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【出没記録008】世界文庫の絵本喫茶

この記録は、喫茶結社の出没の記録である。

絵本喫茶概要

2020年1月5日日曜日
雨/曇り

京都の恵文社一乗寺店で開催された『世界文庫の絵本喫茶』に喫茶結社は出没した。

京都のセレクト古書店及び「新しい働き方」の学校である世界文庫/世界文庫アカデミーさん主催のイヴェントである今回の『世界文庫の絵本喫茶』。

絵本の世界の食べ物や飲み物をモチーフにしたメニューや、セレクトされた絵本を購入することができるという趣旨のイヴェント。

喫茶結社主宰のテラニシが、世界文庫アカデミー3期生になる縁でお声がけいただいての出店だった。

喫茶結社以外にも『ぐりとぐら』からホットケーキをたつたはるなさんが、『山のヨーナ』をモチーフにしたカレーをvarmt hem ミミさんが、『からすのパンやさん』からパンをはまぐち商店さんが出店されていた。

喫茶結社メニュー

喫茶結社は『14ひきのあさごはん』より、「もし登場人物のねずみたちがコーヒーや紅茶を飲むなら」というテーマでメニューを作成した。

おとうさんのこだわりコーヒー
グァテマラのヴェルメーリョ・アンティグアという農園さんのコーヒーをエアロプレスで抽出。
ねずみの朝食の描写でどんぐりを調理する場面があったため、ナッツ類と特に合うであろう甘い香りとダークチョコレートのような余韻が特徴のこの豆を選定した。

おばあさんのベリーティー
いちご・ブルーベリー・フランボワーズ のフレーバーティーに、ドライいちごを浮かべて提供していた。
同じく劇中に野いちごを摘む描写があったため、野いちごのような味が日常的に好まれていると想像してメニューに取り入れた。

こどもたちのベリーオレンジジュース
クランベリージュースとオレンジジュースの2層のコントラストが美しいミックスジュース。
劇中には「ジュース」としか記述がなかったが、ベリーを沢山収穫していることと、朝ごはんで飲むジュースということでベリーのジュースとオレンジのジュースを合わせたドリンクを作成した。

メニュー

営業状況

世界文庫さんの知名度、そして恵文社さんにご来店されたお客様に関心を持っていただいたこともあり、営業中は常に賑わっていた。
最終的に食事を出店されていた皆様は完売。喫茶結社も、コーヒー豆を数人分のみ残しそれ以外は完売という大盛況ぶりだった。

そう、ここまで私が撮影した写真が殆ど登場していないのは忙しくて撮れなかったからなのだ。
ありがたい話である…。

この日、1営業あたりのお客様数としては喫茶結社結成以降最多記録を更新した。

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ポジティブ要素:世界観のつくりこみ

メニューの作り込みについてお褒めいただくことが多かった。
味だけではなく、「なぜこのメニューなのか」という理由付けの部分で。
この点に関しては、コーヒーというある意味アレンジが効かないメニューで絵本というテーマを表現するために「狙った」部分だったため、素直に嬉しかった。
デザインも含めいて、世界観をつくることに関しては引き続き鋭く磨いていきたい。

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写真は書家 ほの花さんからお借りした。

ネガティブ要素:オペレーションの不備

オペレーション不備によりお客様にご迷惑をかけてしまう部分があった。
具体的には提供時間の遅さとお客様への提供順の混乱。
どちらも事前に予期できたことであったが、正直、甘く見ていた。
主に抽出方法を見直すことで改善を図りたい。

総括

悔しい部分も残るが、ポジティブ・ネガティブ要素のどちらも次にすべきことが明確になったのはありがたい。
次に活かせるようにしたい。

出没記録008の記述は以上となる。



ご来店いただいたお客様方、世界文庫アカデミーの古賀校長、一緒に出店して手伝っていただくこともあった世界文庫アカデミー生の皆様、そして、場所を貸してくださった恵文社一乗寺店の皆様、本当にありがとうございました。

それでは、また次の場所でお会いできますよう
ごきげんよう

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