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【出没記録001】喫茶結社Part.1『re; reply』を終えて

喫茶結社Part.1『re; reply』。
インドネシアからの帰国に際して企画した1日限定カフェは、5月4日、無事に開店し、無事に閉店した。

喫茶結社とは今年から月に1度のペースで企画する予定の一連のカフェ企画のタイトルで(これについてもちゃんと書きます)、今回の『re; reply』はその第一弾という位置付けだった。

企画に至るまでの詳しい経緯はこちらをご覧いただければ分かるので割愛するけれど、コンセプトとしては、「インドネシアでの一年間、応援してくれた皆様へ感謝を伝える」として、友人やフォロワーの皆様に直接お礼を言える場所づくりを目指した。

そのため、喫茶結社Part.1と題しながらも、こじんまりとした、身内なカフェになるイメージで準備を進めていた。


結果は、16時から22時半までの営業で、合計13名の方々にご来店いただいた。

少ないだろうか?

私的には、全然少なくない。

前述のとおり、当初のイメージとしてはこじんまりとした身内カフェであり、5名来店くらいがいいところ、多くても10名ご来店したら成功だろうと考えていた。

ご来店13名という結果は予想外の大成功だった。

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開店前必死に準備してる様子。写真はお客様から頂いた。


今回のメニューは

・インドネシアのインスタントコーヒーの飲み比べ
・バリ島産カカオ豆を使用したチョコレートの食べ比べ
・インドネシア流チャーハンのナシゴレン

この3種類をメインメニューとしていた。

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この写真も頂いた。このあとの写真も全部頂き物

加えて、席料として500円頂いていた。

カフェで席料というのはあまり一般的ではないが、持ち込み飲食を可能にしたかったために導入した。

通常、飲食店で持ち込み飲食をすることはタブーとされているけれど、メニューのバリエーションを多く用意できないこと、当初の目論見はこじんまりとした身内カフェであったこと、それと、だれか面白い食べ物をもってきてくれたら楽しそうだと思って(安直)、どうしても持ち込み飲食を可能にしたかった。

イメージとしては、スナックで出前を取る感じだ。

席料にはお通し(ナッツのキャラメリゼ)とメニューブックも兼ねたzineの料金も含まれており、お客様はお帰りの際にzineもお持ち帰りいただけるという寸法だった。

このzineは美術展で言うところの図録のような位置付けで、チョコやナシゴレンに関する解説文を載せていた。

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また、店内の壁にはインドネシアで撮影した写真にキャプションをつけて展示し、食事だけでなく視覚的にもインドネシアでの一年間をお楽しみいただけるようにした。

一人でご来店されたお客様が気兼ねなく楽しんでいただける店にしたかった。

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さて、実際の当日の様子について。

まず反省点が二つ。

一つは、提供までにお客様をお待たせし過ぎてしまったことだ。

原因の一つは、ご来店されるお客様の人数を見誤って、準備が後手に回ってしまったこと。
加えて、オペレーションを私一人で回す想定で考えていたこと。お粗末過ぎる。結局、当日は以前一緒にカフェ企画を回した友人に手を貸してもらった。

ご来店いただいたお客様にご迷惑をおかけしてしまったことを、改めてお詫び申し上げます。

申し訳ありません。


そしてもう一つの反省点。

価格設定を低くしすぎたこと。

これに関しては、今回のコンセプトが「感謝を伝える」ということであり、あまりお金を取りたくなかったという気持ちに起因している。

けれど、それ以上にお金を取る自信が無かったのではないのかとも思う。
自信が無いものを提供するべきではないのに。

価格の設定はなかなか難しい。

自分はすべて見ている。だからこそ嘘はつけないし、だからこそ真摯にやり続けなければならない。


はい。反省は一旦ここまでにする。

実はこのnoteも一度下書きしたのだが、そのときは全編反省文になってしまったのですべて書き直した。

くよくよタイムなんて5秒で十分だと誰かが歌っていたことだし、反省文は程々にする。

バタバタしてしまったし、思ったよりもお客様とお話しできなかったし、結構真面目にカフェ営業してしまったけれども、そうは言っても、私がお礼を言いたい人たちに直接お礼を言うことができた。

それだけでも、今回の企画を実行した甲斐があった。

そして、今回反省点が見えたことで、次にやるべきことが明確になった。

まだまだ理想には程遠い。

遠いけれども、応援してくれる方々の顔を見て、むしろやる気が出たというものだ。

ご来店してくださったお客様は、皆様「楽しかった」と言ってくださった。

そして「次も楽しみにしてる」とも言ってくださった。

これほどやる気の出る応援は他には無い。


私一人では店は成立しない。

私と、手伝ってくれるスタッフと応援してくれる方々、そして、ご来店してくださるお客様、全員で店が成立する。

当たり前のことを、改めて実感した一日だった。

改めて申し上げます。
ありがとうございました。


次回、喫茶結社Part.2は5月31日(金)、新宿にて開店予定。

次はもっと面白く。

お楽しみに。

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薄い

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