、中学での人間関係は問題がないはずだった。
しかし、私はだんだん友達に合わせるということを覚えていった。
例えば他人の悪口、友達の共感し難い意見...
それを大抵、私は笑って「そうだね」と頷く。
しかし、自分の中に人間がいて、心の内側から「違う」と反論しているような、そんな感覚が私にはあった。
一時期、友達に合わせすぎて、腹痛がしたり、ついには気持ち悪くなったりすることもあった。
それくらい、友達といるのは体力のいることだと実感していた。
今ではそういうことが全くないのだけれど、当時の私は人間関係のことで非常に無理をしていたような気がする。
いつの間にか私の周りからは人が次々と消えて、孤立した。
今思えば、高校は自分の波長を出しまくっていたら自然と自分と似たような人格をもつ人が寄ってきたし、何事も自然体でいかなければならないと理解した。
また、SNSという便利なツールで友達を作れた。今では、友達と一緒に弁当を食べたり、部活に行ったり、カラオケに行ったりと、青春の香りでいっぱいである。
私には、ひとつの願望がある。
それは、
「おみこはおみこのままでいいんだよ。自分だけにしか見せない一面を見せて欲しい」
と言ってくれるようなイケメンに出会うことである。
少女マンガでしか見れない展開を現実世界で目に焼き付けてみたい。
こんなたわいない事でも夢見させて欲しい。
だって、私は高校生なのだから。
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